ぱんくず日記

日々の記録と自己分析。

マスコミが、芸能ネタなりスキャンダル事件を

2018-05-31 22:17:24 | 日常
寝起き悪いと思ったら雨だ。
風は無い。

・・・・・

何事も無く仕事を終えた。
雨は止んでいるが湿気がひどい。
風が無いからだ。

今日は仕事の後に会議があって帰りが遅かった。
雨が上がったので食材の買い出しをしてきたが、30年ぶりくらいでキウイという果物を買った。
キウイには緑と黄色があるが黄色は甘いので好かない。
緑のキウイは甘味と酸味があってウマい。

今日、職場のデイルームで高齢者達が気晴らしにテレビを見ようとしたら
どのチャンネルも一様に同じ日大アメフト部の悪質タックル問題を取り上げていて
チャンネルを変えてみても同じスキャンダルを延々1時間も2時間も繰り返しているのを異様に感じた。
世の中には他にニュースのネタが無いのか?
どの放送局も一斉に同じスキャンダルばかり放送しているのは異常と感じた。
昨日もその前も、ずっと同じスキャンダルばかり取り上げている。
Twitterを始めた当初、TLで誰かが呟いていた竹村健一の言葉を思い出した。

 「マスコミが、
  芸能ネタなりスキャンダル事件を連日連夜、執拗に報道している時は注意しなさい。
  国民に知られたくない事が必ず裏で起きている。
  そういう時こそ、新聞の隅から隅まで目を凝らし小さな小さな記事の中から真実を探り出しなさい」
                                          (竹村健一)


他に話題となるニュースが何も無い筈はないと思うのだが。

・・・・・

最近帰宅しても殆ど何もしないうちに睡沈してしまうなぁ。
しかし眠いけどもう少し起きている。

さっきスーパーで買い物をした時に、普段は買わないペットボトルの緑茶を買った。
そして自分は馬鹿だと思う。
ミドリガメに乗ったミッフィーのマグネットがオマケとして付いていたのでつい欲しくなった。

あーあ。
自分は本当に馬鹿だと思う。
しかし可愛い。

午後、サイレンが

2018-05-30 22:16:07 | 日常
昨夜霧雨の中を長距離歩いて疲れが残るかと思ったが逆だった。
よく眠る事が出来て寝醒めは爽快、全身の血流が活発になった気がする。

出勤。
樹木の葉の緑が濃くなった。




・・・・・

仕事、無事に終わった。
今日の午後、近所で救急車と消防車のサイレンがけたたましく鳴り響いたので市の消防局の電話案内を聞いたら
そう遠くない場所で派手な交通事故があったのと、私が休日によく散歩する浜で水難事故があったらしい。
交通事故はともかく、浜の水難事故は嫌だなあ。
誤って海に落ちてしまったのだろうか、それとも自殺の名所らしく入水だったのだろうか。
落ちた人は助かったのだろうか。
いつも行く場所だけに気になる。

帰宅してネットを見てみたがこの地元のニュースは出ていない。
ついさっきの話だから新聞には載らないだろうな。

ようつべ動画を物色して偶然見つけた。
J.Sバッハの名曲『鼻から牛乳』ハープ版。
すてきだ♪
J.S. Bach - Toccata and Fugue in D Minor BWV 565 // Amy Turk, Harp


これはいいわ。
繰り返し聴いている。

今夜は急変待機。
体調崩している人は今のところいないので大丈夫かと思う。

バスが無くて16000歩

2018-05-29 22:11:40 | 日常
寝起きからユッタ・ヒップのピアノを聴いていた。
出勤する。

今朝も薄ぼんやりと晴れ。


木々の緑が少し濃くなった。


・・・・・

食事介助のため少し居残ったが何とか一日の仕事を終えた。
デスクワークが多かったので脚の筋肉がむずむずする。
どうせ待ったってド僻地のバスは来ないので歩く事にした。

