昨日は韓国ソウルにおりましたが、気温30℃、湿度80%でした。
帰国のために立ち寄った東京もまた気温30℃、湿度80%です。
北海道に戻って函館空港に降り立ったら気温23℃、湿度70%でした。
北海道の道央では30℃を超えることが度々ありますが、その時の湿度は40%程度です。
この湿度は専門用語で「潜熱」と云います。ちなみに私達が普段口にする気温を「顕熱」と云います。
気温は、寒暖計で見える熱、潜って見えない熱が潜熱なのです。
気温30℃、湿度80%の時の潜熱は気温換算して50℃にもおよびます。
気温30℃と合わせての80℃を全熱と云う事になります。
私達30℃をカラダで感じ、潜熱はせいぜい蒸し暑い程度にしか感じませんが、この50℃の潜熱は、エアコン室内機のフィンに接すると凝縮熱として具現化します。
空気の乾燥する真冬は、生活発生水を家屋内に保有するなどし、潜熱を管理してこそ真の省エネ住宅と云えます。全熱式熱交換式換気扇は、その潜熱処理を行っています。
私達は、換気扇から入る湿気の70%を外部にフィードバックさせています。
熱交換式換気扇でフィードバックさせても、気密漏れや開口部から次々と湿気が入ります。
調湿機能とは家全体で行わなければなりません。
私達は35年間にわたり、湿気管理のための断熱層と気密層の在り方を研究してきました。
湿気を制する工法が省エネ住宅システムを制する事になるのでしょう。
ファースの家は、写真の自然素材シリカゲルを処方した「ファースシリカ」で調湿します。
さて、今日は新函館北斗駅から北海道新幹線の盛岡乗り換えで秋田市に移動予定でした。
しかし、秋田県内が豪雨のため盛岡~秋田間と青森~秋田間が列車運行停止となりました。
急遽、八戸駅で下車し、近くでイベントサポートを行っていた、弊社スタッフの車にピックアップされ、2時間遅れで秋田市内に着きました。明日の恩人の葬儀には間に合いそうです。
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