ぱんくず日記

日々の記録と自己分析。

中華晩飯 その3.

2009-07-31 18:54:00 | 
ライチシャーベット。
軽く爽やかな甘味。


ライチという果物は大好きだ。
昔、自宅近所の回る寿司屋で
冷凍ライチがデザートメニューだった頃、
小さなガラスの器入りのライチ5個で一皿だった。


私は仕事帰りによくその店に行き、
カウンターに座って寿司には目もくれず
ひたすらライチの皿を取って皮を剥いて食べ続け、
残骸の山を作った。
寿司を全く食べずに
一皿5個のライチを7~8皿も食べ続け、
さらに帰りには持ち帰りでライチ5皿をオーダーし
自宅で完食するというのを繰り返した。
救急病院の手術場で働いていた2、3年の間、
そんな事ばかりしていた。


今は年をとって冷えに弱くなったので
冷凍果物自体食べられなくなったが
それでもライチは大好物だ。
たまにこうしてライチのデザートを見かけると
つい頼んでしまう。


中華は滅多に食べないが
この店がじじ宅の近所のぼろ屋で
小さな中華を開いた頃には、
私はよく食べに来て新聞片手に餃子を食べていた。


小奇麗な中華レストランになった今よりも
当時はもっと庶民的な佇まいで
店の天井近くに小型テレビがあって
カウンターや小上がり席の客も
料理作っている店主も料理運ぶおばさんも
皆しプロ野球とかサッカーのワールドカップとか
クイズミリオネアなんかに見入って
いろいろ話しながらのんびり夕食時を過ごしていた。


店が私んちの近所に移転して来て
小奇麗なレストランになっからは
新聞片手に
テレビの野球観ながら食べる雰囲気ではなくなった。
メニューも増えたな。


味は今も同じ。
ウマい。

中華晩飯 その2.

2009-07-31 18:40:00 | 
海老野菜塩炒め。


顔馴染みの患者さん達とは別れ難かったな。
私も含めスタッフが人事異動で姿を消す事は
不穏になったりすると困るので
患者さん達には一切知らせていないけど
いつも手拍子で「♪よよいのよいっ」とか
「おっちょこちょいのちょいっ」とか
昼夜逆転して一人宴会している人は
先日夜勤入りの前に訪室すると突然泣いた。


「あんたには世話かけたね。
 最後によろしく頼むね。」


びっくりした。
知ってるのか?いやそんな筈は無い。
仮に誰かがそう漏らしたとしても
認知症が進んでいて理解不能だと思うが?


逆に、
これが「最後」で何処かに行ってしまうのは
私ではなくてこの方なのか?
よくそういう話を聞く。
普段は意思疎通不能で会話も成立しない人が
突然正常な会話をし始め、
「ありがとう」とか「さよなら」とか言うので
皆がびっくりしていたら
その夜に急変し亡くなってしまった、
などという話をたまに聞く事がある。


その夜の夜勤は
この人に何か起こるのではないかと
ぴりぴりして一夜を明かした。
しかし何事も無く最後の夜勤は終わり、
明け休みの後、二日間の日勤は人手不足で
殺人的に忙しく走り回っている間に過ぎ去った。


最後の日勤を終えたので
帰りに顔を見に訪室した。
またびっくりした。
その方はうとうと眠っていたのが、
薄目を開いて言った。


「あああ、もう、私の事は忘れてちょうだい。」

中華晩飯 その1.

2009-07-31 18:36:00 | 
忍耐の療養病棟とも本日でおさらばだ。
人知れず密かに中華で打ち上げ。


酢豚。


劣悪な労働環境に苛立ち、腹を立て、
辞める辞めると思いながら
よくもあんな所に3年もいたものだ。
ひでぇひでぇ辞める辞めるとぶち切れながら
結局順応してしまうのだから
自分ながら何と節操無い事よ。


週明けからは
恐怖の重患病棟。
怒られる事はあっても自分が怒る事はあるまい。

マイナス59℃

2009-07-29 12:32:00 | 読書
届いた。


ブログのお仲間がお気に入りで
昔大切にしていたのを失ってしまった、
タイトルももう忘れてしまったと聞くと
俄然検索の虫が興奮してしまって
多分これではないかと思われるのを突き止め、
取り寄せてみた絶版の写真集。


『シベリア夢幻
 零下59度のツンドラを行く』
       (椎名誠 情報センター出版局 昭和60年)


