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豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

我国の人口減少を止めるには…北斗市

2015-01-15 15:25:29 | ファース本部
我国の50年の人口は、現在の13000万人から8000万人まで減少すると言われています。
100年後には4000万人になり、すると200年後はまさに日本が亡国となることに。
しかし、戦国時代の人口は3000万人前後、明治初期で3500万人だと言う資料があります。

この人口増加や減少と国際的な経済成長は、確実に連動していることの証しなのでしょう。
人口が増えれば必然的に経済成長し人口減少は、国際的な経済衰退を意味しております。
我国の民衆は、子供の出生率が低下するとことをどこまで深刻だと認識しているのか。
少子化は、亡国への発端だと危機感をもっている人がどれほど存在するのでしょうか。

江戸時代までは、鎖国政策なので国際的な関係が希薄だったようですが、3000万人の人口が各地の藩ごとに分散しして相応の経済活動を行っておりました。
国民総生産(GDP)は世界でもベスト5に入るだけの生産性を保持していたとも言います。
大阪の橋下徹市長が掲げる地域分権は、まさに地域ごとに身の丈のあった効率の良い行政を行うことの意義なのでしょう。

安倍総理の地域創生事業も方向性は間違っていないのでしょう。
地域経済は、その地の森林、農業、漁業、モノづくり、商業、サービス産業を、慎ましく、心豊かな営みならば、財政に頼らなくとも出来そうにも思います。
それには、安心して子を産み、安心して育てられる社会環境づくりを優先しなければ。

田舎の荒廃した限界集落がそのままになっている現実があります。
その田舎の特性を生かすには、森林の木材をや農業再生で生産した農産物を、その田舎で二次加工する生産工場を調えます。田舎に雇用が生まれ、子育て支援を高齢者が行い、地域社会が挙って相乗し合えば、人口増加の可能性は大いに高くなります。
決して国頼みや行政頼みではなく、民間人が、自分達の地域で、心豊かで充実した生活を送ろうとの気概があれば出来ないことではなさそうです。

その動機づけは、私達地域密着型の工務店経営の在りようだとも思われます。
地域工務店は地産池消、地域協力業者活用で、地域内循環型経済の典型とも言えます。
地域工務店の活動は、地域創生の旗振り役でもあり、少子化解消の先陣だとの気概を持つ必要があります。

さて、その私達地域工務店は、真冬でも家づくりを行っております。写真は現在、基礎工事中の光景ですが、完全に現場を囲っております。




大雪や吹雪でも施工が出来ます。また氷点下になれば一時的にジェットヒーターで地べたを温めると長時間にわたり凍結することもありません。
真冬の工事も、地域創生も知恵と工夫しだいと言えそうです。

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寒くとも情熱があれば…七飯町~北斗市

2015-01-14 18:58:18 | ファース本部
いつも行く東京駅のコンコースには、コートの襟を立て、フカフカのマフラーを首に巻き付け、完全な寒さ対策を行った人々が、電車の到着を待っています。
定宿の山手線大崎駅直結のホテルの脇には川が流れており、その川沿い沿道の樹木の枯れ葉を蹴飛ばしながら、肩を竦めるようにして人々が通り過ぎて行きます。

今日は大沼公園近くを通ったのですが、東京駅で見たのと同じような服装をした人々の姿がありました。
真冬になれば、寒冷地の東北、北海道や温暖地と云われる四国、九州でも街行く人の服装に大きな変わりはなく、いわゆる冬まかないなのです。

さて、このような混乱期にこそビジネスチャンスは見出せるものだと言います。
誰もが右往左往している時に、来るべき時勢を見極め、遣るべき事を見定める機会かも。
私達の住宅業界はまさしく大きな転換期に入っています。
あまりにも供給側の数が多すぎて、受注競争が熾烈の極みに達し、低下価格での住宅乱売、安価さゆえの粗製乱造で今や400万戸も住宅が余っております。

営業力だけで乱売を行ってきたスーパービルダーは、資力と技術、情報の乏しい地域工務店に少しずつ市場が移行しつつある機運を感じます。
地域住民に支えられ、コツコツと真面目に家づくりを行って来た小零細工務店は、その復活の時が到来しそうだとも言えそうです。

