ぱんくず日記

日々の記録と自己分析。

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2019-03-08 22:05:44 | 日常
晴れ。
風は強いが出掛ける。




雲がええ具合にちぎれて飛ばされて行く。






橋の上は吹き曝しだ。
オオセグロカモメが風に乗っている。


所用を片付けファミレスに来た。
朝昼飯、いつも同じサラダ2皿とイカ唐揚げと酸っぱい林檎ジュース。








食後に何だか甘いぐるぐる巻きの乗っかった温かい珈琲を頼んだ。


バスが来るまで押田成人師の本を読む。
十字架の事。

  「私の杯を、私から遠ざけてください」というのが、すべての人間の本来の願いであることを、
  私は短い人生の中で知りました。
  誰にでも、ほかの人のではない、その人の十字架というものがあります。
  その証拠に、人びとは、必ず、こう告白します。
  「ほかの十字架ならば、どんなに重くとも、引き受ける覚悟がある。
   しかし、この十字架だけは、引き受けられない」と。
  そのひとの十字架とは、この引き受けられない十字架なのです。
  十字架とは、そういうものです。
                               (押田成人著『ばらのまどい』思草庵 1965)


・・・・・

午後は教会に行ってイザヤ書を読む会に参加した。
道を歩きながらさっき読んだ押田師の本の文言を反芻した。






橋の下の通路を潜る。


まだ太陽が高いなぁ。


岸壁を1時間近くもうろうろするうちに太陽が傾いて来た。


そろそろ日没30分前。


観光客やカメラ持つ人々が続々橋の上に集まり始めた。

間もなく太陽が沈む。


陽が沈むのは当たり前の事なのに、何かイベントか映画の上映でも始まるかの如き賑わい。


港に沈む太陽。

















雲の中に落ちた。


空の色相が変わった。


帰り道、建物の屋根すれすれの低い所に爪切りの屑みたいな月がいた。


随分歩いたので眠い。

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