・・・・・

橋の上に来た。
日は既に沈んだ。


途中教会に立ち寄ってビッグイシューを届けた。
所用を済ませて帰ろうとしたらやはりバスが無い。
バス停3つ分歩いたところで自宅方面に行くバスが来たので乗った。
週日でも1時間に1本の路線バス、不便な街だ。

・・・・・

霧が出て来た。
バスが無くて16000歩を歩いた。
帰宅したら眠くて仕方ない。
今日は急変待機も無いしさっさと寝る。

エゾリンゴ満開

2018-05-28 21:49:19 | 日常
就寝中に自分は何をしていたのか。
捻挫くさい。
朝起きたら左の肩が捻じれて左の肩と上腕がどうにかなってしまったらしい。(痛

とにかく仕事に行く。

・・・・・

昼休みに入るのが遅くなってしまった。
月曜だからと言って午前中やたらと忙しかった。
公園に出て来てみたが湿度高い。
空に霞がかかっている。




公園の隅っこのエゾリンゴが今ちょうど満開だ。










たんほぽも今が絶頂期かな。


絵に描いた天国みたいな花園と化した公園であるが、たんぽぽを踏んで遊ぶ子供は一人もいない。
小さい子供を遊ばせに来る親もいない。

さて、仕事に戻るか。

・・・・・

安静に一日を終えた。
やはり仕事帰りの今頃の時間帯が体感的に一番寒い。
指先が痛む。

丸い月。
明日が満月だ。


母に安否確認の電話を入れた。
元気そうだった。

今夜は何もしたくない。
眠い。

蕾は紅、花は白

2018-05-27 20:29:54 | 日常
日曜日だ。
今朝も寒い。
ジョスカン・デ・プレを聴く。

出勤する。
路肩に白い花が咲いている。
毎年見かけるが何と言う花かは知らない。


この季節に空が済んで青いのは低温のせいだろうか。




ここにも葉桜。


・・・・・

昼休み。
外の空気を吸いに来た。
雲が広がって来た。


公園の隅っこにエゾリンゴの木がある。
花は蕾のうちは紅色をしているが開花すると白い。




足元は相変わらずのたんぽぽ。




・・・・・

仕事終えた。
今週の往診の準備も完了した。
多分何事も無いであろうが今夜も急変待機だ。
海の方角から霧が押し寄せて来た。


路肩のこれは、何だっけ、躑躅ではないな。


風向きが変わって急激に冷え込んできた。


 


月、丸くなってきた。
満月は明後日。


モミジの竹とんぼ型の花も今が盛りだ。


明日月曜日は業務が多少詰まっているので忙しくなる予定。
急変の呼び出しが無い事を願って早めに寝る。

干乾びて腐りかけた魚の切れ端

2018-05-26 22:27:42 | 日常
無事に朝を迎えた。
今日1日休みだ。
風強く雲が多い。
換気のため窓を少し開けたら砂埃でざらざらになった。
寒いし、特に所用も無いし今日は外出を控える。


1時間も経たないうちに風で雲が一掃された。


室内を掃除した。
床に掃除機をかけ水拭きした。
洗濯も済ませ、換気している。
外は風が強い。
水拭きした床も部屋干しした洗濯物もすぐに乾く。

水出し珈琲をMOWバニラにかけてアフォガードにした。
瓶に少し残った。
残りはゆっくり味わって飲み干す。
 


毎日帰宅後すぐ睡沈してしまうためろくに読めていない記事やTwitterのお仲間達の発言を読む。
交流のあるお仲間には何かを作っる方が多く、話が楽しい。
TLに上げられる作品を見るのが楽しみだ。
今、プラモデルの戦車を完成させた方の画像を見て、その達成感を羨ましいとも思う。
“作る”こそ生きる原動力となり得る事を自分は知っている。
しかしもう何年も、自分は何も作ったり組み立てたりしていない。
最後に何か作ったのはかれこれ8年前、脳外科で入院中に作った折り紙の立体模型くらいだ。