時代の潮流、時勢を見極めると次世代の家づくりの在り方が見えてきます。
然るにそれに伴う工務店経営の打つべき手段を講じなければなりません。
地域工務店こそが建主さんの側に立った家づくりを行うべきです。

地域の小規模工務店は、外から見ただけではフカフカの温かそうなスキルを保有しているように見えません。しかし、家づくりに対する情熱はホッカホカだとも言えそうです。
良い家をつくって建主さんを幸せにしようとする情熱が滾るとそれがオーラになり、周りを温かくするものかも知れません。

さて、現在の気温+2℃と、この時期では高いのですが温かくありません。
寒空に輝く会社のイルミネーションも間もなく自動タイマーで消灯するころかも。

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メンテナンスこそ最大の営業行為…函館市~北斗市

2015-01-13 20:35:12 | ファース本部
家づくりを行う仕事では、家が出来て建主さまからお金を戴き、引っ越した翌日に工務店へ掛かって来る電話の殆どが不具合に関する報告だと言うことです。
何万個と言う部材や部品を組立て、人が行う行為には、ミスがつきものかも知れません。
家づくりの現場には、不具合が生じることがこれもまた必然と言えそうです。

問題は、不具合の報告があった場合に敏速に対応しない、或は不適切な対応だった場合に、報告から苦情いわゆるクレームへと発展してしまうことです。
私達、ファースグループのメンバー工務店の中には、不具合報告に関する対応当番を決め、とにかく早急に出向いて措置を施す仲間も多くおります。人間関係の構築こそが大切です。

知名度の低い地域工務店は、1万枚のチラシ広告を行うよりも、メンテナンスアフターをしっかりと行なう方が、その何倍もの営業効果があると言われます。
地域社会は、とても狭いエリアに様々な業者が混在しているのが実情です。
その狭い地域社会の中で信頼を得るため先ずは、しっかりとした省エネで心地よく住めて、長持ちをするための性能を担保していることです。

次には、建主さまから指摘される前にアフターメンテナンスを率先して行う事が。
今日は、本州のあるファース工務店の社長から電話がありました。
ハウスメーカーと競合していた案件が、ファースの家で受注が出来たと喜んでいました。
その決めては、ファースグループで合言葉になっている「メンテナンスこそ最大の営業」、との信念を貫き通していたことが評価されたと言います。

私達ファース本部は、工務店経営も実践しており、仲間の工務店から教わる事も少なくありません。
200社近いFAS加盟工務店からは、学習することが多くあります。
そのような情報を工務店の規模に合わせて指導提供するのもファース本部の大切な役目なのです。

「常に建主様の側に立つ」それは、自分が建主になったときを想定すると解ることです。
写真は夏休みに弊社で行っている「木工教室」の光景ですが、大工さん達が子供達に木工細工を教えているのですが、これも営業行為の一環と言えそうです。

さて、今日は当方が住宅新聞に連載コラムをもっていますが、「メンテナンスと地域活動こそ最大の有効な営業行為」だと書きました。

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「ゆとり教育」と成人式…北斗市

2015-01-12 14:17:20 | ファース本部
今年も各地で成人式が行われています。
全国は、126万人が成人の仲間入りをするそうです。
数年前までは、成人式で大暴れする馬鹿な輩がいて、報道でもその騒動ぶりばかりが伝わっていたようです。あの馬鹿げた成人式は、ニュースになる画像なのでしょうか。
しかしながら一頃までは、馬鹿騒ぎをするのが成人式だと勘違いする成人もいたようです。

今年の成人者126万人は、いわゆる「ゆとり教育」を受けた人々です。
この「ゆとり教育」とは、学校教育の授業時間を短縮して寿司詰め授業にゆとり持たそうとする、崇高な理念に基づくものです。
その結果では、点数で評価される学力が、確実な低下が認められ、「ゆとり教育」悪弊論が主流となってしまいました。
現在は、「ゆとり教育」から、学力向上のための授業時間が組まれているようです。

