TABI天使日記

天使になったカナダのアジリティ犬と、ママ・パパの日常

感謝の気持ち

2009-06-29 14:44:42 | インポート
獣医の予約のため、早朝に起きる。

なんだか困った時だけお世話になっているみたいで申し訳ないが、でも仕方
ない。サンタのような先生は、「では、先日説明したとおりにしますよ」と
言う。一瞬で終わってしまった。TABIはニコニコしている。「念のため
にホメオパスの薬を出しましょう」と先生、ホメオのことなど全く知らない
夫は熱心に説明を聞いていたが、私はすぐに事情が読めた。

なんと感謝していいか。この先生は、本当に動物を愛しているのだ。
有り難い。先生からクッキーをいただいて大喜びのTABIを抱きしめて、
涙が出そうになった。

夫はまだ理解してないので、帰宅してからマジメにホメオの薬をTABIに
飲ませるのに躍起である。ま、毒じゃないからいいや。

帰宅後、夫は出勤、私は夕方からのパーティーの準備。
夫は早く帰る予定であったが、なかなか帰ってこないので、私はあせりにあせり
ながら掃除、食べ物の準備におおわらわ。パーティー開始一時間前に帰宅した
夫は、まだのんびりしている。「ケーキができたって電話があったわよ!
早くとりに行って来て!」と、せっついてとりにいかせる。

二十人ほどの招待客は、けっこう早めにやってきた。
音楽よりこっちのほうがいいかな、とDVDにかけたブルーパーが、意外な
大反響。やっぱアジリティ仲間である。みんなでこういうの観るのは本当に
楽しいものだ。よくスポーツバーとか、あんなのおもしろいのかなと思って
いたが、やっぱり大勢でわいわいしながら見るところがいいのだ。

TABIは、次から次とお客さんが来るので大喜び。この子はすぐに事情が
わかって、ドアベルが鳴っても吠えずにおとなしく玄関へお迎えに出るので、
みんな「利口な犬だねえ、たいしたもんだ」と感心している。

たくさん料理を用意したため、冷蔵庫に一杯の残り物。でもこれで明日から
しばらく何も作らなくても、飢えずに食べていけるからいいや。


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ティーカップの誘惑

2009-06-29 14:17:11 | インポート
今日は、アジ友達が参加している競技会を見学に。

小型犬(体高17インチ以下)のみのアジリティで、リングのサイズや
障害物のサイズもちっちゃい子用にミニサイズになっている。なんか、大学
から急に幼稚園に来たみたいで、とってもかわいらしい。ほんとに小さい
チワワとかヨーキーとかが、チョコチョコ!と走る様子は見ていて微笑ましい。

ディスタンスだって、4フィート!レギュラーのアジリティの十分の一である。
ま、小型犬にとってはそれでも充分距離があるのだ。Janは、「みんな
『あんなお子様ランチ』ってバカにするけど、これはこれで結構難しいのよ」
と、コースマップを見せてくれた。確かに、小型ならではのコースはカーブが
きつく、ハンドラー(特に肥満の人)が入りこむ隙間も限られているので
ハンドリングは通常と同じではとてもやってけない。すでに七つのチャンピオン
タイトルをとっているJanの犬でさえ、簡単にQできない。

普段のアジで見かけない犬もたくさん。みんな小さくて、とってもかわいらしい。
思わず連れて帰りたいくらいである。TABIはTABIで、みんなに「あら
おとなしくてお利口ねえ」となでてもらい、大喜び。なにしろ今日は、自分が
走らなくてもいろいろオヤツをみんなからもらえるので儲けものだと思って
いるに違いない。

外に見慣れたRVが停めてあるな、と思ったら、Julieがパピヨンと一緒
に参加してるではないか!「あらあ、しばらく!」と再会を喜びあう。
「この冬アリゾナに行ったら、カナダ人が一杯いたわよ」などと、話題は
つきない。

小型犬は一度飼ったらやみつきになると言う。わかる気もする。
かわいいもんね。でも、うちの子がやっぱり一番かわいい。


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遠方より友来る

2009-06-24 15:02:33 | インポート
今朝は地元の競技会へ出かける。

うちはエントリーしてなかったのだが、「Pamが来るよ!」と共通の友人が
教えてくれたので会いに。膝の手術はうまくいったらしく、元気に走っていた。

「遠くに行っちゃうんだよねえ」「寂しくなるねえ」
犬友達、特にアジリティで苦楽を共にした友人は、家族のようなものだ。
メールしてね、と別れたが、ちょっとしんみり。

夕方、別の犬クラブの友人を招いてBBQパーティー。
Sueは手作りの宝石箱、Laurieは綺麗な花束を持って来てくれた。
涼しくなったところで庭に出て、おしゃべり。Sueが以前住んでいたとこ
の近所の人の話がおもしろかった。彼女は当時六頭の犬を飼っていたのだが、
彼女はいつも「うちの子」と犬を呼んでいたので、近所の人はすっかり彼女
が六人の子持ちを思い込んでいたそうな。

子供達だけで留守番させて大丈夫なの?と聞かれ、彼女はすまして「平気よ、
水と餌はたっぷり置いてきたから」と答えたそうな。

夏の夕餉をともに味わう友がいるということは、全く幸せである。


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小指の思い出

2009-06-19 14:14:50 | インポート
TABIとフリスビーで遊びすぎて、指が痛い。

私の投げ方が下手なんだと思う。でもこの子はこのフリスビーが大好き。
いろんなのを試したが、これは布製で犬にとってつかみやすいのかもしれない。
大きさも丁度良い。これを手にしてバックヤードに出ると、大喜びで走って
来る。かわいいのでつい、日が暮れるまで遊んでしまう。全く、エネルギー
の枯渇しない子である。こっちはもうヘトヘトだが、この子は筋肉痛とか
ないのだろうか?「とても9歳に見えないねえ!」とよく言われるが、
本当に若い。私はもう若い男の子と遊ぶトシじゃないかも(笑)

痛む指をマッサージしながら、伊東ゆかりの「小指の思い出」を口ずさむ。
若い時の彼女は本当に清潔な和風美人だったが、年をとっても綺麗な人。
そして、年を重ねるごとにあでやかな声に磨きがかかってきた。本当に歌の
うまい人である。

初めてこの歌を聴いた時は子供だったので、意味がわからず、「恋人なのに
指を噛むなんて、喧嘩したんだろうか?」とか不思議に思っていた(苦笑)。
オトナになって事情がわかってからは、その歌詞といいメロディといい
歌のもつ艶にあらためて感嘆したものである。


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嗚呼六月の花嫁

2009-06-16 15:35:43 | インポート
今月結婚式を挙げる予定だったアメリカ人の知人が、突然の婚約破棄。

さすがアメリカの女の子、ケロッとして婚約指輪をはずした指をヒラヒラ。
なにが原因なのかよくわからないが、こんなギリギリのドタキャンはさすが
にそうあることではない。

式場の予約だってもう一年くらい前からしてたのだし、お金はほとんど
戻ってこない。大金を払ったドレスはどうするんだ?二百名を越える招待客
にしても、すでに飛行機や宿泊するホテルの予約を済ませてあるだろうに。

日本だったら、本人達はおろか彼らの両親達も、しばらくは顔をあげて外を
歩けまい。各方面に頭を下げてまわって、疲労困憊の末寝込んでしまうかも。
だけど、さすがアメリカ人、「こわれちゃったものは仕方ない」とアッサリ。

ま、でも、大騒ぎして結婚して半年もたたないうちに離婚、てのよりはマシか。


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