TABI天使日記

天使になったカナダのアジリティ犬と、ママ・パパの日常

犬嫌いとの闘い

2010-09-30 12:20:52 | インポート
今日もどんより雨模様。

芝生にとっては恵みの雨だが、こう毎日だとね。もう一ヶ月以上青空をほとんど
見ていない。そんななか、いつもの公園へ。

かわいらしい赤いハーネスをつけた小柄なハスキーのメスが、木の陰で
ニコニコと私達が近づくのを待っている。TABIはすっとんでいって、
早速追いかけっこ。でも彼女はとても遅いので、TABIはやきもきして
キャンキャンと文句を言ってる。

「これでもまだ四歳なのよ、あまり遅いから年寄りだと思ったでしょう?」
と、ハスキーの飼い主。図星である、私はこの犬は十歳くらいかと思った。

ひとしきり遊んだあとで、ハスキーとその飼い主親子、私達夫婦とTABI
とで公園を散歩。娘のほうが「あ、せっかくお友達になったから教えておく
けど、この公園で犬の毒殺未遂があったのよ、気をつけてね」と言う。

この郊外の住宅地にある公園は、このあたりに珍しく公式に犬OKの公園で、
しかもオフリードも許されている。だから、いつ来てもたくさんの犬連れが
いる。フェンスの向こうは民家が並んでおり、民家のバックヤードが公園に
面している。この民家の住人の中には、犬が嫌いで公園に犬連れで来る人々
に文句を言う人がいるのだそうだ。

「もともとこの公園は犬公園なんだから、そんなに犬が嫌ならここに家を
買わなきゃ良かったのにね」と私が言うと、娘のほうは「本当よね、全く
本末転倒だわ」

なんでもその住人は、自分の庭に面した部分を犬に歩いて欲しくないとかで、
ナメクジ駆除剤をしみ込ませたパンを公園側の芝生にばらまいた。それを
散歩に来た犬が食べ、中毒をおこして獣医へかけこむ騒ぎになったという。
幸い、犬はすぐ吐いたので大事に至らず、神経毒の後遺症が残っただけだが、
恐ろしいことである。

うちのTABIは滅多に道路に落ちている食べ物を拾い食いすることはないが、
ラブとかゴールデンとかだったらお陀仏である。悔しいのは、例え犬の死亡
事故が出たとしても、被害者が動物なのでこの住人はとくにお咎めを受ける
ことはないのだ。

犬好きにとっては悲しいことだが、犬嫌いはどこにでもいる。
被害にあわないように注意する、ということしかできないのが、悔しい現実。


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I'm Baaack!!

2010-09-29 13:24:47 | インポート
嬉しい!夜明けが見えてきたぞ。


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ホワイトアスパラ

2010-09-28 13:40:28 | インポート
ヒットラーの大好物だったそうな。

実は私も子供の頃、缶詰のホワイトアスパラが大好きだった。
あの、くた?とした感触!アスパラって白いものだと思っていた。
その後、新鮮な緑色のアスパラに出会って、本来は緑なんだと初めて知った。

緑のアスパラは、カナダでは初夏になると地元の農家が売り出す。
竹の子と同じで、とれたては生で食べられる。えぐみが全くないのだ。
ま、八百屋で売っているのはさすがに調理しないとダメだが。

だけど白の生アスパラは、こっちで売っているのを見たのは今回が初めて。
ちょっとグルメなスーパーに新鮮ハーブを探しに行ったら、ホワイトアスパラ
が山になって売っていた。もちろん、輸入ものであるが、なんと緑のよりも
安いのだ。これは驚きである。普通は逆だろうが。

早速買ってきたが、調理法がわからないのでネットで検索。
やっぱり調べて良かった。緑のやつとは料理法が全く違うのである。
ドイツで非常に人気のホワイトアスパラだが、白いから柔らかいのかと思った
ら逆で、皮を丁寧にむかないと茹でても食べられないという。しかも、ドイツ
では二十分くらいクタクタになるまで茹でるという。その上からバターたっぷり
のソースをかける。アスパラはカロリーセロだが、ソースが無茶苦茶カロリー
が高い。日本人成人女子の一日の必要カロリーの半分以上もある。ドイツ人は、
これを前菜にハムとオーブン焼きポテトを食らうのである。どうりで彼らは
老若男女みなデカイわけだ。