勉強詰めから「ゆとり教育」によって数値的な学力低下は、いがめない事実なのでしょう。
しかし、今年の成人式では、大暴れして警官が出るような荒れた報道がなくなりました。
もしかして「ゆとり教育」の成果は、このような形で表れているのでしょうか。
東大に合格し、大成を為す人財は、机に噛り付いての勉強三昧ではなかったようです。

勉強時間を削っての学力低下は、勉強時間を削っての「穏やかさ」を得ることの裏表かも知れません。
本当は、学力と「ふくよかさ」の均等な人間力が必要なのでしょうが。
野球の日ハム、大谷翔平選手(写真)も成人式に参列したようですが、その後の会見でも彼の人間力の高さを感じます。またスケートのあの立派な羽入結弦選手も成人なのですね。
二人とも今後の時代を担う若者達です。「ゆとり教育」と活躍する彼らとの整合性は…

私達の住宅産業に関わるには、学力より、ふくよかさを持った人の方が人財なり得る可能性が高いかも知れません。弊社の新人採用は「ゆとり教育」を受けたモノにしようかとも。
さて、今日はこれから、明日からの業務のため、充電量を多くすることに努めます。

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厳しさは深い愛情の裏表…北斗市

2015-01-10 15:17:53 | ファース本部
「誰もが穏やかな生活を営めるために」これは、よく政治家が口にする文言です。
政治家は、そのような構想を語ることから有権者の支持と信頼関係を構築して行きます。しかし私達企業経営者は、実務内容が明確でなければなりません。
経営者は、口で喋るだけなら誰もからも信頼を得ることなどできません。

私のブログを読んだある友人は、「青臭い内容だね」と指摘された事があります。
理想を描けば、青臭い理屈になります。確かに読み返すと青臭さを感じますが(笑)
それでも、この「青臭さを語れる自分」をもまた認めてあげたいとも思うのです。

経済動向の大きなうねりの中で、人財豊富でない中小企業は、急激な時代の潮流に対応できず、あっけなく市場から姿を消してとことも少なくありません。
このような混沌とした時代の経営者は、全社員が頑張る気概を与えることなのでしょう。

このような不透明な時代こそ「企業は上司の力量が試させる時代」であると思います。
どのような時代背景でも成長している企業は、上司が部下に見せる背中を持っています。優れた人の活躍は当たり前ですが、むしろ普通の社員が気概を見つけて働き出せば、それこそ将来につながる傾向と言えます。

大企業のように優れた才能の人材を集められる環境とは異なり、私達のような小規模零細企業は、採用してから人材を人財に仕上げて行く過程がとても重要です。
「遣って見せ、褒めて上げなきゃ人は動かず」が見せられる背中の典型なのではと…

どんなに理屈や論法でも実務がついて行かなければ、信頼を持続する事が出来ません。
またどんな青臭い論法であっても、上司が遣って見せていれば青臭いとは言えません。
仕事の鬼になれない上司は、部下からの信頼、尊敬などは生まれてきません。
また鬼の上司は、部下への厳しい姿勢とその何倍もの人間的愛情が伴っていなければ。

昨日の36期経営方針発表とその後の全社員研修では、弊社社員達の成長の過程を顧みることが出来ました。上司も部下もそれなりに成長していることの実感を。
写真はスタッフ研修のスナップです。さて今日は土曜日、少し早めに引き上げます。

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第36期経営方針発表とスタッフ研修会…函館市~北斗市

2015-01-09 20:09:29 | ファース本部
ファースの家は、床面、壁面、天井面の温度と、家屋内の気温が殆ど同じになっています。
人の身体を輻射熱(熱線や遠赤外線とも言う)で包み込んでいるのですが、このような居住空間で生活すると言う事は、普通の家の温熱環境と明らかな違いがあります。

一般住宅では、暖房機の方向や、壁面、床面、天井面からの放射熱温度が異なるため、身体が均一に温まっていません。
ファースの家は、四方八方からの放射熱が同じ温度なので温泉効果的な効能で玄関から寒い外に出ても寒さをあまり感じないのです。

