友達づきあい

夕方、玄関先のポーチでＴＡＢＩパパと涼んでたら、散歩中のＥｒｉｃａが通りかかる。

「あら、久しぶり！」から始まって、近況報告。
彼女とは、以前にヨガのクラスで一緒だった。先生が引っ越してしまったあと、クラスメイトと三人で自主練を始め、最初は仲良くやってた。が、私は都合で抜けることに。

「ヨガはその後、どう？」と彼女に聞くと、「ああ、もうとっくに止めたわ！」と苦々しい表情。なにがあったのかは語らないが、なんとなく想像がつく。「Ｃｕｒｖｅｓも止めたわ」だって。

ヨガ友達の一人がＣｕｒｖｅｓ（フィットネス・クラブ）の長年のメンバーで、会う人ごとに入会をすすめていた。私もすすめられたが、私は別にやせる必要がないし、会費を払ってもどうせ元を取るだけ通えないに決まっている。だから、いつも断っていた。が、Ｅｒｉｃａは断りきれず入会したのを覚えている。

彼女は私に「あなたと一緒に練習してころは良かったけど、そのあとはあんまり．．．。今は、散歩で運動のかわりにしてるのよ」と言った。

女だけの友達づきあいというものは、いろいろ難しい。
私はサッサと抜けて、良かった。

どうしてわかるの？

キッチンで夕食のデザート用のケーキを切り分けてたら．．．



パパと一緒にパティオにいたＴＡＢＩが、ドアのところでちゃっかり待っている。果物のデザートのときは、知らん顔なのに。ケーキだと、どうしてわかるの？

このところ旬の桃をＢＢＱでグリルしたのが、ブームになっている。とろりとした実が、美味しい。甘いソースをかけて食べる人が多いが、私はソースなしが好きだな。



ＴＡＢＩが嗅ぎ分けた（？）ケーキは、チョコファッジ・ケーキ。チョコ好きにはぴったし！

サクランボの季節

裏の家のサクランボがたくさん実をつけたのは、つい二週間前。

今は、地元のダーク・チェリーが旬。
今日は、チェリーのチャツネを作った。丸ごと焼いたブリー・チーズにたっぷりのせて、バゲットと一緒に。



ビールにもワインにもあう、簡単な前菜。
ブリーの皮のところは、ＴＡＢＩの大好物。

癒し犬

夕べは熱が出て眠れなかった。

今朝は寝室のカーテンを閉めきり、エアコンを除湿にして眠れるだけ眠ることにした。抗炎症剤が効いてきたのと、不眠の疲れが出たのとで、お昼近くまでぐっすり。

夫が早朝、出勤前にＴＡＢＩを散歩に連れて行ってくれた。
そのあとＴＡＢＩは、ずっと私と一緒にいてくれたらしい。ベッド上で、ちょうど私の足元にちょこんと丸くなって、スヤスヤと寝息をたてていた。

「おなかすいたよ、ご飯は？」
とか、
「遊んで～」
とか、
「外に出たいよ」
とか、ひとことも文句を言わず、おとなしくしていた。

ミーアキャットとか狼とか、群れで暮らす野生動物は、仲間が怪我をしたり病気になると、じっとそばにいてついてやることがある。看病はできないが、ただ一緒にいてあげるだけでも癒しになる。飼い犬にも、そうした行動が見られるのだと、どこかで読んだ記憶がある。

おかげさまで午後おそくまでには体調がもどったので、ご褒美にＴＡＢＩを森へ長いお散歩に連れていった。ありがとうね、ＴＡＢＩ。

夏日

日中の外気温が摂氏３６度を突破、高い湿度が加わりものすごい暑さ。

一昨年ここに引っ越したとき、地元の人々は「今年だけだよ、こんな暑さは」と異常気象であることをしきりに強調した。でも、昨年もやっぱ暑かった。そして今年も。「毎年暑いじゃん！」と地元民に言ったら、「昔はこんなじゃなかった。エアコンなんかいらなかった」と言う。

ま、真実はともかく。
暑いせいか、ベリー類が今年は早い。
庭のラズベリーがどかどかなっている。



夕食のあとにちょっとつむだけで、けっこうなデザートになる。

昨年、砂利を撤去して芝生をしいたので、夕暮れには涼しい風が吹く。庭に設置したパーゴラで、冷たいハードサイダーを飲みながら、風に吹かれていると、昼間の殺人的暑さがウソのよう。



ＴＡＢＩも、やっと外に出て涼むことができて、うれしそう。