TABI天使日記

天使になったカナダのアジリティ犬と、ママ・パパの日常

ゆく年に

2012-12-31 12:50:12 | TABIと暮らす日々
今年も残りわずか。

始めから終わりまで、波乱万丈の年であった。
それでも夫婦・犬ともどもなんとか元気で、いろんな困難を切り抜けてこられたのは僥倖である。禍福は糾える綱の如し。いいこともあれば、不幸も起きる。その繰り返しが、人生である。

来年は、マシな年になりますように。

この大晦日はなにも正月らしい料理をつくらず、かなりローキイなお手軽料理の勢ぞろいとなった。TABIには、牛ハツのとろとろ煮を作ってやった。中がややまだ赤いうちに火を落とし、煮汁に含ませるのがコツ。喜んでぺロリとたいらげてくれた。来年も、健康で過ごして欲しい。


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遠方より

2012-12-23 12:55:43 | その他
ケーキ来る 悦しからずや

朝、特急便が来たので何かと思ったら、前に住んでたところのお隣さんからの贈り物。箱を開けたら、手作りのフルーツケーキ!



これは彼女オリジナルのレシピで、お酒をしみこませたケーキはしっとりして甘さがくどくなく、長持ちする。直径20センチに満たない小さめのケーキだが、材料はなんと卵1ダース、レーズン6カップ、ドライチェリーを1ポンド、シェリー酒丸々1瓶...などなど、とてもリッチなのだ。

これを彼女は毎年クリスマスの時期になるとたくさん焼いて、箱に詰めてカナダ、アメリカ、イギリスなど世界中の親戚や友達に送っている。みな、このケーキを楽しみにしているらしい。引っ越すときに、彼女は「新しい住所を教えてね。ケーキを焼いて送るから」と言った。社交辞令だと思ったが、本当に送ってくれたのでビックリ。

「真面目に約束守るなんて、日本人みたいだね」と、夫。
「うん、カナダ人じゃないよね」と、私。

彼女はジャマイカからの移民である。
まあカナダには長いんだけど、カナダ生まれと違うのかもしれない。カナダ人は、まず約束を守らない。口約束はもちろんだが、ビジネスでも時間厳守することはない。私はそれに慣れていたので、アメリカで暮らし始めたとき、アメリカ人がちゃんと約束を守るし時間厳守なんでビックリした。国境を越えるとなんでこんなに違うのか、と不思議だった。

それはとにかく、早速ケーキを切り分けていだだく。お酒の香りがして、しっとりと甘くてとても美味しかった。時差を確認して電話を入れたら、「もう届いたの?」とビックリしていた。久しぶりに、底抜けに明るい彼女の声を聞いて元気が出てきたみたい。ありがとう。


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子犬のクリスマス

2012-12-22 15:59:12 | 犬話題
めんこい子犬たちの、初クリスマス。

みんな、犬レスキューで世話されている子達。
早く里親が見つかるといいね。


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Everybody hates Air Canada

2012-12-19 07:45:05 | カナダ話題
この映像はそもそも、「全米ワースト航空会社」がテーマ。

アメリカン航空が最低ナンバーワンというのは、うなずける。ヒドイもんね、あそこのサービス。次がユナイテッド。うん、うん。デルタ。だよね、ニアミスは多いし。結論としては、小さい航空会社のほうがサービスがいいってこと。確かに、フロンティアとか使ったことあるけど良かったな。アラスカンも、時間厳守だし助かる。

でも笑ったのは、コメント欄。

全米だけでなく世界の航空会社のワーストをつのれば、エアカナダがトップになるはずというのが大方の意見。みんな、口をきわめてエアカナダの悪口を言っている。私もそう思う。

スーツケースはこわすは、荷物を送り違えるは、超ダブルブッキングは頻繁だは...。おまけに、トラブルがあったときの係員の対応が最低。絶対に謝るということがない。乗務員の態度はがさつだし、サービスなんてもんじゃない。お給料、そんなに低いんだろうか?他に職がないからACで働いてるんだろうか?客から同情をかうくらいひどい勤務態度なのだ。

前に住んでた町の隣人がエアカナダのパイロット一家だったが、ハッキリ言ってすごい意地悪な連中だった。エアカナダの人間って、プライベートでも最低なのだろうか。

それでいて、運賃がとくに安いわけじゃない。
私は今では、可能な限りエアカナダを避けて他のエアラインを使うようにしている。カナダに住んでるとそれはちょっと難しいときもあるが、身の安全と財産を守るためには脱・エアカナダは必須なのである。


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書籍のダウンサイズ

2012-12-17 06:52:47 | その他
今日はリサイクルの収集。

私は読書が好きなので、長いカナダ暮らしでかなりの量の本が溜まってしまった。これまでにも知人にあげたり、貸したっきり返ってこなかったり、ガレージセールで売ったり寄付したりしてずいぶん処分はした。しかし、それでも本棚(幅約1メートル、高さ2メートル)四つにびっしり本が詰まっていた。

夫はあまり本は読まないが、それでもマンガのコレクションとかいろんな雑誌を何十年もとってある。

転勤のたびにこの本類を詰めては出し、詰めては出し、は本当に疲れる。また本自体がかなり傷む。そこで、前回の任地では本棚一つ分を整理することに成功。その本棚も寄付し、今残っているのは三つ。

今度は私の提案で、書斎には本棚を一つだけ置くことにした。そして、本当に必要な書籍だけそこに収め、あとは段階的に処分していくことに。そしていずれは、空になった本棚も寄付してしまう予定。

英語やフランス語の本は中古を扱う本屋にひきとってもらったり、慈善団体に寄付したりできる。が、日本語のは残念ながらリサイクルに出すしかない。日本人会などでも本は余ってて引き取り手がないそうで、受け取ってもらえない。日本へ帰国する人からダンボール一箱分の本をもらうことがあるが、これはハッキリ言っていい迷惑。彼らも、どこにも引き取ってもらえないから「日本語の本はなかなか手に入らないでしょ、よかったらこれ」などと体のいいこと言って置いてゆくのだ。

ということで、昨日は手始めにダンボール二箱分の書籍類を整理。
今朝、リサイクルのトラックが来て他のダンボールとともに引き取られていった。

日本で生まれた書籍類が、海を越えてカナダに渡り、最後はカナダ産のゴミとともにリサイクル場へ。まるで日本人移民の一生とその末期を見るようである。まあ末期と言えば、自分たちの最後をどうするかも考えていかなければならない。書籍類だけでなく、所持品のダウンサイズは今後も真剣に対処していく予定である。


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