先日は、あるファースの家のユーザーさんから、真冬の玄関先に新聞を取りに出たら、お隣さんから「お寒いですね」と声をかけられて、どの程度の寒さかが判らず、何気にオロオロしてしまったとの話を伺いました。
このお客様は、大手ハウスメーカーでの契約寸前に、ファース本部のホームページを見る機会があり、一日がかりでファース工法なるものを精査したと言うことです。

ところが近くのファース加盟工務店は、小さくて頼りない感じを持ったそうです。
ファース本部のサイトで読んだ内容をもとにして、温熱性能に関し、大手ハウスメーカーの担当営業マンと交渉したのですが営業マンは、指摘と課題を持ち帰って検討すると言ったまま、満足する回答はかえって来なかったと言います。

ところが同じ温熱性能の話をFAS加盟工務店に聞いたところ、小さくとも自信を持って答える工務店社長に凛とした安心感を覚えたと言います。
今は、真夏と真冬を2シーズンずつ経験し、真夏も真冬も帰宅がいつも楽しみだと。

建主さまが真に満足する家の研究開発と家づくりを行いながら今期は、株式会社にしてから36年目となりました。その13年前に東京で創業してから49年目です。
今日は、今年度の経営方針発表と社員研修会、そして全社員での新年会を行いました。
社員と一緒に受講した研修会は、人の性格を読み取りながら対人関係を構築するとても興味深い内容でした。新しい年だから初心に戻ることの必要性を感じた一日です。

写真は、ほぼ全社員が参集しての新年会の様子です。
彼らに支えられて我々経営者が存在することを改めて認識するに至ったしだいです。

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中卒者と高級官僚…北斗市

2015-01-08 15:37:06 | ファース本部
中卒の私には無縁の世界ですが高級官僚と言われる人は、学校で常にトップクラスで成績を修めて来たことでしょう。その難関試験を通って就いた高級官僚の地位なのです。
官僚社会では、キャリアとノンキャリアがあり、高級官僚は29歳で税務署長に就く例も。

優秀な官僚が我国の戦後復興の実務を行ったことは歴然とした事実です。
官僚には、語学力だけでなくディベート力も必須のようです。写真は、東大の安田講堂を。

戦後の高度成長では、海外との輸出入交渉において官僚達の奮闘が際立っていました。
その官僚達がつくった我国全体の仕組みは、今において大改革の嵐が吹き巻いています。
官僚組織は、官僚だけが良い思いをする仕組みが様々な弊害をもたらしているからです。
官僚のディベート力が今は、改革派の「言い逃れ」問答に活かされているようです。

学校の勉強の出来る人は、何でも優秀だとする前提で社会構成されている現実があります。
松下幸之助は、中卒でも経営の神様とまで言われる人になりました。
勉強の出来なかった人が大活躍をしているケースが多く存在します。

高級官僚の若年で地域の名士と言われる税務署長に就かせる扱いは、帝王学的な目論みも在るのでしょうが、人間教育の基本が身につかないと思われます。
私達経営者の新人教育は、「頭を下げるところから始めなさい」と言うのが基本です。

どんなに良い素材でも最初からチヤホヤされていては良い筈がないと言えそうです。
人間社会は大勢の人々に支えられ、その人々の尽力によって構成されています。
その人間社会の営みから肌で感ずる事が何よりも大切なのでしょう。

高級官僚の中にも偉ぶらず、心情に入り込める立派な人が大勢いる事も承知しています。
立派な官僚は、何処かで人様の営みに接しながら人格を磨いたのでしょう。
今日は、東大卒のエンジニアの方と温熱性能のチェック方法で連絡を取り合っていました。
彼の同期生の多くが高級官僚となっているそうですが、立派な人も立派でない人もいると。

さて、明日は東京、札幌、九州も含む全てのスタッフが北斗市本社に参集し、今年度の経営方針発表と新年懇親会を行う予定です。今日は早めの引き上げとなります。

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時代とともにモノ・人・仕組みが進化する…北斗市

2015-01-07 18:36:37 | ファース本部
今日の北斗市は朝から猛吹雪が続いていますが、数組の来客予定者がホワイトアウトの中をほぼ予定通りに来訪されました。写真は、ご来社された平成4年、23年前からのお付き合いになる当時、松下電器エアコン事業部のスタッフだった馬杉通裕さんと撮りました。

