ある資材メーカーの販売代理店は、その担当者が気に入らないとメーカー役員に不満を云いつけたところ、当該担当者が半月後に窓際部署へと配置替えになった事実がありました。
販売代理店の拡販で資材メーカーの経営は成り立っています。
しかしこのメーカー対応は、果たして適切な措置だったのでしょうか。
一方別な電材メーカーは、担当者社員が販売代理店からの不満を直訴され、その内容を調査したところ、その社員に落ち度がない事が判明しました。
当該メーカーは、その販売代理店をばっさりと取引を停止にしたそうです。
充分な調査もせずに左遷したメーカーと調査の結果、代理店を切ったメーカー。
どちらが一流メーカーなのかは言うまでもありません。
自分を信頼して販売代理店を切ったメーカーの社員はその後、大いに発奮しつつ、取引を切った販売代理店よりもっと優れた販売代理店を見つけて育て上げました。
左遷のあり得るメーカー社員は、常に販売代理店の顔色を窺うようになり、遜った自虐的な営業しか出来なくなり、代理店を育てる技量が身に付きません。
チームワーク、コラボレーション、中には義理人情などのアナログ技量も含まれそうです。
さて今日は、真冬日でしたが、営業現場でなく実験現場で過ごす時間がありました。
外気温-5℃でも日射熱だけで多層断熱ハウス内部は33℃をキープしております。(写真)
義理と人情が絡んで出来た住宅システムの原点かと思われます。

毎日必ず更新・社長携帯の一言ブログ
ファース本部オフシャルサイト毎日更新
