ぱんくず日記

日々の記録と自己分析。

料理する。

2009-12-30 21:19:00 | 日常
精神状態がよろしくないので
今年は何も作りたくないし食べたくも無いので
じじが利用している配食業者の正月料理を予約して
今年は何も作らないつもりでいた。


しかし
申し込み用紙は私が手に取らないうちに
新聞紙と一緒に廃棄されてしまっていたらしい。
気づいたのは既に予約を締め切られた後だった。


結局一から全部自分で作らねばならず。


ま、食べたいものだけ作ればいいので
経済的には安上がりである。


今さっきから旨煮作成に取り掛かった。

西洋門松撤収

2009-12-30 15:28:00 | 日常
何年か前のおせち料理の空き重箱に
飾りを収納する。


量販店で買った飾りに加えて
携帯のオマケや保険のアヒルまでもぶら下がっていた。
違和感全く無かったので
ぶら下げられる物なら何でもぶら下げていたのだった。


お疲れ様。
また来年?

凍結階段

2009-12-30 13:44:00 | 日常
先日の雪が融けて凍って
階段がコーティングされてしまった。


しかもこの轍だらけの凍結路面の中、
徒歩で米と卵とを買いに出かけねばならず。
よりによって卵だよ卵。
転ぶに転べない。


階段の上がり下りも道を歩くも命懸け。
歩かなくても足がずるっと行ってしまう。

雪のち雨のち霙

2009-12-28 18:10:00 | 日常
一晩降り続いて積もった雪は
昼には土砂降り雨になり、
夕方には霙(みぞれ)に変わった。


道路は大変な事になっている。
積もった雪が雨で融けて
ぐずぐずのシャーベット状になったが
仕事を終えて職場を出る頃には
シャーベットどころか大根おろしの丼の中を
無理矢理じゃぶじゃぶ進もうとするようなもので
人も車も立ち往生していた。


今、勢い良く降っているのが
雪なのか雨なのか霙なのかわからないが
明日一日中ずっと降り続くらしい。


融けて液体になって下水に流れてくれればいいけど
明け方マイナス2℃とかマイナス1℃とか
生ぬるく中途半端に冷えたら最悪だ。
氷に油を流したような路面凍結で
通勤は命懸けになりそうだ。

『塩狩峠』鑑賞中だった。

2009-12-27 21:09:00 | Weblog
積もったべた雪を漕いでバスに乗り、
所用で出歩いていた。


帰りに届ける物があってじじ宅に行くと、
じじが床に転がっていて、一瞬ぎょっとした。


教会から帰って来て、
ストーブの傍で寝転がったまま
借りて来たVHS『塩狩峠』を見ながら
うとうとしていたらしい。


ストーブからもっと離れた場所に移動させ、
茶を入れて帰って来た。
うとうとしているからと言って
見ていない訳ではないらしい。
主人公が寝たきりの恋人と離れて札幌に転勤し、
洗礼を受けようとする場面だった。


じきにヘルパーさんが来る。
邪魔しないようにして置く事にした。


次回、じじは教会で牧師先生や教会仲間達と
この映画の話をする事が出来るだろう。

一年後

2009-12-27 15:33:00 | 日常
バスに乗って
はるばるカレンダーと月刊モーニング・ツーを買って来た。


カレンダーは
目当てにしていたものが完売していて
手頃な大きさと機能とを兼ね備えたものが無く、
結局どうでもいい卓上用のを買って来た。
卓上の台紙を切り取って捨ててしまい、
壁に貼る。


一年前、
去年の今頃は
一年後の今がこんな状態になっているとは知らなかった。
来年の今頃はどうなっているだろう。
一年後、来年の今頃に
自分が壁の暦を見るかどうかすら私は知らない。


今年は
去年の今頃には考えも及ばないほど
生きる事自体が嫌になる事ばかりだった。
真夏の時から半年経った今も、
それはまだ続いていて
何一つ改善も解決もしていない。


年が明けて来年になったら
これでもかといわんばかりに
きっともっともっと嫌な一年の日々が来る。


そして、
私を知る“神の代弁者”は一年後にまた言うだろう。


「神に祝福を求めないからだ。
 神に祝福を求めればいいのに。」

2009降誕節 その6.(12/25)

2009-12-26 12:30:00 | 日常
朝、目が覚めたら全身が痛かった。
呪われてるんだなきっと。


年末年始のこの時期に
自宅に帰る事も外泊も叶わない患者さん達を見ると
正直やりきれないが、
そのやりきれなさに加え殺人的な人手不足と多忙。
クリスマスというのは
地獄の釜の蓋が開く日の事だなきっと。


