豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

断熱材ごとの経年変化を…北斗市・本社

2024-03-06 17:17:13 | Weblog
断熱材ごとの断熱性能の経年変化を…北斗市・本社
住宅業界には、多くの種類の断熱材で家づくりを行っています。
断熱材の種類を選ぶときは、多くがハウスメーカーや工務店の言いなりで施主の意向を活かす機会が少ないのが現況と思われます。

施工する側は、価格面で安価な断熱材を選ぶしか選択肢がない場合も。
また技術面で断熱材は、これが一番だと思っている工務店も多いようです。
断熱材は、住んだ施主側の立場に立てば、価格面などは必ず納得できるはずです。

一般的なグラスウール断熱材も色々種類があり、断熱性能もまちまちだけでなく、充填方法でも断熱性能は大きく異なってきます。
画像は、今日3月6日12時過ぎに撮ったのですが気温0度でした。

この背後に2m×2m×2m、そして厚さを総て100㎜で揃えた断熱試験ボックスを置いてあります。
この中には100wの電球を点灯させ、内部温度と外気温を調査しています。
この実験は10年以上前から行っておりますが、4年ごとに試験体を交換します。

新素材断熱材が発売されるごとに、この断熱ボックスに使用して試します。
中に人が出入りしませんので、グラスウール断熱材が湿る事はありません。
グラスウール断熱材は、ほぼ仕様書通りの断熱性能を保持します。

私達が実践している樹脂スプレー発泡断熱材は、素材によって経年変化が大きくなります。
硬質ウレタンフォームも施工時の性能は、極めて高いのですが6日間後に定着します。
100杯発泡断熱材は、年々少しずつ断熱性能が劣化し、4年後も性能低下は続いています。

ファース工法断熱材エアクララは、6日後の定着後から性能劣化の確認などできません。
断熱材の選択は、価格より性能値と経年劣化率をしっかりと確認すべきでしょう。
試験体の取り換える際には、高さ7mから落下させても壊れない強度も試します。

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