ドイツ風でなくシャキシャキ感を残す調理法も見つけたので、そっちを試す。
先端だけ残し皮を丁寧にむき(すっごく筋っぽく、これじゃむかなきゃ食え
ないなと思う)、レモン汁と塩を入れた熱湯で十分茹でる。茹で汁は美味しい
スープになるので、冷蔵庫で保存。一応マスタードソースを作ったが、
一つ試しに茹で上がったアスパラを食べたらこれが美味!夫も「このまま
いけるね」と言うので、ワインを飲みながら前菜として茹であがりをあっと
いうまにたいらげてしまった。

夫と私の、生ホワイトアスパラ初体験。
また見つけたら買って来よう。


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The Big Ban Theory

2010-09-24 12:02:13 | インポート
シーズン4が今日から。

夫が出張先へ向かう飛行機の中で初めて見て、「すっげえおもしろい」と
さかんにすすめるので見始めたら、本当におっかしい!いわゆる日本では
オタクに属する、さえない科学者四人組(うち三人が博士号取得者)の男
と、同じアパートに住む金髪娘のコメディである。

カッコいい男とカッコいい女の恋愛話は見飽きたところで、こういうギャグ
は新鮮でおもしろい。なんといっても変人Sheldonのユーモア、(これは
意味が読める人とそうでない人に分かれるけども)痛快このうえない。
アメリカ文化を知らないと、なんでおかしいのかわからないかも。例えば
登場人物が着ているTシャツの柄とか、細かいところですっごい笑える要素
がいっぱい出てくる。

こんなドラマが成功するとは、誰が予想できたろうか。
それにしても、オタクというのは日本だけでなく地球上どこにでも存在する
種族なのだなあと、しみじみ思う。やってることが同じなのがおもしろい。


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The Tudors

2010-09-23 13:59:25 | インポート
ファイナルシーズンが今日から。

若くてヤリ放題だったキングも晩年となり、ヒゲにタモリみたいなオールバック。
ま、史実ではもっとトシでメタボだったようだが。自分の娘より若いカミさん
をもらって、第二の青春。

弁護士ドラマ・医者ドラマ・警察ドラマばっかり!の昨今、The Tudorsの
ような歴史ものは新鮮で見がいがある。私はもともと歴史ものが好きで、
日本ではNHKの大河ドラマとか見てたから、アメリカやカナダでどうして
こういうドラマがもっと作られないのか不思議に思っていた。このテのドラマ
が視聴率を上げにくいのは何故なのか?インテリジェンスのない国民が多い
ってことか?The Tudorsのヒットは、このテのものとして異例と言っていい。

歴史ものは、ロケやセット、衣装にものすごくお金がかかるからやりたくない
のはわかる。でも今の時代、お城とか風景なんかCGでごまかせるじゃないか。

ヒットの要因はもちろん、史実とかけはなれた若くハンサムなキングを主役
にもってきて、若い女優の裸をお茶の間に提供(笑)することで視聴者の
支持を得たことだろう。歴史ものは史実にあまりに忠実だとおもしろくない。
ホンを書く人のイメージの中で作り上げたキングのほうが、魅力的でカッコいい。
ロンドンの蝋人形館でヘンリー八世と六人の女房を見たことがあるが、あの
王様じゃあちょっと現代ドラマはつらいかもしれない。

楽しみに見てきたこのドラマだが、今度がファイナルシーズン。王様が死んだ
ところで幕である。実際にはチューダー王朝は、ヘンリーのあとエドワード、
メアリーと続き、エリザベスで打ち止めになるのだから、そこまでやって
欲しかった。でも映画があったからな、エリザベスは。


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