午後一番でしなければならない業務があって
昼食を食べて戻り、
小走りしながら患者さんに話しかけていたら
昼に食べた野菜サラダが逆流して口の中に戻って来た。
食事の時、あんまり喉が渇いて
ペットボトルの茶を一本全部飲んでしまったからだ。
まさか患者さんの前で嘔吐する訳にいかず、
無理矢理飲み込もうとしたら誤嚥してしまった。
最悪だ。


よかったマスクしていて。


点滴と注射の仕事が一段落して30分間ほど病棟を抜け、
臥床状態の人の機械入浴介助をして走って戻ったら
検査のための血管確保と搬出がぎりぎりになってしまった。
顔面の塩辛い汗が全部目に流れ込んで痛いのなんの。


何とか検査の搬出には二件とも間に合い、
定時の業務に戻ったが
途中であちこちで呼ばれて足止めを食い、
全員のオムツ交換を開始するのに30分も出遅れてしまった。


それでも
定刻17:00には業務を終えて脱兎のごとく職場を後にした。
時間給のパートだから。


虚脱感と共に職場を離れると、
世の中はまだめでたいクリスマスだった。
ヨー○ドーには
まだクリスマスのチョコカレンダーがあったし。
買わないけどね。
クリスマスの西洋門松と正月のシメ飾りが一緒に並んでんの。
もうどーにでもなってくれと言わんばかり。

2009降誕節 その5.(12/24)

2009-12-26 12:18:00 | 教会
後片付けの作業をしながら
久しぶりに教会仲間達と雑談した。


普段の礼拝ではゆっくり話をする時間もない
求道者の方と立ち話をし、
私が貸したVHS『奇跡の丘』の感想を話してくれた。


「幼稚園の時にあれを見て
 映画の中身、わかったのかい?」


「全然全くちんぷんかんぷんだった。」


「そりゃそーだわ(笑)
 あれを見たら本当に聖書を読んだのと同じじゃん。
 台詞も何も、
 全部福音書から引っ張って来ただけだし。
 幼稚園の子供にわかる筈ないよ。」


「うん。
 イエスが神殿で
 高利貸しや捧げ物の屋台を蹴散らした後のシーンで
 小さい子供達がうじゃうじゃっと雪崩れ込んで来て、
 葉っぱや枝を振りながらイエスにわぁわぁ叫んで
 大騒ぎになるでしょ。
 あれを見た時、私も同じくらいの年だったよ。
 歯が欠けて味噌っ歯になってる子とか。
 あの映画ではイエスがずっと不機嫌でしょ。
 律法学者に向かってばーかばーかとか叫んだり、
 あの映画の中でずっと怒ってたイエスが
 あの子供達を見て一瞬だけくすっと笑うでしょ。
 私は幼稚園の時にあのくすっと笑ったイエスを見て
 多分惚れたんだわ。」


「えー!?
 帰ったらもう一回見てみる。」


「お母さんとお父さんと見なよ。
 井上は幼稚園の時にあれを見て信者になったって、
 説明してあげるんだよ。(笑)」


「お母さんは多分見ると思うけど、
 お父さんはどうかな。」


帰り際に、
フラメンコ好きの教会仲間と今度はフラメンコの話になって
メールでようつべのURLを知らせる事になった。
携帯でようつべのアントニオ・ガデス『ファルッカ』
を再生してみたが、やはりPCの大きな画面でないと。


そうそう、
メールを送らねば。

2009降誕節 その4.(12/24)

2009-12-26 12:00:00 | 教会
教会の有志が賛美歌を歌い、
市の交響楽団の指揮者である方のチェロ演奏を披露し、
しみじみとした夜であった。


じじは
茶菓子のチョコをぽりぽり食べていたと思ったら、
賛美歌の時に拍子をとってちゃんと賛美歌を歌っていた。
「耳が遠くて歌わん」と言っていたので少なからず驚いた。


ふと見ると、
礼拝堂の隅の本棚に映画『塩狩峠』のVHSがある事に気づいた。
先月、教会で映画会をやったのだが
じじはヘルパーの勤務時間も絡み、
トイレ誘導や長時間の座位は疲れるのもあり、
見たくても見られず残念そうにしていたのだった。
既に原作の小説は読んだが
じじは映画も見たがっていたのだ。
貸し出し可能だったので借りて来た。


