帰宅途中に立ち寄った薬屋のおかみさんに
津波警報の事を聞いて、
海沿い在住のため礼拝を休んで朝から避難していた教会仲間に
安否確認のメールを送り、そのまま睡沈したらしい。
目が覚めたら19時過ぎていた。
滅多に電源すら入れた事の無いテレビを見ると、
既に何度も津波は到着していたらしい。
干潮時刻のため大きな被害は無いものの、
同じ太平洋沿岸の近隣では1.0mの津波だったという。
後になればなるほど津波の高さは増していく。
睡沈する前にメールした仲間から返信が来ていた。
何と、年寄り二人を連れて朝から避難していたら
年寄りにとってはしんどいらしく、疲れたので
17時頃に帰宅したという。
おいおいちょっと前にどんどん津波が高くなって1.0mとか
警報解除は当分出来ないとかテレビで言ってたじゃん。
大丈夫かよ。
電話してみた。
「何だかさ、津波来る来るって、
避難所にいるのは一人暮らしの年寄りがちらほら、
あと他の皆さんは何処行ったのって感じだったよ。」
あああ。
そうやって本物のでっかいのが襲って来た時に
皆して波に飲まれて命を落とすんだな。
「いやいや、暢気なもんだよ。
朝からずっと避難所にいると疲れるんだわ。
津波来るからラーメン食べに行こっかなーとか
言ってた人もいたし。」
何それ訳わかんないし。
「ねー。
暢気なもんだよぉ。」
薬屋のおかみが言ってたわそういえば。
テレビのローカルニュースで広報車が巡回して
いくら避難しろしろって言っても皆、
誰も避難しないって怒ってたって。
「そーなんだわ。」
えーだけどさ、
隣のN市で1.0mまで高くなってきたって、
たった今ニュースで言ってたよ。
避難所に戻った方がよくない?
「そーなんだけどさ、
うちの年寄り達が疲れてもう嫌だって。
窓から海を見てたんだけどさ、
もう暗くて見えない。」
そんな近場から見てちゃダメなんじゃないの。
海から離れないと。
明け方の満潮が一番危ないんだよ。
「うん。
一応注意はしておく。」
暢気過ぎるってば。
津波警報の事を聞いて、
海沿い在住のため礼拝を休んで朝から避難していた教会仲間に
安否確認のメールを送り、そのまま睡沈したらしい。
目が覚めたら19時過ぎていた。
滅多に電源すら入れた事の無いテレビを見ると、
既に何度も津波は到着していたらしい。
干潮時刻のため大きな被害は無いものの、
同じ太平洋沿岸の近隣では1.0mの津波だったという。
後になればなるほど津波の高さは増していく。
睡沈する前にメールした仲間から返信が来ていた。
何と、年寄り二人を連れて朝から避難していたら
年寄りにとってはしんどいらしく、疲れたので
17時頃に帰宅したという。
おいおいちょっと前にどんどん津波が高くなって1.0mとか
警報解除は当分出来ないとかテレビで言ってたじゃん。
大丈夫かよ。
電話してみた。
「何だかさ、津波来る来るって、
避難所にいるのは一人暮らしの年寄りがちらほら、
あと他の皆さんは何処行ったのって感じだったよ。」
あああ。
そうやって本物のでっかいのが襲って来た時に
皆して波に飲まれて命を落とすんだな。
「いやいや、暢気なもんだよ。
朝からずっと避難所にいると疲れるんだわ。
津波来るからラーメン食べに行こっかなーとか
言ってた人もいたし。」
何それ訳わかんないし。
「ねー。
暢気なもんだよぉ。」
薬屋のおかみが言ってたわそういえば。
テレビのローカルニュースで広報車が巡回して
いくら避難しろしろって言っても皆、
誰も避難しないって怒ってたって。
「そーなんだわ。」
えーだけどさ、
隣のN市で1.0mまで高くなってきたって、
たった今ニュースで言ってたよ。
避難所に戻った方がよくない?
「そーなんだけどさ、
うちの年寄り達が疲れてもう嫌だって。
窓から海を見てたんだけどさ、
もう暗くて見えない。」
そんな近場から見てちゃダメなんじゃないの。
海から離れないと。
明け方の満潮が一番危ないんだよ。
「うん。
一応注意はしておく。」
暢気過ぎるってば。