TABI天使日記

天使になったカナダのアジリティ犬と、ママ・パパの日常

犬は、かすがい

2024-02-07 18:07:13 | TABIのいない日々

書斎の引き出しを整理していて、古いミニ・アルバムを見つけた。

 

アメリカ転勤時代の私達夫婦や、アジリティ競技会で走るTABIの写真がいっぱい。みんな、若かったな。あの頃は、楽しかったな。

 

つい、涙がポロポロ出てきてしまった。夫もそれを見て、涙。二人で抱き合って涙、涙。あの子を失って早や7年がたとうとしているのに、今も悲しみが止まらない。

 

そして思った。

あの子の思い出を語り合い、この悲しみを分かちあえるのは、世の中広しといえどもこの人しかいないのだ、と。いろいろ夫には不満があるが(苦笑)、二人で一緒に生きていくしかない。

 

TABIが子犬のころ、私達が派手な喧嘩をしていると、あの子は困ったような顔をして小さくちじこまっていたものだ。その様子がいじらしくて、私達は喧嘩を止めてしまう。すると、あの子は喜んで私達の顔をぺろぺろなめるのだった。

 

お星さまとなった今でもなお、あの子は私達のかすがいになってくれている。


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さいごの豆

2024-01-29 11:25:22 | その他

今年も、日本の何十年来の友人から小包が届いた。

 

節分の豆まきセットである。

こちらで節分豆なんて手に入らないから(大都市はともかく)、こうした日本独特の行事に必要なものは貴重品。彼女は、なつかしい日本の味をいろいろ取り揃えて箱詰めにし、毎年今頃の季節にこちらに送ってくれたのである。もうかれこれ、何十年になろうか。

 

TABIが元気だったころは、豆まきセットについてきた鬼のお面をかぶったTABIパパを、TABIと一緒におっかけては豆をまいた。豆まきが終われば、「あーこれで今年もいい年になるね」と、家族で炒り豆をポリポリ。楽しい年中行事だった。

 

しかし今年の豆セットに添えられた彼女からの手紙には、「来年からは送ることができなくなりました」とあった。

 

日本郵便の話では、今度からカナダあて小包は全てパソコンかスマホで必要事項を入力しないとダメで、手書きの宛名は受付ないのだという。

 

彼女は自身いわく「超アナログ」。パソコンも携帯も持たない。従って、もう送ることができないのだ。

 

時代の流れと言うべきか。Good things never last long とよく言うが、個人ではどうすることもできない。テクノロジーの波に乗らなければ、庶民の小さな楽しみも奪われてしまう世の中なのである。

 

最後とあってか、今年はいろんな豆菓子をたーくさん送ってくれた。私たち夫婦は、もう二度と来年からは味わえない豆を大切に、少しづついただくことにしよう。

 


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サンタのおくりもの

2024-01-07 11:30:31 | カナダ話題

かなり遅れて、サンタから届けられたもの

新しいランドリーボールである。洗濯物を乾燥機にかけるときに一緒に入れると、布がからむのを防いでくれるし、シワを伸ばしてくれる。乾燥時間も短縮できる。Bounceみたいな香料や化学物質がしこたま入った製品と違い、羊毛をフェルト状に固めたボールなので肌にやさしい。ダウンのベストやジャケットを乾かすときには、このボールがバウンスしてくれるので羽毛がふっくら仕上がる。

これまで使っていたやつは、もう小さくなってボロボロしてきた。かれこれ6年くらい使ってきた。本来は2年ごとに新しいのを使うべきなのだそうだ。完全に寿命である。

今度の新しいボールは、それぞれに子羊のLambyがプリントされていて、かわいい。そして大きいのが4つもあるので、乾燥時間がすごく短くなった。うちは天然ガスの乾燥機なのだが、前は木綿のタオル40枚を乾かすのに一時間ちかくかかった。今では、40分もかからない。

サンタさん、ありがと。

 


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今年の抱負

2024-01-01 11:30:31 | TABIのいない日々
Prepare for ascension

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1999 Chardonnay

2023-11-26 12:22:55 | TABIのいない日々
この春に訪れたワイナリーから届いたワインを、夕食とともにいただいた。



1999年に作られたシャルドネ。
そう、TABIが生まれた年である。今日は、あの子が生きていたら24歳の誕生日。そこで、そのお祝いにこのワインを開けることにした。

赤ワインは何年もかけて熟成することは知られているが、白ワインは普通はできあがったらサッサと飲むもの。二十年以上も貯蔵しておいて、飲めるものなのか?

スクリュートップが主流の昨今だが、昔のワインなので天然のコルク栓だ。TABIパパが開けようとしたらコルクがボロボロ崩れて出てこない!そういうことを予想していたのか、ワイナリーではステンレスのコルク取り出し器具をおまけにつけて送ってくれた。これが意外と使える。



さて肝心のワインだが、色はシャルドネというより春浅い時期のメープルシロップのような色。そして、かすかにオーク樽の香りがする。私の好みのシャルドネではないが、24年もの間、私達に飲まれるのを待っていてくれたワイン。じっくりと堪能する。

夕食のメニューは、TABIが大好きだった紅鮭のグリル。メープルシュガーのマリネが照りを出してとても香りが良い。もちろん、あの子用に生前使っていたお皿にとりわけてあげた。



あの子なら、5秒でペロリだね、と夫婦で笑う。
おめでとう、TABI!

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