多くの人がそうであるように、
“したい事”を脇に置いて“今すぐしなければならない事”を優先する日常に自分はいた。
今もいる。
しかし時間を自分の自由に使う事が出来るようになり“あの時したかった事”が可能になった時、
それは鮮度の落ちた刺身、干乾びて腐りかけた魚の切れ端に変わり果てていた。
時間という篩にかけると本当に最優先すべき重要なものしか残らないと言うのは本当だ。
その時その時に自分がやりたい事は、今現在最優先でしなければならない事ではない。
そうやってあまり重要でないがその時々でやりたい事をあれもこれも脇に置き去りにしているうちに、
今は何もしたくなくなった。
親達や誰かのために我慢したのでも何でもない。
自分自身で選別し断捨離の捨、価値の無いものとして来たのだ。
そもそも自分という者にさも何か価値があるかのように勘違いしていた事に気づいたのは自分だ。

・・・・・

そういえば、いつかプラモデルを作りかけた事があったっけ。
父がまだ元気で在宅介護の時、プラモデルは戦車ではなくバイクだった。
ハーレーのクラッシック版だったかな。
父が行き付けの珈琲店の棚に飾られていたハーレーのプラモデルを気に入って欲しそうにしていたので
ADL落ち過ぎて認知症も進み始めていた父の代わりに私が模型店に行って買って来た。
仕事と介護関連でしなければならない雑事の合間に組み立てていたが、
ハーレーがそれらしい姿になりかけた頃に、待ち切れなかった父が私が夜勤で不在の時に持ち出して
触って壊してしまったのだった。
父はシュンとうな垂れていた。

ぱんくず介護録 2008-10-09 14:44:00
https://blog.goo.ne.jp/t-i801025care/e/0c377989988dd861da185254d47bb524



(撮影2008-10-09)

もう10年経つのか。
壊れただけでなく部品の一部が幾つも紛失したため修復も組み立ても以降の手順が全て頓挫した。
父は紛失した部品を探せと私に命令した。
私は苛立って壊れたハーレーをゴミ袋に詰め、処分した。
父はまだ元気で私が二交替勤務で常に寝不足していた頃だ。
にがい記憶。

・・・・・

オレンジの輪切りにレモン汁を注いで茶菓子代わりにしている。
甘過ぎる柑橘類もレモン果汁をかければ食べられない事もない。


寒い。
寒いと眠くなる。

明日からまた仕事だ。

百花繚乱

2018-05-25 21:22:34 | 日常
シフト上の禁じ手である5日連続勤務は今日が5日目、今日1日働けば明日1日休みだ。
雨は上がったが雲はまだ居座っている。


・・・・・

昼休み。
雨雲は何処かに姿を消した。
長い雲が1本、頭上を横切っている。








日光は強いが風が冷たい。
寒い寒いと文句言っている間に来月には夏至が来る。
それが過ぎたらまた日が短くなって冬が来るのだ。。。。。orz

・・・・・

何事も無く仕事終わった。
今夜は急変待機、朝まで何も起こらなければ明日1日休みだ。(嬉
昨日の雨で残っていた桜はほぼ散った。
また来年な。


18:00を過ぎてもまだこんなに明るい。


今、当地はモクレンやツツジが終わり頃で、民家の花壇はスイセンとチューリップとユキヤナギと
レンギョウとタンポポが盛り、桜は終わり頃、八重桜とエゾリンゴは咲き始め、オダマキやシバザクラも咲いて
植物達は季節感を無視して何でもかんでも咲いている。
冬から次の冬までの、限られた短い期間のうちに何でも一斉に咲く。

・・・・・

あれ、また黒い雲が延びて来た。


・・・・・

帰宅してしばらくうとうとしていた。
外は寒かった。
襟巻と手袋が無いので辛い。
暖房を稼働し、腕にアームウォーマー、脚にはレッグウォーマーを着用しフリースを着込み、
暖房節約のため天井近くに設置した扇風機は稼働しっぱなしにしている。

職場から呼び出されなかったら、明日は室内を清掃しよう。
暖房稼働しているし、床拭きもしよう。

雨が来る

2018-05-24 19:14:35 | 日常
今朝も空気がキンと冷えている。
暖房の温度設定を低めにしてあるが低温のため睡眠中に作動するので起床時は目と鼻と喉が乾燥している。

