定期的にソウルを訪問する機会のある私にとって、先般の北朝鮮の金正恩党委員長と韓国の文在寅大統領の南北会談は、素直で好意的に受け止めました。
以前は毎月のように、ミサイル発射や核実験を行う北朝鮮の行動に、我国日本も含む、国際社会全体で、嫌悪感が頂点に達していました。
特に北朝鮮の後ろ盾的な立場であった中国も国際社会と同じように感じたと思います。
中国は北朝鮮との国境沿に、50万人規模もの難民収容施設を設営したとも云います。
また中国の大規模な軍事演習は、北朝鮮対応の意味合いもあったようです。
国際的な制裁は徐々に効き、制裁なくして建設的対話の機会もなかったと思うしだいです。
様々な制裁が続くと北朝鮮民衆の不満が高まり、体制維持に不安要素が出て来ます。
だからと言え、いまや北朝鮮の命綱となった核の放棄は、期待する方が無理なのかも。
平穏な隣国になるよう私達は、しっかりとそれを見守る姿勢も必要なのでしょう。
大人の姿勢を貫きながら、拉致被害者救済のチャンスを伺って行かなければなりません。
北朝鮮が国家として成り立つのは、我国日本の技術力、経済力支援が不可欠なのですから。
写真は私が板門店に時に撮ったもので、向こう側に見えるのが中国人観光客だそうです。

毎日必ず更新・社長携帯の一言ブログ
ファース本部オフシャルサイト毎日更新
