CHAMP

また新しい犬のお友達。

湖でTABIを泳がせていたら、黄ラブがおっきな枝をくわえて走ってきた。
二頭はさっそく陸上と水中で追いかけっこ。
飼い主の中年女性は、インド人とアメリカ人の混血だそうだ。気さくでいい人。

「いつも自転車で、この裏のトレイルを通ってここに来るのよ。ハイウェイから
だと、検問を抜けなきゃならないでしょ」
なんだ、警備が厳しいくせに、裏道からなら誰でもここに来られるのか。
笑っちゃうよ、マヌケなセキュリティ。

黄ラブのCHAMPは、こんがりトーストみたいなコートで、贅肉がなく筋肉質。
ものすごい元気なのだが年を聞いたら８歳だって！
若く見えるねえ、と言うとBarbは「運動してるからよ。毎日走って泳いで」
あと２年で長寿村の村民だ。足腰がしっかりしてるし、長生きするだろう。

暗くなってきたので、またね、と言ってお別れ。
また遊ぼうね、CHAMP。

TABIのにっき

さむい　かぜが　ふく
ひろい　のはら

おーい　だれか
おーい　ぼくは　ここだよ
つきに　むかって　とおぼえ

よんでも　よんでも
へんじが　ない

とぼとぼと　あるきだす

おーい　おーい

じぶんの　こえで
めが　さめると
ぼくは　パパや　ママと
あったかい　べっどの　うえ

ああ　よかった
ぼくは　ひとりじゃない

ときどき　こんな
かなしい　ゆめを　みるんだ