(じじの関心は一際高い。
 この小説の主人公同様、若い頃じじは蒸気機関士だった。
 子供時代に継母がいたのも共通している。)


最後に参加者全員で持ち寄ったプレゼントを交換し、
帰りがけに
婦人会恒例のクリスマスクッキーをお土産に貰って
じじはまた満面の笑みを浮かべて帰って行った。
じじに付いてくれたヘルパーさんにも
プレゼント交換には参加して貰い、
クッキーをお土産に渡す事が出来た。


教会の後片付けを手伝った足でじじ宅に行くと、
ヘルパーさんは施錠を忘れて帰ったらしい。
扉の鍵が掛かっていなかった。


じじが朝デイケアに出かけてから
夕方ほんの30分程度、
食事の時間しか暖房を作動させなかったためか
室内は寒く、冷え切っていた。
ヘルパーさんがじじのために
温かいお茶を入れてくれていたが既にぬるくなっていた。


じじが貰って来た交換プレゼントを開くと、
婦人会の誰だろうか、
モロゾフのお洒落な缶の中に、
ジプロック入りの自家製糠漬けが入っていて、
じじは大笑いしていた。


食事につけて貰おう。


あんまり寒いので珈琲を沸かした。
前夜のクリスマスケーキがまだ残っていたので
それを食べながらしばらくじじと話をした。
『塩狩峠』の事故の話。
実際にあった事件であり、
同じような仕事で働いていた事もあって
『塩狩峠』に関してはじじの方が詳しい。


いつも来てくれているヘルパーさん達一人一人に
教会のクッキーを渡すよう、じじに伝えた。
付箋紙を貼って一人一人の名前を書いたので
気づいて貰えるだろう。


「いいクリスマスだったな。」


よかったなじじ。

2009降誕節 その3.(12/24)

2009-12-26 11:19:00 | 教会
燭火礼拝。


蝋燭の火を見ているとますます眠くなる。


疲れた・腹減った・眠い。
これら三つの中で圧倒的威力を持つのは
「眠い」である。


今年は不況の煽りで職が無く
他所に転出して行った教会員達がかなりいたので
ひっそりと寂しいクリスマスになるかと思っていたら
見た事の無い人や初めて来た人も多く、
牧師夫妻と共に
ヘンデルのオラトリオの練習をしている合唱団の人々もいて、
また、
じじのためにイブを勤務に変えられてしまったヘルパーさんも
キリスト教の教会のクリスマスは初めてだという。


ぼさっとしている間に
椅子が足りなくなりそうでちょっと慌てた。

2009降誕節 その2.(12/24)

2009-12-26 11:05:00 | 教会
牧師夫人達に
「井上さん、お父さん来たよ。」と声をかけられて
玄関に行くと、
教会仲間達に出迎えられて満面の笑みを浮かべたじじと
この夜の教会同行のためだけに
急なシフト変更でクリスマスイブが勤務になってしまった
気の毒なヘルパーさんがいた。


ヘルパーさんが言いにくそうに「あの、これ・・・」と言った。
じじの足元にあの将棋盤がでんと置かれている。


「何なのこれは!」


じじ、開き直る。


「タクシーに積んで来たんだからいいだろうっ!」


違うだろじじ。
タクシーまでその重い将棋盤を運んだのは
あんたではなくてヘルパーさんだろ。
タクシーからこの教会の中まで重い将棋盤を運んで来たのは
あんたではなくてヘルパーさんだろ。


「もう教会まで持って来てしまったんだから
 いいだろうっ!」


玄関の通り道に置かれて邪魔なので
とりあえずクローゼットの中に置かせて貰った。


実力行使のつもりか妖怪め!

2009降誕節 その1.(12/24)

2009-12-26 10:53:00 | 教会
前日(12/23)の疲れと怒りを引き摺った日勤の一日は
そんなものも消し飛ぶほど忙しかった。


17:00になってもまだ続々と
あれもこれも頼まれそうだったが振り切り、
一度自宅に寄って内服だけ飲んでから教会に向かった。


途中、
じじ宅に電話を入れたらヘルパーさんが出た。
食事とトイレを済ませてこれから出ると。


教会に着いたら18:00を少し回ったばかりで
まだ時間があった。
入り口にプレゼピオが飾られていた。


皆に適当に挨拶して一番後ろの席に座り、15分程睡沈した。
教会仲間達が賛美歌を歌っていた。