TABI天使日記

天使になったカナダのアジリティ犬と、ママ・パパの日常

再会

2006-04-30 09:29:34 | インポート
やっと会えたよ、幻のサラダ。

マクドナルドみたいなチェーン店は東海岸から西海岸までみんな同じメニューを
提供してるかというと、そうでもない。やっぱ地元ならではのメニューが
あったり(ロブスターサンドとか)、新製品はウケそうな地域から発売したり
して、かなり地域性が高い。

昨年、カナダから引っ越してくるとき、メイン州のマックで「オリエンタル
サラダ」という新メニューを見つけた。枝豆とか缶詰のみかんとかが入った
野菜サラダに、ごまドレッシングがかかったやつだ。いかにもニューイングランド
のインテリにウケそうなメニューだ。L.L.Beanで買いものした帰りに寄ったら
人気が高いらしく売り切れ。ま、マックはどこにでもあるし、旅の途中でまた
試せばいいや、と思ったのが間違いだった。

ニューハンプシャー、イリノイ、立ち寄る州ごとに「売り切れ」。
そうなるとどーしても食べたくなるのが人情というもの。ドライブインで休憩
するたびに探しまくった。しかし、とうとうオハイオかミシガンあたりで
「オリエンタルサラダ?うちにはそういうメニューはないです」と言われて
しまったのだ。そこから西は、どこのマックへ行ってもオリエンタルのオの
字もなかった。まさに幻のサラダになってしまったのだった。

それが!ついに!
このカウボーイ・カントリーにも上陸したのだ。
ま、食べてみれば家でも作れそうなどうってことないサラダなんだけど、やっぱ
思い入れが深いだけに感激だ。

ところで、今日はTABIの散髪の日。
と?ってもかわいくカットしてもらった。バンダナまでつけてもらって、
グルーマーさんにはかわいがってもらったし、めでたし、めでたし。


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雪が降る♪

2006-04-29 06:28:07 | インポート
朝のお散歩に出るとき、急に雪が降り出す。

カナダじゃあ4月や5月に雪が降るのはべつに珍しくなかったが、あっちの
春といえばまだ寒くて庭には霜がおりている状態だ。しかし、こっちはもう
日によっては暑くて、タンクトップで散歩するぐらいの陽気。芝生の手入れ
だって始まってるし、スプリンクラーもつい先日全開にしたくらいだ。

それなのに、突然の雪。
このギャップ!どうりで年寄りがよく死ぬわけだよ、このあたりでは。

TABIの散髪の予約は明日。
刈り上げたら雪、ってのもあまりにかわいそうだ。
ま、でもあの子は暑さより寒さに滅法強いから、大丈夫だろう。
なんたって生まれも育ちもカナダだもんね。


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なんてったってアイドル

2006-04-27 09:45:28 | インポート
TABIの芸能界デビューとなるか(爆)

犬モデル・コンテストの情報を、先週のセミナーで知り合ったトレーナーが
送ってくれた。「TABIはかわいいから、挑戦してみる価値ありよ」とさかんに
すすめてくれる。クリックしてみると、もうすでに何百頭という犬が応募して
いる。

う?ん。
黒い犬は写真に撮るのがむずかしいから、滅多にテレビとか映画には出ない。
クリントンも犬を飼うことになったとき、側近から「黒はダメ」と言われて
チョコラブにしたくらいだ。でも、(GWBは黒のスコッティ飼ってるよね?)
だから、まず黒犬は選考にもれると考えていい。

だけど、せっかくすすめてくれたのだから、ダメもとで出してみるのもいいか。
写真を選ばなきゃね?、かわいいやつ。


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クリッカー・ベーシックス

2006-04-25 06:22:55 | インポート
早朝からセミナー。

昨夜遅く晩餐会から帰宅して、ドレスも靴もマスター・バスルームに置いたまま、
ネイルも落とす気力がなかった。拵えだけはトレーニング・ウエアの上下という
犬トレーニング定番で、シマーの入ったゴージャス・マニキュアがちょっと
浮いたかんじ(笑)。でもしょうがないよね。

さて、言ってみると知った顔がちらほら。
私を除き、みんなプロのトレーナーである。必然的に内容は予想していたより
高度なものとなり、ハッキリ言って私は消化するのが大変。だけどみんな
親切で、いろいろ手助けしてくれた。

TABIはここでも講師を初めみんなの人気者で、デモンストレーションにもよく
使ってもらった。おやつもたくさんもらったし、あの子も楽しんだようだ。

「本当にこの子はいい子ね」と言ってもらったが、それがあながちお世辞だけ
でなく、心から言っているように感じたのは親の欲目だろうか。
やんごとなき純血チャンピオン犬の飼い主が、こんな雑種などどうでもいい
だろうに、機会があるごとにTABIと遊びたがる。こういうことはこれまで
あちこちで経験してきたが、もしかしたらこの人たちは、本当はお茶目で健康な
そのへんの雑種と暮らしたいのに、プロとしてのプライドが許さなくて気難しい
純血犬を飼っているのかもしれない。考えてみれば、自分の犬が他人や他犬を
攻撃しないよう常に神経をピリピリさせているのは、疲れること。それより
どこへ連れて行っても安心な、明るくてフレンドリーな雑種と暮らしたほうが
どれだけ楽か。

「あなたは本当にラッキーよ」とみんなに言われたが、そうなのかもしれない。
TABI、お前と暮らせてママはとても幸せだよ。


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晩餐会の夜

2006-04-25 06:05:52 | インポート
政府関係の晩餐会。

夕方6時半からカクテルが始まるので、朝からバタバタ。
出かける前にTABIを散歩に出して運動させ、ご飯をあげなければならない。
こういう時に限って、あの子は近所の家の農薬を撒いたばかりの芝生でゴロゴロ
ころがったりする。うちに帰って、即、お風呂で丸洗いだ。

前に住んでいたカナダの地区では農薬禁止令があったから、散歩も楽だった。
だけどこのあたりのアメリカ人は、自分のとこに幼い子供がいても全く気に
せずバカスカ芝生や垣根に農薬を撒く。どうりで病人が多いわけだよ。
病院の建設ラッシュだもの、この辺は。

ところで今夜の晩餐会は、400人ほどの出席者プラス、カナダ政府からのゲスト
という、ま、こじんまりしたパーティーだった。私たちのテーブルには、なんと
第二次世界大戦で従軍したという紳士がいて、そのカクシャクぶりに驚いた。

メニューは美味しそうだったのに、食事はいまいちどころかハッキリ言って
私の方が料理は上手だぞ、といったかんじ。「シェフはアメリカ人だからなあ」
とぼやいているカナダ人がいたが、でも去年ホテルであった晩餐会はお食事が
とっても美味しかったよ。予算の問題かもしれない。
とにかく芸がないというか、お皿には残りものがたくさんだったところを見ると
みんな食事には不満だったようだ。

トーストのあとソーシャルの時間があったが、私たちは早めに帰宅する。
今週末はセミナーなのだ。早めに、といってもやはり夜中を過ぎる。
おとなしくお留守番のTABIに、お散歩のご褒美。


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