気候が変わったと思う。
最近、春夏に霧がかからない。
日の出前の朝霧も出勤までには晴れる。
今年は旱魃になるだろうか。
数年前は乾燥し過ぎて草も街路樹も黒く枯れていた。

出勤。
短い筈の連翹は例年になく長持ちして咲き続けている。
視覚的には眼に眩しいほど明るい黄色であるが古い携帯電話のカメラだと勝手に明暗を調整してしまうので
燻んだ黄色に写ってしまう。


これは逆光だし。


風が冷たいので自然と足が急ぐ。


・・・・・

昼休み。
読者の皆様には信じて頂けないかも知れませんが、当地ではまだ桜が咲いています。




掃除の掃き残しのような雲の流れを見ると大きな風の動きがわかる。




 


地面はタンポポの群生が占領している。
来月には一面の綿坊主だらけになる。




日に当たって体が温まった。

・・・・・

仕事終わった。
午後から急激に冷え込んできた。
月が霞んでいる。




職場を出てほんの10分足らずのうちに一気に暗くなった。








雨が来る。
雷雨になりそうな黒雲が来ている。
のほほんと歩いていると頭を雨に叩かれそうだ。


ううう寒い。
やっぱり今の時間帯は手袋と襟巻が欲しい。
早く帰って湯に浸からないと。

明るい黄色

2018-05-23 22:07:02 | 日常
昨夜、急変の呼び出しは無かった。
出勤までジョスカン・デ・プレのCDを聞き流しながら歯を磨いたり着替えたりする。
平穏と言えば平穏な一日の始まり。

今朝も晴れているがあんまり寒くて抑鬱状態に陥る。
気温35℃湿度40%くらいの南の島に避難したいほどだ。
職場の若い人達と連日そんな事ばかり話しているが国内にそんな島は無いので
出掛けるまでは暖房の前でじっと固まっている。

出勤。
外に出て速足で歩くと案外暖かい。

気分が塞いでも胃が痛くても視界は確実に明るい黄色に塗り替えられつつある。
連翹の黄色。


樹木にも黄緑色の若葉がしょぼしょぼ開き始めた。


 


・・・・・

仕事終えた。
朝はぽかぽか陽気を楽しみながら出勤したんだけどなぁ。
帰宅時は風に当たって縮み上がる。


自分自身の生活が陰鬱でも仕事で接触する人々から笑いを頂く日々である。
その意味を今考えている。

職場からの呼び出しに拘束されないせっかくの自由な夜であるが睡魔が邪魔して夜更かし出来ない。

今夜、上弦

2018-05-22 21:55:58 | 日常
体調悪い。
胃が痛むので朝食は中止、昼食には白粥を持参する。

・・・・・

昼休み。
白粥のふやけた匂いで吐きそうになる。
芹と三つ葉と春菊を湯掻いて微塵切りにしたものを冷凍庫に常備してある。
匂いを嗅いだだけで吐きそうな米の粥に混ぜると食べる事が出来る。


・・・・・

食後、外に出た。
今、足元は一面たんぽぽで黄色い。
 


木製のベンチは日光で温まっているが風は冷たい。
葉桜がまだ残っている。
気温が低いからまだしばらく咲きそうだ。








・・・・・

何事も無く仕事を終えた。
上弦の月。




今夜は急変待機である。
母宅には電話で安否確認を済ませた。

オレンジがあったので輪切りにしてみた。
甘過ぎるのでレモン果汁をかけたらウマくなった。


・・・・・

帰宅後何もしていないが眠い。
今さっき電話が来た。
夜勤者がちょっと心配になった案件があると言って相談の電話だった。
緊急性無さそうな案件だった。
今夜も冷え込みが厳しいので早々に就寝致しよう。
起きているとそれだけで暖房が勿体ない。