これかな。。。
黄色い表紙と言っていたから
多分これだよね。


そうか。
この写真集見て、
本州以南在住のその人はびっくりしたかな。
びっくりしただろうな。


マイナス50℃以下の低温なんて
私も体験していない。
でもこれを見ると懐かしい気がする。
自分の子供の頃の冬の記憶と共通しているからだ。
私が小学生だった頃、
生まれ育った北海道東部では
真冬の最低気温がマイナス20℃以下というのは
全然珍しくない当たり前の日常で、
冬という季節とはそういうものだった。
(温暖化した今現在でも北海道中部以北では
 真冬のマイナス20℃以下は珍しくない。)


朝、起きると窓ガラス一面に
植物の葉脈のような氷紋が張り付き、
凍り付いて窓や扉が開かない。
屋外にある水分という水分が完全に凍結して、
厚いガラスの牛乳瓶が破裂している。
学校に行こうと外に出ると
息が凍り付いて吸えない。
気管が痛く胸が苦しくなる。
睫や鼻毛も凍って白い霜がつく。
路面の雪も水分が完全に凍結していると
さらさらして滑らない。
そのためか
私は子供の頃に真冬の雪で滑って転んだ記憶が無い。
転ぶのは雪解けの季節だけであった。
(冬の雪道で転ぶようになったのはここ数年である。)
雪で遊べるのは橇くらいだった。
水分の無いさらさらした雪では
雪だるまも雪合戦の雪球も作れなかった。
あれは絵本やテレビの中だけの外国の話か
或いは架空のものだと思っていた。
吐く息も、煙突や排気口から出る煙も、
湯気という湯気が真っ白に煙る。
生活圏では朝靄が立つ。
スノーダストが光りながら空中を舞う。
厳寒期の朝の冬の空気は独特の匂いがした。


この写真集を見るとその記憶が甦って来る。


旧ソ連時代の北東シベリア。


ヤクーツク


ウスチネラ


イルクーツク


写真の中の人々の木造住宅、共同水道が懐かしい。
人々は重ね着して丸々になっている。
気温の低さは桁が違うけど
私達も木造の長屋に住んでいた子が大勢いて
共同の水道があったけど重たい鉄製のポンプは
素手で触ると手が凍り付いて剥がせなくなる。
今のような質の良いダウンジャケットが無く
防寒靴も高くて買えなかった時代に
たくさん重ね着して粗末なアノラックを着て
靴下を何枚も履いた上からゴム長靴を履いていた。
教室にはだるま型のストーブがあって
クラスには耳が凍傷に罹って耳当てしている子が
常に何人かはいた。
私の子供時代はそんな光景に溢れていた。


 「イルクーツクは
  マイナス30度ぐらいしかならないけれど、
  ヤクーツクは50度以下にもなるので、
  体がしゃんとして健康にいい、
  言っていたのが印象的だった。」(本文より)


イルクーツクの住人の話す事が著者にとって
印象に残ったらしい。
でもこれと似た会話を私達もするよ。
「札幌はマイナス5℃くらいにしかならないけど
 旭川は20℃以下にもなるから
 道路が滑らなくていい。」とか。
低温の度合いが私のしてきた体験などとは
比較にならないけどね。
写真集の中の一枚を撮った日は
気温マイナス59℃だったと書いてある。
バナナで釘を打つどころの話ではない。
カメラのフィルムを巻き上げようとしたら
フィルムはパリパリに凍って
一枚目でちぎれてしまったと書いてある。


そうだろうな。
たとえフィルムの要らないデジカメでも
現地の低温では
誤作動で使い物にならないかも知れない。


物理的な逆境の中で
よく撮ったなぁこれらの写真。

すももも

2009-07-29 00:59:00 | 
ストレスで胃が荒れたり
舌と顔面の皮膚がガサガサしている。
日光に全く当たっていないしビタミンも足りないし。
果物でも食べるかな。


果物は品種改良で不自然に甘ったるい物が多くて
美味しくないから普段あまり食べない。
たまに食べると自分でも珍しくなって
写メ撮って記事に貼ったりする。


それでもバラ科の果物なら割と好きだ。
香りがいいから。


なし(二十世紀)
りんご(あかね、紅玉、鮮度のいい王林)
さくらんぼ
あんず
びわ
ネクタリン
黄桃
もも
すもも


りんごは品種改良された甘ったるいのよりも
酸味のある方が好きだ。


すももにしよ。


すももは皮をしばらく口の中で噛んでいると
酸味が出て来る。


これは果肉の甘みが強く皮の酸味も強いすもも。
その名もサマーエンシェルだって。
エンジェルね。エンジェル。
一般的なプラムの2、3倍もある大きい種類で
水分が多く味が濃い。
結構ウマいかな。

