TABI天使日記

天使になったカナダのアジリティ犬と、ママ・パパの日常

サッパリしたね

2012-01-29 15:32:10 | TABIと暮らす日々
昨日は、早朝から夫婦でいろいろな手続きに走り回って疲れた。

TABIにとっては、新しいお友達と遊んで過ごした一日となった。
デイケアに預かってもらったのである。

換毛期でもないのに、TABIの毛がすごい勢いで抜け変わって、床にいっぱい毛玉が転がっている。犬は、ストレスがたまるとどっさり毛が抜ける。ドッグショーやアジリティ競技会などで、よくストレスで抜けた犬の毛の山を見ることがある。

TABIも、このところの旅の疲れとストレスがたまっているのだろう。でも私達も疲れているので、グルーミングを徹底したり犬毛の掃除をする余裕がない。「散髪に連れていくしかないな」と、パパ。いつもなら「まだ冬なのに、とんでもない!」と反対する私だが、今回は合意した。

ネットで調べて、ちょっと遠いがクレート・ドライをせず、犬用デイケア(保育園)でグルーミングの前後に預かってくれるところを見つけた。電話してみたら感じが良かったので、朝ご飯のあとに連れて行った。

若いグルーマーさん達が何人かで経営していて、ベビーゲートでしきったデイケアのスペースにはワンコがたくさん。散髪が終わっておリボンをつけた小型犬も、元気に走り回っていた。待合室には犬の仕上がりを待つ飼い主さんが何人かいて、話を聞いてみるとこのサロンの評判がいい。「クレートに入れっぱなしじゃないから、犬もストレスがたまらないのよ」と言っていた。

土曜日で混んでいたので、「夕方まで預かりますよ」と言われ、その間に夫婦でいろいろな用事を済ませることができた。そして迎えにいってみると…


スッキリ、サッパリ!

一回り小さくなって、子犬に戻ったみたい。グルーマーさん達も、その場にいたお客さんも、「かわいいわね~」「えっ、12歳?子犬じゃないの?!」と大騒ぎで送り出してくれた。TABIも、よその犬やグルーマーさん達の犬とデイケアで遊んで楽しかったようだ。


かわいいおリボンもつけてくれたり…

このリボンは、TABIが黒白で「タキシード着てるみたいだから」とグルーマーさんが蝶タイがわりにつけてくれた。画像だと見えないが、小さなダイヤみたいなキラキラがついている。

散髪のおかげで、今朝は床に全く毛が落ちていなかった。TABIも、一日デイケアでよく遊んで疲れたらしく、ぐっすり眠っている。


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シティドッグTABI

2012-01-26 13:07:17 | TABIと暮らす日々
都心の生活に、TABIもやや慣れてきたようだ。

初めのうちは芝生のあるところじゃなくてはウンチしないので、いろいろ探しまくって緑の場所まで遠出した。しかし、このごろではアスファルトの上でも平気でするようになった。

といっても、街中で街路樹などにオシッコすると怒られたりして大変なので、結局は緑のある公園までひっぱっていくしかない。ここは雑誌などには「犬にフレンドリーな街」とか書かれているが、実際には住人は決して犬にやさしくない。ジャーナリストの書くことなんて、ほんっとにいいかげんなものだ。

ところで、アメリカの友人がくれたオヤツをTABIはことのほか気に入っている。


これはチキン味

生食をフリーズドライにしたものだそうだ。オヤツとしても、食餌のかわりとしてもあげられるらしい。乾燥してカラカラなので、食べたあとは水をよく飲むが、美味しいらしく喜んで食べる。

ホテルのキッチンでのお料理も、慣れてきた。
今日の夕食は、ツナ入りパスタサラダ。ほうれん草入り生パスタとインゲンをゆで、ドライトマト、グリーンオニオンとドレッシングをからめたもの。ツナは、生臭さが出ないように食べる直前にパスタと混ぜる。これに、つけあわせのハーブのサラダをつける。



白ワインと一緒にいただく。ご馳走さま。


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晴れ間

2012-01-22 13:17:59 | TABIと暮らす日々
数日ぶりに見る晴れ間。

過酷な(笑)ドライブが続いたあとなので、今日はみんなで朝ゆっくり起きる。
TABIを連れて、ホテルの庭園をお散歩。もともと正面玄関だったところには、大きな木が二本ある。横から見ると、なんだかイングリッシュ・セッターがお座りしているように見える。TABIパパは、映画Dark Crystalに出てくる生き物 Mysticsに見えるって言ってる。



ホテルのドアマンに聞いたら、Weeping Giant Sequoiaというのだそうだ。

夕食は、海のそばだしどこかシーフードということで探したところ、すぐそばにPescatoresがある。でもここは、お気取りレストランでお値段もそれなりなので、その弟分のthe oysterへ。カジュアルで、バーフードといったかんじのメニュー。もちろん、売りは牡蠣なので、前菜に牡蠣を半ダース。ハッピーアワーは一個1ドルの破格値!今日の牡蠣は、beau mont。



ぷっくりとして大きいが水っぽくなく、甘みがあって美味しかった。

あとは地ビールを飲みながら、フラットブレッドのピザやまぐろタタキのサラダなどいただく。
しっとり味わうかんじのお食事ではないけど、時間のない時にちょっと寄ってお腹に入れていくにはちょうどいいバーだと思う。