時間泥棒とゲロバケツ

2018-05-21 20:22:09 | 日常
仕事休みなので鶏肉のカレーを仕込んだ。
少量であればカレーは何故か胃に響かない。
玉葱の大玉3個を飴色になるまで炒め、人参もしつこいほどよく煮込む。
強く煮込むなら肉は鶏が良い。
辛味を抑えて完成した。
良い出来具合だったので電話で母に食べるかと聞いたが
口の中が荒れているからカレーは要らないと言うので全部自分用になった。
小分けしてラップで密封し冷蔵する。

食べてみたが久しぶりでウマい。
米飯は120g以内だと胃に響かない。

・・・・・

洗濯と台所の洗い物を済ませ、一息つく。
ネットも見るが、本も読む。

水出し珈琲を仕込んだので今朝、MOWのバニラをアフォガードにした。
MOWはアフォガードにしてもウマい。


映画「ゾウを撫でる」を見ている。
この映画も好きだ。

“羅生門のような夜に”

地下のバーでウィスキーのボトルに客が書いた文言に歓喜する。
土砂降り雨の夜のシーンは感慨深い。

・・・・・

たった今、無駄に電話がかかって来て逆上し携帯電話を叩き切った。
電話は母からだった。
昨日休みで教会帰りに様子見に立ち寄って安否確認した。
今日は午前中カレーを仕込んだと連絡を入れた時に口内炎があるからやめておくと言ったが
体調は特に変わりない様子で普通に電話を切ったばかりだ。
それが一息ついていると今度は母が電話を鳴らす。

「昨日休みだったのに、さっき電話くれたから、あれ?仕事行ってるのかなと気になって」

シフト上2連休だから今日も家にいるが何か問題でもあるのか?
特に用は無いけど、と言って母は聞かれもしない自分の体調についてだらだらとりとめなく喋り始めた。
何の用件も無く「ただ気になったから」というだけで話の口火を切り、
そこからだらだらと自分の思いつきや不定愁訴を延々と垂れ流す。
私の休日は貴方のげろバケツのためにあるのではない。
この時間泥棒。
体調については午前中の電話で聞いた。
差し当たってもう用は無い。
こちらの仕事がシフト制で不定期の休みである事や、定時に帰宅する事は常に無く、
帰宅のついでに立ち寄る時刻が18:00であれば「あら?今日は随分早いね、仕事行ったのでなかったの」
19:00過ぎれば「仕事随分遅いんだね」と、そこからだらだらぐずぐずと己の体調を喋り出し
不定愁訴を垂れ流す。
その無駄な喋りのために玄関先に立って何分も時間を無駄に費やし、仕事帰りの疲労が倍増する。
体調→不定愁訴→誰かの個人的な事情つまり噂に脱線し迷走する。

安否確認だけは毎日怠らないようにしなければ、父の時のように人知れず室内で倒れていたと言う事態が起こり得る。
実際母も昨年トイレで気絶し転んで顔面強打して自分で覚醒し翌日の夜になってから事後報告があった。
こういう前科があると話を聞きたくなく顔を見たくなくても日に1回は訪ねて安否堪忍をしない訳にはいかない。
訪ねないとしても電話だけでもかける事にしている。
物心ついた時から私はこの女とは会話が成立しない。
自分の体調のあれこれや、身の回りのほんの僅かな狭い人間関係を根掘り葉掘りぐたぐたと
一方的に垂れ流すのみでこちらが聞いていようといまいと仕事帰りだろうと夜間の急変待機だろうと
母は自分の喋りを垂れ流す事にしか意識が向いていないためこちらの話は一切聞いておいない。
こちらが聞いても聞かなくても3時間でも4時間でも、何時間でも自分語りを喋り続ける。