当時の馬杉さんは、弊社担当期間に主任、係長、主事に昇進した時点で本州転勤されます。当時のファース専用空調システムの機材の全てが、松下電器グループ、現在のパナソニックで構成されておりました。
その後、馬杉さんが転出されたことだけが要因ではありませんがパナソニック器材から現在は、全てを協立エアテック製に移管しております。

今日は、パナソニックが開発した「スマートHEMS」の提案にご来社されました。
HEMSと言うのは、電気機器の電力消費状況を数値やグラフで「視える化」する装置です。
「スマートHEMS」は、単なる「視える化」だけでなく、電磁ロック、インターフォン、エアコン入り切りや温度設定、各電気機器のON・OFFなどが携帯電話などを用いて外部から一括管理する装置です。

私達が採用している協立エアテック製のAIキットを生かしながら、稼働状況をコントロール出来るようになるとのプレゼンテーションでした。
ファース本部が推奨している先進型ファースの家・「ゼロスマファース」には、既にこのHEMSが標準装備されています。全てのファースに、HEMS搭載される時期も到来します。

その先を行く「スマートHEMS」を搭載することで、留守宅に訪問者がインターフォンを押すと、携帯に画像と声が聞こえ、遣り取りによっては解錠してあげることも可能です。
14年前に建築した大沼のファースの家ゲストハウスには、この様な外部コントローラー装備がなされておりますが、「HEMS」はついておりませんでした。

時代はダイナミックに変貌しており、装備も驚異的な進化を遂げております。
また人々も進化し、当時平社員だった馬杉さんも現在は課長に昇進されておりました。
馬杉さんがファース担当になってから一緒に開発したファイパーファンは、現在パナソニックのヒット商品になっております。

今後、馬杉さんとは「FAS用スマートHEMS」の開発に取り組んで行くことになりそうです。

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苦悩から湧き出る知恵と工夫…北斗市

2015-01-06 15:23:19 | ファース本部
先般、インドを訪問した際には悪しき身分制度とされているカースト制度が、現況のインド国家の形態を為しているように思えたものです。
インド人は、生まれた時から自分の身分が親の階級で決まっており、その階級範囲内でしか経済活動が出来ません。私のように中卒のトビ職から企業経営者になれる日本人にとっては、とても窮屈な社会に思えます。
世の中が自分の思うように進むとするなら、それは幸せな事と言えるかどうか。

上司が部下から教わること、下層階級の人から教わる上層階級の人もいます。
インドのカースト制度を建設的に内包しているように思えるのは、自分の立場を受容している寛容性にありそうです。下層階級の嫉妬心や上層階級の優越感などが感じられません。

私達が行う家づくりは、建主さんの目指す構想と設計段階での刷り合わせが必要です。
施工業者が住む人のために最善だと思った事が噛合わない事などは、日常茶飯事なのです。素人の建主さんと安易な妥協は、とても大きな悔いを残す場合があります。
建主さんにとっての家づくりは、夢を実現するための一生一代の大事業です。

素人の建主さんとプロの建築家が、構想時点でその思惑違いが見つかる事があります。
課題をクリアーするため、相互の意見を出し合えば互いに知恵が湧いてくるものです。
家づくりは、このような小さな課題をクリアーながら大きな問題を解決して竣工します。
このような試練や経験が家づくりを行う工務店の大きな財産になるのでしょう。
思案をする間もなく、すんなりと竣工となれば、得るもの少ないと言えそうです。

インドのカースト制度は、貧民層の苦悩が知恵と工夫を生み出します。
その知恵と工夫を具現化するのが富裕層なのでしょう。
4人家族の富裕層の屋敷には、貧民層からのガードマン、書生、女中など10名くらいが雇われています。写真は貧民層の街を撮ったのですが、ここに暮らす人々は貧しくとも、わりと明るい表情をしておりました。貧民層と富裕層の共存がなされているのでしょう。

