TABI天使日記

天使になったカナダのアジリティ犬と、ママ・パパの日常

ツイてない一日

2013-10-30 14:26:06 | その他
こんな日もあるってこと。

今日は、歯科医院に完成したマウスピースを取りに行った。
歯科医のすすめで就寝時マウスピースをつけるようになって十年になるが、使ううちにヒビが入ったりするので数年ごとに新しいのを作ってもらっている。だいたい、転勤するたびに新しいのを一つ作る計算になる。

できあがったのを見せてもらったら、上の歯につけるマウスピースだった。こんなんだったら、薬局で売っている安いので十分。下の歯につけるやつだからわざわざ歯科医で歯型をとり、600ドル以上もするマウスピースをこれまで作ってもらってきたのだ。

歯科助手は「下の歯用だってカルテに書いてない」と言い訳。
カルテに書いてないって、私はわざわざ前のマウスピースを持ってきて見せたんだからわかるはずだ。

「みんな上の歯につけて満足してるわ。あなたもこれ使ってみて」と全く反省の様子がない。この若いブロンドはいつもいいかげんで、今回も歯型をとったのがこの女だが、あとで電話してきて「歯型とるのに失敗しちゃった。また明日来てよ」と言った。これまで何軒もの歯科医で歯型をとったが、失敗したやつなんて一人もいなかった。

私はあくまで下の歯用が必要だと主張し(大体、そうじゃないと入っている民間保険がカバーしない)たが、ブロンドは困り若い歯科医(いつもの私の担当はいなかった)を助っ人に呼んできた。この男も、「上の歯用でOKだと思うんだけどな~。ちょっとつけてみたら?気に入るかもよ」だって。この大バカものが!セーターやネックレスじゃあるまいし、つけたら気に入るって種類のもんじゃないだろう!

「いいえ!これまでアメリカやカナダで数箇所の歯科医院でマウスピースを作ってきたけど、いつも下の歯用。今回も同様に下の歯用を作ってもらいます!!」とキッパリ私は言い切った。歯科医、渋々承諾。

なんだってこうもトンチキぞろいなのか?
私のアメリカ時代のおちゃらけ歯科医でさえ、上下を間違わずに作ってくれた。今後この歯科医院で治療をする際には、上下左右を間違えられないように十分に注意しなければ。

まあそれはいいとして。
今夜は今夜で、ワールドシリーズでレッドソックスが優勝。
く~や~し~い!!
負けた事実よりも、セントルイスが力を出せなかったのが残念。
Matt Hollidayにとっては、07年のロッキーズ在籍当時に続いて二度目のシリーズ、そして二度目の敗北。いい打者なんだけどな。あのときも、相手はレッドソックスだったんだよね。私はあの時からレッドソックスが大嫌いだ。お前らなんか見たくない!ボストンに引っ込んでろ!


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サーモンオイル

2013-10-28 09:12:00 | TABIと暮らす日々
昨年、EPAとDHAについて日記に掲載した。

オメガ3の含まれた魚油のことである。
実はその後、アジリティのチャンピオンシップでアメリカへ出かけた先でアラスカサーモンのオイルを見つけ、それからずっと使っている。



魚油にありがちな臭みが全くなく、香ばしく焼いた鮭を思いだすような香り。色も、きれいなオレンジ色で、赤い鮭の身と同じ。



犬ご飯に混ぜてもイヤなにおいがしないので、TABIはぱくぱく食べてくれる。カナダでも手に入るが高いので、私はアメリカへ行ったときに買ってくる。いろんな大きさのビンがあるが、これは2カップほどの量で約25ドル。

オイルの量を測るのも簡単で、犬の体重によりパンプを押す回数を加減するだけ。TABIくらいの犬だと、一日につき二回パンプを押す。保存は、冷蔵庫。消費期限が短いので、犬の大きさに合わせてすぐ使いきる量だけ買うのがいいと思う。