用件だけ簡潔に言えと言って電話を叩き切った。
私はあの母親とは会話をしたくないのだ。
最近、胃痛だけでなく、食べると嘔吐するようになった事とは無関係ではないかも知れない。
物心ついた時からこの女に対して不信と警戒心が消えない。
年老いて我欲の塊になってくるとなおの事、嫌悪感が強くなった。
頭では寂しい独居老人である事を理解している。
医療福祉の人間としてしなければならない事はする。
しかし親だの子だの、個人的な関わりをしようとするとアレルギーが起こる。
亡き父は今の母とは逆でADL自立の頃は私を排斥し、
認知症が進むと昔父が子供だった時に虐められた継母や作法に厳しかった父の祖母と子供である私とを混同した。
父が私を殺そうと刃物を隠し持っていたのがヘルパーによって発覚し、精神科受診につながった。
脳血管性の認知症と統合失調の診断がつき、精神科医から助言を受けながら父の在宅介護生活を続けた。
母にはまだ認知症の兆候が見られない。
年齢なりの記憶の衰えが少しある程度だ。
元々若い時からの狭心症持ちで自分の気に入らない事があると「発作」を起こして自分の言い分を押し通す。
父と離婚する時には味方をしてくれない子供である私に気違いじみた電話や手紙を寄越した。
自分の言い分を押し通すために嘘をつくのは当然、自殺を仄めかして人を脅す事もする女である。

この母親と関わると自分が阿修羅になる。
父がその父親や継母達から受けた理不尽な扱いに抵抗しない子供であったように、
私も死んだ父やこの母親から受けた折檻や暴言に抵抗しなかった。
抵抗する術を2歳や5歳の子供は持ち合わせていないがその内側は呪いで満たされている。
ジョージ秋山の名作『アシュラ』の人間像は私自身そのものである。
しかし同時に、このように邪険にして明日の夕方部屋で母が人知れず冷たくなっていたら、とか
先日のように勤務中或いはそうでない時に病院から私の携帯に母の心肺停止を知らせる着信があったら、とか
そのようにして最期の対面も無くこの世での別れの日を迎えたら、自分は後々後味悪く後悔するだろう、とか
父の生前の時と同じ強迫観念がある。
親と言うものは必ず2人いる。
1人を見送ってもまだ1人残っている。
それも、父の時よりも介護制度は格段に貧弱なものと変わっており、以前なら何とか出来たものが
今の母には使えない。

父の時はいつも「疲れた、早く自分の人生が終わらないか」と思っていた。
今は胃が痛む。
親が先に逝くとは限らないものだ。
ものを通常通り食べられなくなった者から衰え死に向かうのは自然の成り行きである。
母は何十年も昔の、家族全員が揃っていた当時の観念だけでしか自分の子供を認識しない。
安否確認に行くと料理したものをくれるが昔よく食べていたものを今の私は食べる事が出来ない。
胃が受け付けないからだ。
日本人の食生活で必ず好んで多用される味噌、醤油、砂糖、味醂の味付けが今の私にはダメだ。
野菜も、繊維を細かく粉砕して少量しか食べられない。
胃が悪いし以前と違って夕食は食べない、食生活が完全に変わったと説明し辞退するが母は理解しない。
何度同じ事を説明しても全く受け入れず耳を貸さないので玄関先のしつこい押し問答にうんざりし
遠慮ではなく食生活が違うと幾ら言っても母には伝わらない。
しかしよく考えてみれば母は私の事を何一つ知らないのだ。
食の事だけでなく健康の事もどんな仕事をしどんな生活をしているかも、
この母親は私という人間を全く知らない。
無理も無い事だ。
18歳以降何十年も関わっていなかったのだから。

くれたものは食べられるものは感謝して食べてから電話で「おいしかったありがとう」と言わねばならない。
胃に残る食べられないものはとりあえず受け取って持ち帰り、冷凍庫に放り込む。
切り干し大根や野菜の煮物などは冷凍し後日時間ある時に半解凍状態で微塵切り作業をしなければならない。
刻んだものは炊き込み飯や炒飯の具にする。
完成した炊き込み飯や炒飯をまた安否確認に訪ねる時に母への差し入れにする。
何かで母がまた体調悪くなった時に食事の準備を手早く出来るように備えている。
こうして休日の生活時間は生き残っている親のげろバケツ役のために消費される。