家づくりも、会社勤めも、企業経営も、苦悩しなければ成就しないように思われます。
さて、今日は早めに引き上げて買い物に出掛けて直帰します。

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敬われ存在感のある工務店経営者になるため…北斗市

2015-01-05 17:49:22 | ファース本部
今日から2015年の弊社ファース本部の事業が活動を始めました。
私は、鉄骨建込業として1964年に東京で創業しましたが21歳の時です。
ファース工法を開発してからは、新築やリフォームなど、家づくりだけの仕事に特化してきました。
創業の際は、トビ職仲間の4・5人で行った仕事でしたが、実に多くの仲間達と一緒に仕事をしてきました。

16歳の時から一緒にトビ職を行い、一緒に東京に行き、一緒に戻って来た仲間の福田君は、65歳で定年となり、今は雪の降ったときだけ、除雪を手伝いに来てくれます。
福田君は高いところに上がれないトビ職と揶揄されたのですが、もっぱら下回りで高い場所にいる私達トビ職を下からサポートする、大切な役回りをこなしていました。

自分の存在は、その会社や現場から必要とされているのだろうか。
自分がいなくとも会社や現場に何の影響もない人は、既に人材ではなく粗大ゴミ的存在になっているのでしょう。自分の存在感とは会社内だけでなく、家庭内でも言えるのです。

私が担当する家事調停では、熟年離婚に発展する事件内容の当事者が多くなりました。
亭主は、会社勤務して給料を運び、女房を食わしてやっていると言う自負感が強いのです。
その傲慢さは日頃、奥さんに嫌悪され「亭主、元気で留守が良い」の給料運搬の存在に。

煩わしい亭主が普段は勤務で居ないのですから我慢ができました。
しかし、定年になって毎日のように家に居ると言う事になると堪え難いと言う事です。
文句だけを言う亭主とは、何とも厄介なストレスを撒き散らす粗大生ゴミ以上の存在だと。

知識がある、技量を持っている、経験があるなどの自信過剰は、自らの向上心を低下させ、著しく人間的な進歩を停滞させる事があります。
家族や社員から敬われるのは、知識、技量、経験の豊富さが謙虚さや優しさになった時にこそ為せるのだと思われます。
それが「人間力」なのですが今朝の年頭訓示では述べさせて戴きました。
家づくりを生業にする工務店経営者には、特にその謙虚さが求められるのでしょう。

さて、今日は仕事始めの一日でした。
写真は雪原の向こうで穏やかに佇む函館山です。
存在感のある函館山ですが、北斗市の街の向こうと函館山の間には函館湾を挟んでいます。

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建主様に助けられファースの家も誕生して27年目…北斗市

2015-01-04 14:01:20 | ファース本部
2014年が過ぎ去り、平成27年2014年がスタートしております。
写真は、昨年に急逝した渋谷さんと奥様です。
ファースの家を知っている人はお気付きでしょうが、お二人の後ろのファースの家コントロールユニットがこの様な形でした。
27年前の平成元年、ファース工法は出来上がり、この渋谷様邸は、お客様の建主様からお金を戴いて建築した1棟目のファースの家でした。

それまでは、親戚にお願いして実験用、モデル用の特別価格で、何棟かのファースの家を建築しておりました。当時、ご縁があった渋谷さんご夫妻には、ファースの家の事情を詳しく話をしたら、当方に「貴方に任せましょう」と理解して戴きました。

このファースの家は、秋口から工事を始めて竣工してお引渡しをしたのが年末でした。
当時は、暖房を蓄熱暖房機、給湯を電気温水器、厨房を電気ヒーターの装備をした、いわゆる電気以外のエネルギーを全く使用しない、完全電化住宅などは皆無に近い実績です。
年末に渋谷様に一通りのファースの家、使用法を説明して年末年始の休暇に入りました。

厳寒の真冬時期でもあり、何かあったら電話をくださいと言い置きしての正月休みでした。
独自の熱性能計算で、蓄熱暖房機は必要最小限(2台)しか取り付けておらず、「寒い」と言われるのは開発者としては、屈辱感と一緒に全ての練り直しが必要になります。

渋谷様からは、気になっていたのですが正月三が日も連絡がありませんでした。
正月早々は、いつまでも心配しているよりはと思い、年始の挨拶を理由に訪ねてみました。
「明けましておめでとう」と言って訪問した玄関に沢山の靴が揃えてあり、ご親戚の方々が参集して新年と新築祝いを兼ねた宴会中でした。