誤メール

2009-07-28 21:53:00 | 日常
上司のグチを間違って本人に…… 
   身の毛もよだつ誤メール事情(RBB TODAY - 07月28日 16:55)
(先頭にhをつけてね。)
 ↓
 ttp://www.rbbtoday.com/news/20090728/61511.html


私は老眼になって以来、
メール自体をやらなくなっていて、
仕事柄PCも業務では使わないので
誤メールというのをまだした事が無い。
しかし、
ここに挙げられている誤メールの事例を見ると
いずれも深刻な事態や人間関係の破綻を招きかねない。


■ビジネス編
・同僚への“ずる休みでごめんねメール”を課長に送った
・業務日報を上司宛てではなく部内全体メールに流してしまった
・同期と同じ苗字の上司に飲み会のメールを送ってしまった
・自分の誤送信じゃないが、
 社員全員の給与額が書かれたファイルが添付されてた事があった
・打ち合わせ途中のメールをクライアントへ……
・上司の愚痴を友達に送るつもりが上司に送ってしまった
・友人に送ったと思っていたメールが取引相手に何回も送られていた
・苦情を上司へ相談するはずが、
 原因となった本人に送信してしまった


■プライベート編
・陰口を当の本人宛に送ってしまった
・悩みの種の人間に悩み相談メールを送信
・メーリングリストから来たメールに、
 個人的な返事を書いて返信してしまった
・ブログ用のアドレスのつもりが友人のアドレスに送ってしまった
・同じ趣味の友人にメールしようとしたのに、
 自分の趣味を教えていない人に趣味内容のメールを送ってしまった


■恋愛・夫婦編
・ラブラブメールを間違った女性に送信してしまった
・彼の悪口を友人ではなく彼に送ってしまった!
・主人の不満を本人に送信してしまった
・告白した結果を友人に報告しようとしたら本人に送ってしまった
・付き合ってることを隠していた友人に
 彼宛のメールを送ってしまった
・カミさんに送った誤メール。内容は言えません…
・複数の女性と交際中に、名前を誤ってメールを送信してしまった




・・・・・・(;・ロ・)ヒェェ


これらの事例の当事者達は
その後どうやってピンチを切り抜けたのか
或いは切り抜けられずにどんな経過を辿ったのか
如何にして事態を収拾したのだろう?

晴れ。

2009-07-28 12:37:00 | 
予報を裏切って、晴れ。
窓を開ける気にもならない。


昨日の悪夢を引き摺って気分は最低最悪。
あらゆる物事がダメダメだった。
しかし誰よりも自分がダメだった。
出来なくて足りなくてダメだったのではなくて
寝入りばなを襲われて手も足も出ない、
あれも無いこれも足りない、
どうしようもない敗北感。
誰よりも自分が悪い、足りない。


どっぷり
どん底まで落ち込んで泥沼に浸ろうとすると
昨日のうちから雑用がどんどんやって来て
うず高く積もっている。
じじ絡みの雑用もいくつかあるが
昨日気絶してる間に牧師先生が来ていたらしい。
来月の教会月報の資料が新聞受けに入っていた。
今日中に月報作ってしまわなければ。


買い物しなければならない事もあった気がするが
何と何が要るんだったか忘れた。

最悪・・・・orz

2009-07-27 11:38:00 | 日常
今の部署で最後の夜勤が明けた。
最後だからって盛りだくさんだったであるよ。


順調に仕事が進んだかと思ったら
終業直前に悪夢のような急変が起こり
結局家族の到着も間に合わなかった。


その処置とお見送りと片付けが終わった途端、
急な入院が入って来た。



あーあ。
何でこうなるの。。。。。orz

忙しかったなぁ。

2009-07-25 20:47:00 | 日常
同僚の父親が亡くなった。
今日の休みは日勤に変わり、
明日の日勤は夜勤に変わったが
今朝出勤してみると、
後輩が子供の発熱で休んでいた。
一日に二人も欠員が出て
私も含め代役2名立てて
やっと一日の業務が回った。


