ぱんくず日記

日々の記録と自己分析。

温まる

2007-11-30 23:58:51 | 
ふらついて
物にぶつかるほど眠いくせに
ずっとほっつき歩いたものだから
全身冷え切った。


自室に一歩入ると
呆れるほど冷え切っていた。
ストーブ全開でもなかなか暖まってこない。
さすが鉄筋コンクリート。


黙って室温が上がるのを待てる筈が無い。
それで
EVE様からの差し入れを開けた。


韓国風大辛ラーメン。
こないだ一個食べてみたら
まろやかでいい味、
ウマかったであるよ。

高い場所

2007-11-30 23:49:50 | 散歩
いつもの急な坂を歩いて登る途中
だんだん脚が上がらなくなってきた。
筋肉痛。
歩くと足がもつれる。
眠気で眩暈しながら坂を登り切り、
高い建物の最上階に上って
展望室からまた街を見た。

橋の上

2007-11-30 23:28:05 | 散歩
前日の天気予報では
朝の気温はマイナス9℃と言っていたが
マイナス5℃程度だったらしい。
日の出の時刻には
温度差で霞がかかっていた。


外に出ると快晴。
風も思っていたほどには冷たくなかった。
こんなに天気いいのに眠るのはもったいない。
またいつものように
見晴らしのいい高い場所まで
岸壁を歩き、橋を渡った。

岸壁

2007-11-30 23:25:30 | 散歩
今朝も
夜勤明けの帰りに散歩した。


昨夜の夜勤は出だしに急変。
処置のために21時過ぎまで走り回って
消灯した後、
覚悟していた不穏な数名の皆様のブザー連打の嵐や
罵詈雑言、奇声、壁蹴り、ベッド柵叩きの深夜大宴会は
全くなかった。
前日まで続いていた大騒ぎの疲労が溜まったのか
皆誰一人うんともすんとも言わずに
すうすう寝入っていて
返ってこちらが不安になった。


夕方急変した人は
明け方には呼吸状態も戻り
血中酸素飽和濃度が
微量の酸素投与で十分97~100%まで回復し
ああよかったほっとした・・・


今まで私は
夜勤中2時間の仮眠時間に
眠った事は無かったが
初めて睡魔に負けた。
1時間ほど休憩室に入った時、
床の上に転がって鼾をかいていたらしい。
気がつくと喉と鼻が痛かった。


夜が明けると
朝食と共に再び大宴会が始まった。
日勤の介護スタッフが早朝から
出勤するなり理由も無く突然怒鳴られ
味噌汁をぶつけられていた。
一度口に入れて咀嚼した飯をお膳の中に吐き出す。
本人の話では
前の病院での食事介助の仕方が気に障っているらしい。
ぶつけられた人は黙々と
転がった椀と味噌汁の具を拾って
床を拭いていた。


昨夜しっかり熟睡したからパワー全開だね。
一日が始まった。

不穏

2007-11-29 10:53:18 | 日常
誰かが亡くなってもベッドはすぐに埋まる。


「おいくそ看護婦!
 女房を呼べ!
 電話しろ!
 用?用なんか無い!
 電話して
 今何やってるか聞け!」


この数日、
昼夜問わず大声で叫び壁を叩き、蹴り、
ベッドをバンバン叩いて音を立て、
ベッド柵を揺すってガチャガチャ音を立て、
ブザーを手に握り締めて30秒間隔で鳴らし続ける、
譫妄に陥った人が数人増えた。


今夜の夜勤は平穏無事には済まないだろう。
事故さえ無ければ御の字。


私達が走って病室に駆けつけても
解決にはならない。
何故なら
皆、原因は共通し、
はっきりしているから。


家族がしばらく来ない。ずっと来ない。
寂しい。


来たけどすぐ帰って行った。
寂しい。




寂しい。




でも違うんだよ。
見放した訳ではない。
見捨てた訳ではない。


家族はちゃんと来ている。
熱など出していないか
髪が伸び過ぎてないか
身の回り品に不足がないか
ちゃんと
週に1回でも2回でも
少なくても半月に1回は
頑張って顔を見に来ている。


交通の便の悪い、
1時間に1本とか何時間に1本とか
そんなものしか走ってない、
バスもJRもろくに使えないようなこのド僻地の、
さらに郊外や市外や奥地から
吹き曝しの中でバスや電車を待ち、
荷物をたくさん持って、
それでもちゃんと顔を見に来る。


帰りもまたたくさん荷物を持って
風の強い中を何時来るのか来ないのか
ちぢこまってバスやJRを待って
くたびれて帰って行く。


家族自身が病身だったり、
家庭の中に
別の高齢者や病人をもう1人2人抱えて
その介護や看病の合間を縫って、
子育てしながら、
少ない年金収入をやりくりしながら、
低賃金で働きながら、
時間を工面して
やっと顔を見に来る。
へとへとなんだよ。
これが限界。
精一杯やってるんだよ。


24時間べったり
話し相手をして
機嫌をとって
付き添って傍にいる事は不可能。
家族にも自分の生活がある。
食べなきゃならないし
働かなきゃならないし
炊事洗濯掃除買い物雑用自分の通院、
休養だって取らなきゃ体力保たない。


寂しいだろうけど
寂しいからそうやって
壁叩いてベッド叩いて音出して叫んで
誰か来るのを期待してるけど
介護と看病と子育てと生活の全部を背負って
通って来る家族の
孤軍奮闘してくたびれ切った
底冷えする程の孤独を
あなたは知らないでしょう。
今はもう理解出来ないかも知れない。
でも元々
現役バリバリの時から既に
考えた事すら無かったでしょう。
おいと呼べばすぐにはいはいと来てくれる、
そうやって生きて来たし
それが当然だと思っていたでしょう。
そして
自分と同じように相手も幸せだと思っていた?


寂しいという理由で
介護スタッフを罵ったり蹴飛ばしたり叩いたり
腕を捩じ上げたりしてるけど
寂しいのはどうする事も出来ない。
気に入らなければ手でも足でも出せばいい。
どうしようもない事はどうしようもない。


誰でも一人なんだよ。
長い一日を一人で
長い長い夜を一人で
生きて死ぬんだよ。
誰にもどうする事も出来ない。
それが現実。

朧月夜

2007-11-27 00:54:44 | 
そういえば、
夕方日が暮れてから
じじ宅に向かっていると
猫のような四足の生き物がひょこひょこと
暗がりから現れた。
猫かと思って
猫の声を出してみたが無反応・・・?


・・・?何で・・・?


よく見ると、
しっぽがでかい。
全身黄色で足先が黒い。


ヲヲ!
キタキツネ!
しかもこんな中途半端な市街地を
足ケガしてひょこひょこと。


うろうろしながら
食い物を探していたのだろうか。