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Pecking Order

2013-10-26 16:34:23 | ふしぎの国、ニッポン
茶道の実演を夫婦で見に行ったときのこと。

外国人にもわかりやすいようにということか、立礼でのお点前。
それはそれで興味深かったのだが、夫が一番おもしろいと思ったのは日本式年功序列の実際を垣間見るチャンスがあったことだ。

実演の前に若いお弟子さんたちがいろいろ準備していた。
きれいな紅葉の葉をあちこちに散らしたり、花を活けたり、なかなか忙しそうだった。時間がきてやっと実演が始まりそうになったころ、大先生とおぼしき和服姿の女性があらわれた。そして彼女は、お弟子さんたちがこしらえた飾りを一瞥するや、せっかく散らした紅葉の葉を一枚残らず拾って袋におさめたのである!

もちろん、活けた花も全て彼女の手によりアレンジが加えられた。
「センセイにとっては気に入らない、ってことかね?」と、夫が私の耳元で囁く。ま、おおざっぱに言えばそういうことなんだけど、これは一言では説明できない。

その後も、大先生はお弟子さん達にいろいろ細かく注意を与えていた。誰もセンセイにたてつく者はいない。彼女は指導者としての立場に、最年配であることが加わり、序列の頂点に君臨するのである。もちろん、責任も重い。こういう光景は日本人にはごく普通にうつるが、カナダ人の夫にはかなり新鮮というかビックリだったようだ。実演の主催者側は、お点前の実演を通して日本の伝統を伝えたかったのだろうが、こちらからすると準備中のヒューマン・ウォッチングが最もおもしろく、また日本社会の縮図を明らかに映し出していた。

ま、私が若い頃日本でお茶を習った先生は、ここまで厳しくなかったけどね。


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食費と手作り

2013-10-24 14:44:20 | TABIと暮らす日々
最近はスーパーでもオーガニックの鶏肉が買えるようになった。

セール価格で、丸ごと一羽11ドル35セント。
ブロイラーに比べると小柄な鶏だが、味が全く違うらしい。らしい、というのは私は肉を食べないから。肉食する人に食べてもらうと、「鶏がこんなに美味しかったなんて!」と驚かれる。

さて、これを使ってTABIのご飯を作る。
圧力鍋に丸ごとの鶏と、庭からとってきた野菜やハーブ類を入れ、水を入れて煮る。



できあがったら、肉を骨からのぞく。柔らかくて包丁はいらない。野菜も煮崩れて柔らかいので、野菜嫌いのTABIのためにつぶしてスープに混ぜる。残った骨は、鍋にもどして水を入れて再び煮て、後日のためにスープストックを作る。

この鶏煮から、昨夜はTABIの夕ご飯(鶏肉野菜とご飯、卵)一食、TABIのお昼用ご飯(鶏肉、野菜、スープ)が容器に十個分、さらにスープストックが製氷皿に四つ分できた。


これは冷凍庫で保存

今日のお昼にこのお昼ご飯を食べさせてみたが、思ったより量が多かったので、一個を二回分に分けてもいいかもしれない。

食費を計算すると、買ったのは鶏だけであとはタダだし、光熱費はいれないがおおざっぱに考えると一食が1ドル以下になる。それも、全部がオーガニック。ペットショップで自然食系の犬ご飯を買うより、はるかに安上がりだ。

「手作りは食費がかさむから」とよく言われるが、まあジャイアント犬はともかくうちの犬くらいだと、そんなにかからない。材料を吟味しなければ、もっと安く上がる。ひとによっては、手間が大変でハードルが高いかもしれない。

犬は大喜びで食べてくれるので、手をかけて作ったかいがあると思う。


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本日のTABI

2013-10-21 07:25:02 | TABIと暮らす日々
森は、すっかり秋。



でっかい紅葉の葉っぱの絨毯を走るのは、気持ちいいね。


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