ぱんくず日記

日々の記録と自己分析。

安否

2016-11-10 22:59:23 | 日常
日付変わったがまだ起きている。
休日だからというのではない。
いつもはとっくに離脱して睡沈している時刻ではあるが、
私は気になって仕方が無いのでまだログイン状態のままにしている。

昨日も書いたがTLで見かけた『ビッグイシュー』を販売している人。
11/8以降TLに現れない。
街頭で販売する雑誌が売れなくてネットカフェに来られないのだろうか。
路上生活になる前は介護職だったと書いてあったので
今現在一緒の職場で働いている若い介護職員の誰彼と重なってしまって気になる。

介護職の事は一昨日に書いたが、彼らは異口同音に辛いと言うのだ。
一生懸命勉強して技術身に着けて国家資格取得して、
それで月給は色々引かれて手取りがたったの12万か13万、
実際は通常の労働時間で追いつかず休憩時間や休日を返上し
自宅に仕事を持ち帰ってまでも拘束されてその手取り。
彼らの中のあの人やこの人が言う。
「生活苦しい、体あちこち痛い、腰痛くてもお金なくて病院に行けない、
 食事の時間滅茶苦茶、体調整える時間も健康を気遣って食べる物買ったり
 料理する事が出来ない、いつもへとへとに疲れ果てて寝てしまう、
 1分でも1秒でも寝て休みたい、もう疲れた、もう辞めたい」
と。
そう言って来た人に今まで私は
「辞めるのは何時でも辞めれる、もしまだ少しでも頑張れるなら
 貴方が今日も来てくれると思って期待している人のためにいて欲しい」
と言った。
すると
「もう1年やってみます」
と返事が返って来た事もあった。
しかし日常を見ていると自分の言った事は大間違いだった気がする。
献身的な考え方で努力を惜しまないいい人達である。
仕事は責任重く、人間の終末期に関わって死にも直面する。
動揺し心が折れる人もある。
TLで見かけた『ビッグイシユー』の路上販売員の方も介護現場で死に直面し
心が立ち直らないうちに別の人の死に遭遇して心病んで辞職し、路上にいる。
雑誌『ビッグイシュー』を路上で販売しているが売れなくて苦しんでいる事をTLで読んで知った。
TLに現れないのは雑誌が売れなくてネットカフェに泊まれず
この寒空で野宿しているのかも知れないと思うと気になる。

ネットの向こうには生身の人間がいる。
見ず知らずで生涯顔を見る事も無いであろうネット利用者が
日々の生活に苦しみ、疲れ果てている。

所在の知れない人がTL上に現れないかとTLを見ていると腹の立つ記事が目に入って来た。
福島から避難して来た生徒が避難先の横浜で小学校、中学校の在学中に
地元横浜の同年代の子供らから酷い恫喝と暴力を受け続け、
原発事故の賠償金を恐喝されて遊興費として毟り取られ続けていた事が発覚した。
親が学校に訴えても学校側は取り合わなかったという記事。
避難した先はろくでもないチンピラの街であろう。
避難先の学校は教育とは程遠い品性下劣、避難先の地元の生徒らは
小さい頃からゆすりたかりを仕込まれて育ち立場弱い者を食い物にする術を学校で発揮している。
被災地福島とは同じ太平洋沿岸であり明日は我が身という事すら考え及ばないのだ。
最悪の気分だ。
だらだらとTLなんか眺めているからだ。
もう寝よう。

・・・・・

朝から晴れてきりきり寒い。
2連休2日目。

カレー切らした。
冷蔵庫にあるもので適当に朝食。

麦飯に、とろろと納豆となめこ醤油漬けと大根おろしを乗っけて
青紫蘇を刻んで乗せた。
一味もふりかけた。
何だかわからんけどウマい。
何だかわからない丼。

・・・・・

日々の行動記録であるこの日記ブログの記事を更新したりTwitterのTLを見ていたが
買い出しに行く。
糧食が尽きたのだ。
カレー仕込まないと。

外は快晴。


月が薄っすら出ている。



カレーの材料を買って来た。
買い物する間に日は沈み、月が眩しくなっていた。


日が暮れた。
空気が凍って顔に刺さる。


買い物帰りに母宅に寄って安否確認したら豚汁を作ったと言って分けてくれた。
ウマい。

さて、カレーを仕込もう。

・・・・・

カレーが出来た。
香辛料を投入する前に別鍋で粉吹きにしたジャガイモを入れた辛くないカレーを完成させて
それは母用とする。
自分のための激辛カレーも完成した。
台所を片付けてから母宅に届けた。
さっきの豚汁のお返し。
物々交換。(笑

一昨年の今頃は父の死後で母親とは絶縁状態だった。
こうしてお互いに作った料理を物々交換し合うなど思いも及ばなかった。
時間はあらゆるものを清めると何かに書いてあった。
それは本当かも知れない。

再びTwitterを開いたら『ビッグイシュー』の販売員の方がTLに現れていた。
よかった無事で。