TABI天使日記

天使になったカナダのアジリティ犬と、ママ・パパの日常

珍味!猫ウンチ:第二弾

2015-08-31 14:46:11 | TABIと暮らす日々
前回と同様、猫ウンチによる消化不良の模様。

先週の金曜からウンチがゆるくなり、昨日はドロドロ便に鮮血が混じるようになった。夜中にクンクンないて起こされ、庭に出してやると脱兎のごとくパティオの階段を駆け下り塀に直進して下痢便。明け方にもやはり同じように下痢便。すぐに断食させ、脱水すると困るので脂肪分をとりさった鶏のスープを少しずつ飲ませたが、下痢はどんどんひどくなり今日はイチゴジャムのような真赤な血便。メタカムは、ウンチがゆるくなった時点で中止した。

こんな血便を出しながらも、本犬はいたって元気で走り回り、食欲も旺盛。とくに胃腸の負担を軽くするために食事量を減らしてるから、おなかが空いてしょうがないらしく、オヤツの食べかすがついた毛布までなめている(苦笑)

採集した血便を持って、かかりつけ獣医に連れていった。
検便の結果は明日わかるが、今のところは急性の大腸炎のようだ。同じような症状で連れて来られる犬が最近多いそうなので、この地域で流行しているバイキンがいるのかもしれない。

脂肪分の少ない食事(白米のご飯と鶏胸肉を煮たもの)に、繊維質(ウンチを固くする)として小麦フスマか南瓜のつぶしたものを加えて食べさせるように指導された。カッテージチーズやヨーグルトもいいらしい。それと血便が出ているので、抗生物質(metronidazole)も出た。

これは私自身も口腔外科手術をしたときに歯科医からもらったことがある。これを服用中は、アルコール飲料をとってはいけない。ゲロゲロで大変な思いをすることになるらしい。ま、TABIは下戸だから大丈夫。でかい錠剤なので飲んでくれるか心配したが、いつものようにピルポケットに忍ばせてあげたらぺロリ。


「ピルポケット大好き~」

それにしても、猫ウンチ食いはなんとか止めてくれないものか。
こういう血便をダラダラ出されると、私は掃除と洗濯の山で一日が暮れてしまいヘトヘト。
うちの庭に近所の猫が来てウンチするので、私はしょっちゅう猫ウンチを探しては拾って捨てているが、うっかり見過ごしたものをTABIはめざとく見つけてしまう。ちなみにTABIは猫ウンチ専門。アメリカの友人のコーギーは、ウンチなら牛糞でも馬糞でも犬でも猫でもなんでも食べる。犬によって好みがあるらしい。が、一般に犬はウンチを食うのが趣味のようだ。別に何か栄養素が不足してるとかではなく、単に好きで食べているのだ。

こんな記事が。なるほどねえ~。


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ほんのひととき

2015-08-29 14:00:56 | TABIと暮らす日々
雨が止み、空に虹が。



カメラをとりに行っている間に、どんどんうすれてゆく。
完全に消える前に、なんとか撮影。

久しぶりのお湿りに、カラカラだった芝がうれしそう。
雨の合間にセカセカお散歩に出るので、TABIはちょっと不満気味。でも、また晴れたら山までハイキングに連れて行ってあげるよ。


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老犬と二代目

2015-08-27 13:39:06 | TABIと暮らす日々
このところ、かつてのアジリティ友達犬の訃報があいついでいる。

アメリカのアジ友達犬、TED。
体重100ポンドを超える雑種犬で、ジェントル・ジャイアントだった。彼は俊足ではないが、確実な走りでQをたくさんもらっていた。肺炎で入院していたが、もちなおして帰宅したと聞いていたので、突然の悲しいニュースになぐさめの言葉も出ない。

ボーダーコリーのLUCY。
TABIと同じ年で、俊足だった。よその犬と仲良くできない子だったが、なぜかTABIとは気があってよく遊んだ。あまりに仲良いので、飼い主もビックリ。彼女はなんと、すでに数年前に10歳の若さでお星になってしまったそうだ。最近そのことを聞かされて、絶句。

お線香をあげながら、「まだTABIを連れていかないでね」と祈る。

今日のTABIご飯は、牛丼。パパが牛ひき肉を煮て脂をとりのぞいてくれたものと、麦ご飯、花ブロッコリをきざんだもの。



今夜もTABIは食欲旺盛で、私はうれしい。


「牛丼大好き~」

老犬を飼っていると、いろんな人から「今のうちに二代目犬を飼い始めたほうがいいよ」とすすめられる。老犬があの世に行ってしまったときに、二代目がいるとなぐさめになるからだという。まあアジリティとか犬スポーツやっている連中は、初代が競技を引退する前に二代目を飼い始め、トレーニングを始めるのが普通。初代が引退するころには、二代目がすでにオープンのレベルに到達しているわけだ。そして三代目、四代目、と続く。

私達は、それをしなかった。
アジリティはとことんやったし、楽しかった。だけど、アジをやるために犬を飼ったのではない。TABIと楽しみたかったからアジを始めた。だから、この子が引退したと同時に私達もスポーツを引退した。将来いつか、新しい犬とまたアジをやる時が来るかもしれないが、今はTABIとの静かな暮らしを楽しみたい。