ご主人が玄関に迎え出てくれて「さぁさぁ奥へ」と床間の席に着座させられ、渋谷さんご夫妻が揃って「温かくて良い家で親戚からも大好評だ」と涙ぐんでお礼を言われたのです。
お金を戴き住んでから歓待されたのは初めての経験で、私も思わず込み上げるモノが…

その渋谷さんは、ファース・ユーザー会に象徴的なメンバーでした。
昨年のユーザー会イベントには参加してくれたのですが昨年秋口に、内臓疾患で急逝をしてしまいました。ファースの家は、渋谷ご夫妻のような建主様のご理解、ご協力、ご尽力で今があります。

現在のコントロールユニットは、デジタル化したタッチパネル、高機能エアコン、エコキュートなどと、完全エコ電化住宅に進化しております。年明けにあたり改めて渋谷さんのご冥福を祈ります。
さて、今日はこれから同級生の親御さんが亡くなり、お通夜で焼香を…
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人・企業・地域・神社仏閣に歴史あり…知内町~函館市~森町~七飯町~北斗市

2015-01-03 19:04:37 | ファース本部
街で擦れ違う人がいます。その人にも自分と異なる家族がおり、歴史を重ねています。
函館市は、市の名前として余りにも有名であり、函館の地名を知らない日本人は少ないのでしょう。函館には、五稜郭があり、幕末に政府軍と独立を夢見た人々の激しい戦いの場となった函館戦争が、歴史にその名を残しております。

今日は、北斗市と言う市制をしかれて間もない我町の「北斗市」から、家内の実家のある「知内町」に。知内町には北海道最古の神社と言われる雷公神社があります。
この神社は家内や北島三郎の本家筋にあたります。北海道最古の由来は長くなるので…

森町には、弊社 株式会社福地建装の守り神と言われる三吉神社があります。
今日は、福地家氏神様の上磯八幡宮に詣でてから、知内町の雷公神社に参拝しました。
その後に、函館市で買い物を行ってから「森 三吉神社」で新年のお祓いを受けてきました。
写真は、その森三吉神社の鳥居の前で宮司の本庄雅美さんと撮りました。

3年前に95歳で亡くなった母が、お前の仕事の守り神は「三吉神社」だから、時を作って詣でるようにと言われましたが、三十数年前のことです。まさに住宅システムである、ファース本部の立ち上げの時期でもありました。
当時は近くに三吉神社が無く、秋田県の三吉神社本宮まで家族連れ詣でたものです。

それが写真の本庄雅美さんが、秋田本宮から暖簾を分けて戴き森三吉神社を建立しました。
本庄さんのご祖父が神社の下拵えを行い、ご尊父が三吉神社への道筋をつくり、そして写真の雅美さんが33年前、30歳の若さで森三吉神社の社宮を建立したのです。

私は、ファースの家と一緒に進化した森三吉神社の一部始終を見てきました。
人にも、企業にも、地域にも、そして神社仏閣にも尊い歴史が積み重なって行きます。
正月三日目が過ぎようとしています。今年もまた幾重にもその歴史が…

今日は約200キロメートルの移動でしたが、知内方面は激しい雪に見舞われ、森方面に行くと雪は全くなく、道が乾いていました。
さて、今夜はこれから姪っ子の家族が年始に来るようなので帰宅致します。

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彩りのある年にしたいものです…北斗市

2015-01-02 12:12:30 | ファース本部
真っ正直で正論を貫く人には、人としての深みや面白さを感じることが少ないようです。
少しの「隙」もない人は面白くなく、完璧な人ほど人間的な魅力が希薄だとも言います。
隙の無い人は、他人の行うことを受容できない人が多いようでもあります。
その人に一方的な指摘をされそうだと感じたら、人は寄近寄って来ないかも知れません。

年末に見たテレビの「太閤記」に出てくる石田三成は、政(まつりごと)にとても実直ですが、人間的な深みや情緒性では秀吉の方がはるかに面白い人物だったようです。
あるネットコラムには、「隙」と「弱み」とは意味が異なり、「弱み」は自分の欠点を他人にみせる甘えであり、「隙」は他人への「愛」であり、他人が自分に接近するきっかけを示す要素であると書かれておりました。とても納得できる言葉です。

