TABI天使日記

天使になったカナダのアジリティ犬と、ママ・パパの日常

いつも一緒だよ

2015-01-30 10:00:29 | TABIと暮らす日々
TABIが子犬のころからのお友達わんこが、お星さまに。

綺麗な色白のラブだったそのわんちゃんと飼い主さんは日本に住んでいるので、お友達といっても面識はなく、ネット上だけのおつきあいだった。が、うちのTABIとは同い年(TABIは半年くらい年下かな)で、子犬のやんちゃ時代から知っているから、亡くなったことを知ったときは思わず涙が。

三年前に父を亡くしてから、私は毎日一本のお線香を上げる。
お仏壇はないのだけど、お線香の煙が立ち上る間に父や亡くなったお友達わんこのみんなを思い浮かべる。これからは、この色白ラブちゃんがその仲間入り。



その子の元気な笑顔を画像で見る限り、まだこの世にいるような気がするから不思議。
霊感の強い知り合いによると、犬の魂はしばらく飼い主を見守っているのだそうだ。悲しむ飼い主のことが心配で、そっと寄り添っているという。魂になっても飼い主を思いやる、犬のいじらしさ。飼い主が完全に立ち直ったのを見届けると、安心して消えていくという。

玄関に犬の足音が聞こえたような気がしたり、窓の外に犬の姿が見えたような気がしたりしたときは、「いつも一緒だよ」と犬の魂がメッセージを送っているのだと、その霊感の強い知り合いが言った。

今日も私は、一本のお線香を立てる。




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ダーツ

2015-01-27 15:28:49 | その他
クローゼットを整理していたら、なつかしい一着を見つけた。

十年以上前に東京で買った、イタリア製のブラウス。
とても気に入ってよく着ていたが、このごろはちっとも手を通すことがなかった。

あらためてよく見ると、縫製がとても丁寧なのだ。ミシン縫いだけでなく、肝心なところは細かく手縫いで仕上げている。昨今はブランド物でも簡易な縫製の中国製が多いから、こういう丁寧な仕事を見ることは少ない。裁縫を専門に習った母は、よく「洋服は縫製を見てから買いなさい」と言っていた。

そして、ダーツ!
最近はブラウスでもワンピースでも、ダーツがちゃんと入ったものは少ない。このイタリア製は、脇に一本ずつ、後ろ見ごろに二つ、前のバストからウェストにかけて一本ずつ、と合計六本のダーツが入っている。ダーツは、服を立体的にするために欠かせない。家庭科の授業でブラウスを縫った人なら、ダーツの縫い方を教えられたのを覚えているだろう。

服が立体的なので、ブラウスをはおるとボタンをかけなくても体にフィットする。すごくキレイなシルエットができる。

このブラウスは、やっぱりキープだね。


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ベリーのジャム

2015-01-24 16:24:36 | その他
超簡単なジャムの作り方。


ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリー

大型冷凍庫にいっぱいつまっている、夏の間につんだベリー類を使って、火を使わずにジャムを作る。冷凍することで果実の組織がこわれ、調理したのと同じ状態になるので、煮込む必要がない。簡単だし、火を通さないので果実の香りがそこなわれない。また、ベリー類は調理するとタネがごろごろして口当たりが悪くなるが、冷凍保存したのをそのまま使えばタネも気にならない。

冷凍庫から取り出したベリーは、冷蔵庫にうつして解凍。ベリーを4カップ、てきとうにつぶす。砂糖(今回は、オーガニックのショ糖とココナッツ・シュガーを合わせた)を1カップ半、そして市販のペクチン(フリーザージャム用のもの)一袋を加えて混ぜる。とろみがついたところで、メイソンジャーなどのガラス容器に入れてふたをし、30分置いてできあがり。

すぐ食べられるので、ヨーグルトなどにかけたりするとおいしい。ちょっとゆるめのジャムだから、ベリーのソースとして活用できる。



今すぐ食べない分は、瓶詰めにして冷蔵庫で三週間まで保存できる。または、冷凍庫で長期保存。




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宣戦布告

2015-01-22 16:16:21 | カナダ話題
先週末から、生卵との闘いが続く。

この近所の素行の悪いガキどもが、夜中に生卵を玄関や道路に面したガラス窓、サイディングなどに投げつけてゆく。この掃除がこれまた大変なのだ。どろどろの卵はあちこちに飛び散ってるし、壊れた殻は小さな隙間にも入り込む。

うちだけでなくご近所はたいてい既にやられてるが、今回は我が家が標的になってしまった。一応警察にも連絡したが、予想したとおりなんの助けにもならない。カナダでは、12歳未満の子供がしでかした犯罪は全て見逃される。さらに、ティーンの犯罪も警察はそれほど真剣に扱わない。

一昨年のハロウィーンは、酔っ払った高校生が放火してまわり、三軒が焼けた。いちおう警察は見に来たが、未解決のまま。犯罪はとことん追うアメリカの警察と違って、カナダの警察は全くやる気がないのだ。せっかくつかまえたって、犯人が未成年だと結局お咎めなしで終わるから、おまわりだってモチベーションがないのも仕方ない。

では民間人が自分で犯人をつかまえたらどうかというと、これも相手が子供だと面倒なことになる。その子本人やその子の親から、児童虐待として逆に訴訟を起こされるからである。今回だって警察に連絡したら、「やたらに手を出すとおたくがブタ箱行きになるよ。泣き寝入りしておいたほうが身のためだ」とヘンなおどし文句まで言われてビックリ。カナダの警察は、市民の味方なんかじゃない。

アメリカのおまわりさんは、頼もしかったけどな~。安全だったよ、アメリカに暮らしてたころは。

実に残念なことだが、最終的には悪ガキどもに天罰が下ることを祈るしかない。カミナリが落ちるとか、クーガーに食われるとか(笑)

だけどそう消極的なのもしゃくなので、今後はセキュリティ・システムを強化することに決めた。警察官は「セキュリティ・カメラなんかムダ。証拠にならないよ」って言ったけど、そんなことあるものか。前に住んでいた家にもついてたし、犯人検挙に結びつかないとしても、全く防御のない家よりずっと安心ではないか。

それにしても、この近所は決して品下る住宅街ではなく、新しくて高級な家が立ち並び税金だってべらぼうに高いのだ。そういうところに住んでるのに、強化したセキュリティを設置しなきゃなんないなんて!全く頭にくる。


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十五年…

2015-01-19 16:07:32 | TABIと暮らす日々
獣医病院の記録を整理してたら、TABIが子犬のころのファイルが出てきた。

初めての病院。
全身のチェックと、初めての予防注射の記録。
ちょうど十五年前の、今日である。

まだ小さくて、体重が8ポンド。
かわいかったな~、今でもかわいいけど。
私も若かったしな。

あっというまの年月。


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