それと、老犬がいるうちに若い二代目を飼う、というのが必ずしも好結果を生むとは限らないことは、見聞している。おだやかな暮らしを望む老犬にとって、活発な若犬はウルサイだけ。お互いギクシャクして険悪ムードになっているのを、なんとか仲介する飼い主が大変な苦労をしてたりする。

「老犬が若い犬に礼儀を教えるから、飼い主が訓練する手間がはぶける」というのもよく言われるが、これも全くのデマ。そんなにものごとが簡単だったら、誰も苦労しない。私もいろんな人からこのようにすすめられたが、フンフンと聞くふりをして心の中では全く信用してない。

私達夫婦は犬好きなので、将来もずっと犬と一緒の暮らしになることは確実。だけど、まだTABIちゃんが元気なのに二代目を連れてくるつもりはない。この子との静かな暮らしが、今はとても気に入っている。


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本日のTABI

2015-08-22 15:21:55 | 本日のTABI
今日の夕食は、BBQで鮭と野菜をグリルした。

TABIのご飯は牛レバーと南瓜入り麦ご飯だが、好物の鮭の皮もトッピング。


「鮭の皮大好き~」


鼻にお弁当ついてるよ、TABI

夏は庭でのご飯が楽しいのだが、いかんせんハエとハチ(とくに肉食系のアシナガバチ)がぶんぶん飛び回ってうっとおしい。そこでネットで調べたら、なんとコーヒー豆をすったものに火をつけて煙を出し、テーブルに置いておくのが効果的だとのこと。試してみたら、ホント!虫は飛んできても逃げてしまう。煙が嫌いなのだろう。



それ以来、外でBBQのときはコーヒーの煙でいぶすことにしている。

さて、今日は知り合いのお見舞いに行ってきたので夕食が遅めになった。
長年ガンを患っている人で、先週体調が悪くなり呼吸困難となり入院したのだ。先にお見舞いに行った人からは「あれはもうダメだよ。今週末までもたない」と聞いていたので、顔だけでも見られたら、と思って夫と一緒にお見舞いカードを持って行った。

病室では本人がよく眠っていたので、カードをテーブルに置いて帰ってきた。
だけど、血色はいいし肉付きもいいし、呼吸困難のわりには人工呼吸器もつけず、IVやモニター類も一切なし。ラクに呼吸をしていて寝息も静かでおだやか。これなら回復するんじゃないか?本人の気持ち次第で、この人は長生きしそうなかんじ。

しかし驚いたのは、彼が入院しているのはICU(集中治療室)なのだが、なんというかカジュアルつーか、誰でも受付も通さず入っていけるのだ。

私が子供のころに入院した大学病院のICUは、親とか近い肉親じゃないと面会できなかった。面会するときも記帳して、外からのバイキンを持ち込まないように手荷物とか預け、消毒した外科医が身につけるようなうわっぱりとマスク、アタマをおおうキャップをつけ、靴も脱いで使い捨てのブーツみたいのをはく。もちろん、手も消毒液で洗う。

そこまでしても、患者とはじかに接触できず、離れたところから見るだけ。看護婦さんが「お父さんお母さんが来たわよ」と教えてくれたが、マスクにキャップ姿の両親を見ても私には誰が誰だか初めはよくわかんなかった(笑)

今日行った病院は、面会客はラフなサンダル姿でずかずか入っても平気。
しかも!ペットの犬を連れてきたおばさんもいた。入院患者はその犬をだっこして、「よく来たね~、会いたかったよ」とニコニコ。ほのぼのしてていいムード。私はこっちのほうが好きだが、あれほど院内感染だのなんだの言われているのは別世界のようである。

まーねー、どんなにしゃかりきに消毒したって、バイキンにやられるやつはやられちゃうからね。それに実際、外の世界よか病院内のほうが強力なバイキンやウィルスが蔓延してる。健康な人は、あまり病院に行かないほうがいいってことさ。


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本日のTABI

2015-08-20 15:27:03 | 本日のTABI
久しぶりに昨日、TABIは散髪に行って来た。



スッキリサッパリ刈り込んでもらい、足取りも軽い。
気のせいかどうか、散髪すると見た目だけでなく気分まで若返るようである。このあたりが長毛犬のおもしろいところ。へアカットによって見た目の印象がガラリと変わる。短毛だと、こうはいかない。いつも同じだ。グルーミングにお金がかかるが、やっぱ長毛犬は一粒で二度オイシイ。



これまで夏の散髪は、グルーマーさんがシュナウザー風のウィスカーに整えてくれていたが、今回は丸顔カット。グルーマーさんの愛犬がウェスティなので、それっぽい仕上がりにしてくれた。これもまたカワイイ。ウィスカーがあると食事のときに汚れがつくが、これだとあまりそういう心配がない。

さて、いつも夕方の散歩では橋をわたるときに私は「炎のランナー」のテーマを歌い、TABIとかけっこ競争をする。今日も走る走る!



おまけ。
家庭菜園の収穫。実りすぎて、とるのが間に合わないほど。




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