さて、お世話になったThe Empressだが、今夜でお別れ。
ここはペット料金が小型犬で一日25ドル、大型犬で一日50ドル。ちょっと高いし、一週間以上の滞在となるとかなりの出費となる。それに、ペットOKなのはありがたいしホテル従業員はフレンドリーでTABIにクッキーをくれたりしたが、宿泊客は犬好きとはかぎらず、エレベーターの中などで露骨に嫌な顔をされたりする。

そこで、よそのホテルに移ることにした。
今度のはキッチン付きのスイートなので、ワンルーム・マンションみたいなかんじでもっとくつろぐことができる。


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船旅

2012-01-21 09:51:37 | TABIと暮らす日々
早朝、フェリーで出発。

悪天候で非常事態宣言が出ているアメリカ北太平洋岸ともお別れ。まだ停電が続いている場所があるらしい。

フェリー乗船の際、前回と同様に犬は車に残していかないとダメかと思ったが、船員さんに聞いたら「レストランはダメだけど、客室なら大丈夫」とのこと。大喜びでTABIにリードをつけ、船内へ。周りを見たら、けっこう犬連れがいた。


「パパとお船に乗ったよ!」

犬好きな女性が寄ってきて、「カワイイ子ねえ~、うちのポメラニアンにそっくり!」

う~ん、ポメラニアンと言われたのは初めてだ…。
でも「えっ、12歳?!まだ子犬かと思った!」と驚いていた。


「風が強くて、こんな顔になっちゃったよ~」

TABIはパパと甲板に出て海を見たり、客室でおとなしく昼寝したり。90分の船旅は、あっという間。

昨年は夫婦だけで泊まったThe Empressに、今回はTABI連れで。
ペット料金が高いんだけど、このあたりはペットOKのホテルがほとんどないのだ。でも、ボーイさんが部屋に犬用ベッドと水皿・餌皿やクッキー、ミネラルウォーター、ウンチ袋などのセットを持ってきてくれた。


「ベッドがちょい小さいよ」

お昼は、ホテルは高いので犬の散歩がてら外に出て、Sam's Deliでサンドイッチとスープのランチセット。$8.50という安さで量があり、美味しかった。

ホテルに戻ったら、入り口でなんとKeith Morrisonとバッタリ!
Dateline NBCに出ているカナダ人ジャーナリストで、あの人気番組"Friends"に出ていた"Matthew Perryの義理の父である。

TABIを見て「カワイイ犬だねえ!!ミックス?なにが入ってるの?」と気軽に声をかけてきた。彼はこれから出かけるところのようだったが、外に出ながら何度も振り返って「かわいいねえ、かわいいねえ」とニコニコ。


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一夜明けて

2012-01-20 21:51:58 | TABIと暮らす日々
雪が止み、晴れ間が出てきた。

昨日は閉鎖していた陸橋が、今日は開通したので、出発。
この陸橋が今日の峠だと思ってたが、道路の状況は思ったより悪くなく、無事に通過。といっても、きちんと除雪してないのでスピードは出せなかったが。



水が流れたまま凍った滝など見ながら、けっこうスムーズに行った。ところが。

タコマへ通じるルートが、悪天候のため閉鎖。
「今世紀最悪の吹雪」と昨日の新聞に出ていたが、その影響は予想以上なのだった。
そこで、急遽シアトル経由することにし、GPSに入力しなおす。

給油のために寄った高速ぞいのガソリンスタンドは、ドアが閉まっていた。そこで、大型トラックのサービスセンターまで行ったら、ものすごい混雑!トレーラートラックがうじゃうじゃ。でもお店は開いていたので、トイレをすます。そこで聞いてみたら、なんとこの地域一帯が悪天候のため停電!店自体はジェネレーターで動かしているが、給油まではできない状態。で、緊急に補助のジェネレーターを輸送してもらうよう依頼しているところだった。トラックの運ちゃんたちは、それを待ちながら立ち往生しているのだ。

仕方なくシアトル方面へ。
ところが!高速に「橋は凍結のため閉鎖」のサインが。ハイウェイパトロールが出て、車を移動させている。どこまで続く、この不運。

嘆いてもどうにもならないので、湾岸ぞいをぐるっと回ってゆくことに。
道々、給油できるところを探したが、どこも停電。かなり先までいって、やっと夕闇に電灯がついているところがあったので「助かった!」と思いハンドルをきる。みんな同じ思いだったらしく、ものすごい混雑。

満タンになったところで、今夜の宿を目指す。

これがまた山沿いの細道で、のろのろ運転しかできない。
今日はこの旅程のうちで最も短い、6時間のドライブの予定だったが、結局なんと10時間以上かかってしまった。


"Are we there yet?"

午後の明るいうちにホテルに着く予定が、着いたら真っ暗。
フロントの人に「うちが最後の客?」と聞いたら、「いえ、まだポートランドから来るカップルがいますよ。道路が閉鎖で、遅れているらしくて」とのこと。苦労したのは私たちだけじゃないんだ。

ホテルは清潔だが、エレベーターがない!
車から荷物を出し、外階段をえっちら昇ってゆく。しかも、いきなり雨が降り出した。もう、泣きっ面にハチ。

ここまで不運が続いた旅というのも、めずらしい。
かわいそうなのは、犬。ほとんど遊ばせてやることができなくて、途中で何回かトイレ休憩してオヤツ食べただけ。ホテルに落ち着いて水をやったら、大喜びで飲んでいた。ごめんね。

夕食は、疲れたのですぐ近くのシーフードレストランでテイクアウト。
さすが海沿いだけあって、パエリヤもチャウダーも本格的で美味しかった。

ウォッカをオレンジジュースで割って、酔ったところで寝ることにする。あーあ、長い一日。


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