しかし「隙」が多過ぎるとビジネス的には、中に入られ、損害を被るリスクがあります。
然るに「隙」を見せても「弱み」は見せてはならないのでしょう。
これは、私達が競争社会で生き抜くため、毎日のように経験している事なのです。

私は、小泉純一郎と言う政治家が人間的に大好きでした。彼のやろうとした政策は欠陥と、隙だらけの政治行動でしたが彼自身の面白さが大衆に支持されたのだと思います。
隙があるから面白い、だけど面白いだけなら政(まつごと)も成就出来ないようです。

真面目過ぎる民主党の岡田克也さんを、面白くない人の代表格だと言う人がいるそうです。清廉潔白を絵に書いたような人物だと言いますが彼の真面目さは、ドロドロした駆け引きの渦巻く政治の世界には不向きのような気も致します。彼は研究者などの学者向きかも。

この年末選挙では安定政権を盤石にしたと言われる安倍晋三総理です。
ひとつの改革政策を実践するには、多くの影と日向が出てきます。
既得権者の言い分を何処まで聞き入れられ、国家国民の安全と平和を担保できるかです。

安定政権でなければ信頼政治の実現は無理なのでしょう。
政治家とは、私達国民が穏やかで好意的に見守って上げる事も必要と思われます。
叱咤激励しつつ、政党や政治家を育て上げるのも私達有権者の義務なのですから。

さて、私達の住宅業界も今年はうねりの大きな過渡期に入ります。
潮流をしっかりと捉え、住む人の幸せを包む家づくりを行って参りましょう。
写真は先月の出張で、機内から撮った大好きな富士山です。

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新年元旦にこそ家づくりのタイミングを…北斗市

2015-01-01 13:15:52 | ファース本部
今日は元旦ですが新年の挨拶と相談メールに返信するため出社してきました。
私達の工務店経営実務では、新事業や新しい企画を実施する時、何故か踏ん切りがつかず、早速その業務に取り掛からないでいる場面が多くあります。
新しい企画や実施は、その結果への不安が錯綜して軽々には実施出来ないものなのです。

無防備で何の戦略もなく、思い当たるままに事業実施する事は、大きなリスクが伴います。
しかしながら練って練り上げて何かの事業を実施して良いものが出来るとも限りません。
場合によっては、第六感のような気持ちが向上している時期が最適な場合もあります。

家づくりにおいては、息子が結婚したら家を新築すると言い、その息子さんは7年経た今も独身です。
また或人は、子供が大学を出たら家を建てると言って人のお子さんですが、未だに留年生活をしています。
この双方とも経済的な問題はなく、気持ちの踏ん切りだけで既に8年が経過しています。

あるファースの家のユーザーさんが、その新築を決意するきっかけは、縮こまるような寒い朝の冬を迎えて「暖かい家」に住みたいと言う思いから情報を得て、暖かさ、涼しさ、およびその経済性が担保できる工法であるファースの家に辿りついたと言います。
家づくりは一生一代の大事業なのでから、目の前に存在する様々な課題をクリアーしてから行おうと考えるのも無理からぬ事です。

ところが目の前の課題と言って、娘の結婚や子供の進学では、自分達の描いた構想に沿って推移するとは限りません。この8年間に確実に年齢を重ねており、冬の寒さがいっそう堪えるようになり、同居している両親のカラダには様々な故障が多くなりました。
8年前にファースの家を建てていたら毎日を快適に過ごせたはずですが…

家づくりのタイミングは、何かが去ったら、何かが片付いたら、誰かがどうなったらと、言い合っていたら快適な家に住める期間が少なくなって参ります。
一生とは時間の消費なのですから、過ごす時間は健康で快適にしておくべきなのでしょう。家づくりは、思い立ち、その気になった時にこそ機が熟した時だと思われます。

家づくりのタイミングは、外部環境でなく自分の内側に影響されていたのかも知れません。
さて、写真は今朝の陽の出ですが平成27年元旦、今年こそ快適な家づくりの実践を!!

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