そんなに長い期間ではない筈だ。
しなければならない事をしていればやがて自分の人生も終わってくれる筈だ。

2018ペンテコステ

2018-05-20 20:21:43 | 日常
夜が明けた。
昨夜急変の呼び出しは無かった。
今日明日二連休である。




朝っぱらからツナ炒飯を作った。
味付けに使用したのは昆布茶のみ。

昨日惣菜のきんぴらの小パックを1つと青紫蘇を買って来た。
冷蔵庫に残っていたエノキタケとしめじと切り干し大根の煮付けを細かく刻んだ。
切り干し大根は、先日安否確認のため母宅に立ち寄った時、食べろと言ってくれたものだが
食べられないので微塵切りして冷凍庫に放り込んであった。
胃が悪いからと説明したところで軟らかく煮たから大丈夫だと言って理解しないため受け取っては来たが
食べる訳にも捨てる訳にも行かず、冷凍しておいた。
味見してみたがツナと合わせても違和感は無い。
具材の癖は青紫蘇のおかげで気にならない。
教会に行く前にこれを母宅に届けた。
10:00だとまだ寝ている事もあり以前激怒されたのでドアノブに下げて来た。
昼頃にでも電話で知らせればよい。

風は冷たいがいい天気だ。
低温のためか空の青が冴えている。


エゾリンゴが開花している。












そういえばリンゴの花が咲いたと言うのに蜂がいない。
寒いから姿を現さないのかな。

おっケム氏。
やはり寒さのためか動きが鈍い。
来月はもう夏至というのに気の毒な事だ。


教会に来た。
今日は聖霊降臨の主日である。


主日礼拝

黙祷
招詞 使徒言行録2;17~21
讃美歌(21) 204 450
聖句唱和 ヨハネ15;26
使徒信条
メノナイト信仰告白
祈り
讃美歌(21) 348
聖書朗読 ヨハネ14;16~20
説教
讃美歌(21) 342
ギデオン協会の方からの話
献金 讃美歌(21) 65
祈り
頌栄 讃美歌(21)
祝祷

しばらく来ないうちに教会の庭が賑やかになっていた。














 
 

礼拝の後、昼食が出た。
パンと野菜サラダとピンポン玉大のコロッケとベーコン、ヴィシソワーズだった。
コロッケ1個とヴィシソワーズだけ頂いた。
量も形状も胃痛を招くめんどくさい事情のため食べられないものが多くて皆に気を使わせてしまった。
普段通りに食べられない事は肩身の狭いものだな。
食事の後、定例の会議。

会議は議題が多くて時間がかかった。
それでも日が高いので自宅と反対方向の本屋まで歩いて行き、雑誌を物色した。
本も何かあればと思ったが興味を引かれる物無し。
ドーナツ屋も覗いてみたが食欲そそられず。

バスは1時間どころか90分に1本しか無い。
日曜日だからなぁ。
歩いて帰るか。


路肩に蝶が留まっている。
近寄っても逃げないのは低温のため動けなくなったらしい。
あまり見かけない種類の蝶である。


木の枝の先にティッシュペーパーが引っ掛かっているように見えた。
白いのは花だった。






橋の上は風が強い。


間もなく日が沈む。
帰りの足で母宅に安否確認のため寄ってみたら朝届けた炒飯は食べたらしい。
この人は食欲あり、むしろ私よりも何でも食べる事が出来る。




モミジの枝の先がどんどん尖って行く。


歩きながら教会の会議の席で交わされた会話を回想するうちに
アントニー・デ・メロ師の「メダル」を思い出した。

 メダル

 人間は、この広大な宇宙のなかで、ひとりきりで、迷いながら自分を見つけるものです。
 彼の心は不安に満ちています。

 よい宗教は、人間を、不安を知らぬ者にします。
 悪い宗教は、人間の不安を増します。

 遊びに行った小さい息子が、夕暮れまえに帰ってこないので、
 母親は彼をおどかすことにしました。
 日が沈むとすぐ、帰り道にお化けが出るよと話したのです。
 彼女はもう、息子を家に帰すのに、毎夕何のわずらいもありませんでした。

