TABI天使日記

天使になったカナダのアジリティ犬と、ママ・パパの日常

Orange is the new white

2017-09-19 13:09:24 | TABIのいない日々
TABIの五回目の月命日。

ちょうど一年前は、私達と一緒に元気に野球の試合を見に行ったTABI。今はお空で、応援してくれてるのかもしれない。

今回お供えするオヤツは、フランス系カナダ人の大好物、チーズカード。もちろんTABIパパも大好きで、よくTABIと仲良く分けっこして食べていたものだ。フランス系が多いケベックではどこでも手に入り、質も良いのだが、カナダでもケベックを出るとなかなか売ってないし美味しいものを見つけるのは至難のわざ。


たくさん食べてね

今回のチーズカードは、珍しくTABIパパから「これなら合格!」とOKが出たもの。TABIは昨年夏に膵臓炎を患ってからこういう脂肪分の多いものは食べられなかったが、お星さまになった今なら大丈夫だよね。

夕食には、ちかごろ話題のオレンジワインをあけた。



オレンジで作ったワインじゃなくて、葡萄のワインなんだけど、色がオレンジ色なのでこう呼ばれる。実際には、これはピノグリ、つまり白ワインである。発酵させるときに葡萄の皮を残したまま置いておくと、皮の色素がうつって仕上がりがオレンジ色になる。味は、普通のピノグリとかわらない。でも流行りものだから、値段をふっかけてくる。ワイン業界って、これだからよ。

ま、一度飲めばあとはいいや。今後はまた普通の安いピノグリに戻ろう。


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Cold Brew Coffee

2017-09-10 13:13:37 | その他
ちかごろ巷で流行るもの。

水だしコーヒーが、街のお気どりコーヒーショップで人気。
お店で飲むとけっこうなお値段だが、家でも作れる。
まず、コーヒー豆を粗びきする。



ひいた粉(カップ半分くらい)を1リットルの容器に入れ、水を注ぐ。フタをして、常温で16時間から24時間置く。



水だししたコーヒーを、濾して別の容器に移す。私は紙のコーヒーフィルターを使ったが、目の細かいザルにさらしの布をひいて濾してもいいと思う。濾したコーヒーは、使うまで冷蔵庫で保存する。



冷蔵庫で冷やしている間に、ケーキを焼いた。
手作りマヨネーズの残りを利用して焼く、マヨネーズケーキ。「え~!マヨネーズ?!」と驚くかもしれないが、よく考えるとマヨネーズには卵や油などケーキに必要なものがすでに入っている。粉や砂糖を足して焼けば、ケーキになるのだ。ネットで調べると、いろんなレシピが出てくる。今回は、ココナッツシュガーを使った。黒砂糖の蒸しパンのような、しっとりしたケーキ。



氷を入れたグラスにコーヒーを注ぎ、好みでメープルシロップやミルクで味付け。お天気が良いので、庭にセットしたテーブルでいただく。



アイスコーヒーとどう違うのか?
う~ん、そんなに違いはないんだけど、苦さがなくてまろやか。こんな手間暇かけて毎日飲みたいか、っていうと、そこまではね。でも、たまにはこんな風にていねいな時間を過ごすのも、魂の洗濯。



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こすっからい人々

2017-09-09 15:31:03 | カナダ話題
TABIパパが以前から欲しがっていた充電式の芝刈り機を購入。

強力なパワーなのに音が静かで、使い勝手も良く、彼は大満足。
これまで使っていた電動の芝刈り機は、安価で譲ることにした。ネットに広告を出したところ、すぐに欲しいという人数名から連絡が。一番乗りの女性は「今週のなかばにそちら方面へ行く予定があるから」というので、私達もそのように予定を組んで車庫の取り出しやすいところに芝刈り機を移して待っていた。

ところが、約束の日時になっても彼女はあらわれない。

彼女の他にも、欲しいという人々から続々とメールが来たので、二番乗りの人に連絡しようかと話していたところやっと彼女のほうから電話がかかってきた。「いろいろ忙しくてそっちまで行けないのよ。届けてくれない?」

冗談じゃない。運送屋じゃないんだから、大型の芝刈り機を車に積んで、一時間以上もかけてお届けなんてやるものか。ダメだと断ると、彼女は「じゃあ、明日そっちに行くわ。何時に着くかわからないから、お宅の玄関先の路上に芝刈り機を置いておいてくれない?お金は、玄関のドアにはさんでいくから」

スピーカーフォンで聞いていた私たち二人は、思わず顔を見合わせて吹き出しそうになった。

まず第一に、中古とはいえまだ新しいものとかわらずしっかりしている何百ドルもする芝刈り機をポンと路上に出しておいたら、誰かがすぐに盗んでいってしまう。

第二に、奇跡的に誰も盗まなかったとして、彼女が芝刈り機を車に積んだ後に正直に代金を置いていく可能性は非常に低い。

第三に、奇跡が二つ起きたとして芝刈り機を誰も盗まず、この女性もバカ正直に代金をドアにはさんでいったとしても、現金がドアにはさまっているのを見た人がちゃっかりくすねていく可能性は非常に高い。

どちらにしても、私達の手元に代金が入ってくる可能性は、まずないと言って良い。おそらくこの女性は、なんとかして芝刈り機をタダで手に入れたかったのだろう。もちろん断った。彼女は立腹して、いろいろ文句を並べていたが、最後は電話を切った。こういうこすっからい人々がいるから、要注意である。

その後すぐに、二番乗りの人に連絡。
この男性は、届けろだのなんだの面倒なことは言わず、ちゃんと約束した時間に大きなトラックに乗って来た。芝刈り機を見せたら状態が良いのでとても喜び、トラックの荷台に乗せて、代金を支払って去って行った。


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