いっそがしかったなぁ。


いいよ一生懸命やるさ。
今の部署もあと数日なんだから。

勤務変更

2009-07-24 22:10:00 | 日常
今日明日二連休の予定だったので
抜けない疲れを落とせるかと思って
多少の雑用や外食や買い物は全部明日に回して
今日一日寝ていたら、
夕方16:30になって上司から電話が来た。
同僚の親が危篤状態なので明日の休みを日勤に、
明後日の日勤を夜勤に、
代わって勤務してほしいと。


いいよそれは。


しかし
その人の親が危篤なのは前々から皆が知っていた事だ。
何で今朝のうちに連絡を寄越さず夕方なの。
一緒に働く者の親が危篤状態になっているのだから
いつ急遽仕事を休むかわからない。
だからこそ万一勤務に穴が空いても大丈夫なように
日勤者の人数を増やし他の人に夜勤も日勤も交替させて
業務に支障が出ないように調整した上で
本人には有給を使わせて
気兼ねなく危篤の親に付き添う事が
できるようにしてやるくらいの配慮をするのが
管理者の責任である。
これまで見てきた管理職は誰でも
普通にその程度の配慮を
部下達に対してやっていたけどね。
今の職場の管理者は一切やらない。
というよりも、
この上司、親が危篤だという同僚を眼の敵にしている。
あの人もこの人も私も
前々から皆勤務交替には協力すると言っていた。
にも拘らずこの上司、今日まで一切勤務調整しなかった。
それで今日の夕方になってから
明日の勤務変更の連絡を私に寄越してるの。
前日の夕方に連絡など、小学生以下だ。
そんな判断も出来ないのか。
何たる無能。


「いゃ~井上ちゃん悪いねぇー
 私が明日休みだから代わりに日勤で
 出てやってもよかったけどさ、
 私、用事あるんだわ。」


知ってるよ。
用事って三味線の稽古だろ。


「あんたの親も手術したんでしょー悪いねぇ。
 本人からちゃんとあんたに連絡させるから。」


えっ!?
親の呼吸がいよいよ止まると連絡して来た部下に
「勤務変わって貰う相手は自分で探せ。
 電話は自分でしろ。」
などとまさか言ったのか?
そんな非常時に毛ほどの思いやりもないのか。
いい年してあんた、人間としてどうよ。


勤務調整は本来あんたの仕事だよ管理職のあんたの。
管理職のあんたが早くから勤務調整すれば
こんな事にはならないんだよ。


しかもこの管理職、
自分は何らかの理由をつけて土日は出て来ない、
週明けの一番業務の忙しい月曜日に
三味線のために指定休を毎週必ず取る。
プロ意識が無いからそういう事が出来るんだよ。


あと数日で人事異動のために
自分はこの部署からいなくなるので言わないが
辞表の下書きしている部下が今何人いるか
この管理職は知らずにいる。


ごきげんよう。
よい週末を。


電話を切ってすぐ買い物に出かけた。
ヘルパーから連絡のあった足りない食材と
紙パンツを買出ししてじじ宅に届け、
頼まれていた膝丈ストッキングと果物を買ってをばばに届け、
かつての同僚からばばの経過を聞いて
とりあえず明日の予定だった雑用は片付いた。


それから自分の夕食を取り、
自宅の食材を補充して帰宅した途端、同僚からの電話。


「ごめん。
 本当に代って貰っていいの?
 申し訳ない。
 ごめんなさい。」


親が死にそうな時に
そんな事気にしなくていいって。
後々後悔しないように
今出来るだけの事をした方がいい。
私達はたくさんの患者さん達の最期を看取って
たくさんの患者さん達の家族を見て
切実に知っているではないの。


後悔だけはしないように。




あっっっ米買うの忘れた。。。。。。orz

おこんばんは。

2009-07-24 20:02:01 | 日常
カレー店の後、
ヨー○ドーで自宅の食材を少々買って
帰宅する途中、があがいた。


があの窓を塞ぐように停めてあった路駐の車が
何処かのおにっちゃんとおねっちゃんとを乗せて
発進し、何処かに消えたので
があは気が気でないらしい。


しきりに立ったり座ったりして
目をぱちくりしている。

アサリのカレー

2009-07-24 19:07:00 | 
前回はスープカレーだったが
今回はルーカレーで
アサリ、そして一番辛い5辛で。


あーこれウマいわ。
辛さもちょうど良い。


それにしてもこの具だくさん。
殻付きアサリは大粒だね。
ジャガイモ、ニンジン、玉葱、
ピーマン(緑、黄、赤)、ナス、
大根(!)、しめじ、半熟卵。


香辛料のバランスもいいよ。


ふふふ気に入ったぞ♪