 ところが少年が大きくなったとき、彼は暗闇とお化けを非常に怖がり、
 夜には外出を嫌がるようになってしまいました。
 そこで母親は、息子にメダルを与え、そのメダルをつけている限り、
 お化けは彼に何の害も加えないことを信じこませました。

 今では彼は、暗闇でも平気で出かけるようになりました。
 メダルをしっかりと握りしめながら。

 悪い宗教はメダルへの信仰を強めます。
 よい宗教は、お化けなんかいないことをわからせます。
      (アントニー・デ・メロ著 谷口正子訳 『小鳥の歌―東洋の愛と知恵―』1985年女子パウロ会)


随分歩いた。
明日も休みだし、早く寝て丑三つ時に起きよう。
深夜のネット逍遥をするのだ。

不足

2018-05-19 20:21:19 | 日常
朝から雨降って寒い。
風も強くて傘が役に立たなさそうなので勿体ないけどタクシーで出勤した。

・・・・・

仕事終わった。
雨は上がっても曇り空、風はキリキリ冷たい。
一日忙しかった。
健診の準備があり、丸投げされた業務を拾った事もあり自業自得である。

父の生前もそうであったが、
高齢者の進行しつつある認知症と個人本来の病的気質とが一緒に現れると誰もが対応に悩み、理解に苦しむ。
過去の仕事では自分に精神科の勤務経験が無いため、もっと実践的な勉強が必要と思ったりもする。
職場に来られる精神科の往診医と話して対応を相談する度に自分に不足しているものがあると痛感する。
健診の準備のため一人一人のチャートを開き、介護職員の日常の記録を読んでしみじみ思う。
外科分野が多かったからなぁ自分は。
何でも即座に判断しすぐ動いて結論を出そうとしてしまう。
しかし今の職場は救急病院でも手術室でも外科や脳外科の病棟でもない、高齢者福祉施設だ。
ここでは自分はどうしても即物的で粗忽で短絡的かも知れない。

今夜は携帯持ち。
夜間の急変待機である。
何事も無ければ明日明後日二連休だ。

死んでいる

2018-05-18 20:19:06 | 日常
寒い。
気温8℃
予報では霜注意報が出ている。

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仕事終わった。
太陽光が無いだけで病気になりそうなほど寒い。

2日間の休み明けが久しぶりの部署だったので浦島太郎気分になったが
何事も無く平穏に、利用者の方々や介護職の若い衆達と喋って笑って一日が過ぎ去った。
私生活の時間と勤務時間との精神状態が解離しつつあると感じる。

仕事が終わって、自身の生活時間にいる自分は精神的に死んでいる。

今後の相談だけで有給の一日を費やした

2018-05-17 20:10:33 | 日常
本日1日有給休暇取って母のケアマネに電話で連絡していた。
先日病院の外来で母が意識喪失した件を知らせ、内服が一部変更になった事、
緊急時の連絡など万一の時の対応を協議した。
急変時に備えケアマネと連携して対応出来るよう態勢を整える。

胃の具合悪い。
食べていないから飢餓の筈であるが、空腹感が無くむかむかする。
今朝はとりあえず食えるものを少量だけ食うておる。
主に豆腐。
弁当にするつもりで買い置きしていた惣菜の揚げ出し豆腐を半分食べた。
豆腐が揚げてあっても大丈夫だ。
食べ物の内容や成分よりも形状と硬さが胃を直撃する。
いろいろ試してみたが、繊維の残る物が全くダメになった。
特に野菜の繊維が困った事になった。
胃の蠕動を促進させる繊維質が胃痛を引き起こして悶絶する。
茹でブロッコリー人参、牛蒡、葉物野菜のお浸しを食べて胃が痛みだすのには閉口する。
肉や魚は問題なし。
油も大丈夫だ。

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せっかく有給を1日確保したが母の件でケアマネと電話した後は当たり前に掃除と洗濯をしたのみ。
出掛ける事もしなかった。

葉桜が夕日を浴びている。




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母親に安否確認の電話をした。
少し会話しただけで猛烈な嘔気が来た。