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豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

夫婦の在り方について…函館市~北斗市

2014-09-09 18:48:25 | ファース本部
今日は家庭裁判所で夫婦関係調整の調停案件で登庁しておりました。
夫婦になる結婚とは、生まれも育ちも異なる他人の二人が共同生活を行うことです。
熱烈な恋愛をして、多くの人の前で永遠の愛を誓い合いながら離婚する夫婦もいます。

ある資料には、都道府県の中で離婚率が1位の沖縄、2位が大阪、3位が北海道だと記載されておりました。
離婚率の低い県は、新潟、島根、富山、石川、秋田など、何故か北陸から東北の日本海側に偏っています。

離婚率の高い地域に共通性は殆どありませんが離婚率の低い地域は、日本海側という共通性がありますが、これを科学的な根拠で正確に言える人はいないようです。
婚姻率が最も高いのは、東京だそうですが、東京の離婚率は、全国第8位だと言う事です。

婚姻率第2位の沖縄は離婚率も第1位で、沖縄は結婚も、そして離婚も多いと言う事です。
沖縄は、婚姻関係に関してとてもダイナミックな地域のようです。
離婚率第3位の北海道は、婚姻率が全国平均より低く、結婚が少なく、離婚が多い地域だと言う事になります。
つまり北海道は、実質的な相対離婚率が高い事になります。

私達が調停案件を行う過程では、夫婦双方が互いに認め合い、分かち合えれば離婚にはならないのですが…
この「互いに分かち合う」と言う事は、口で言うほど簡単でありません。
冒頭に記述した、生まれ育った環境の異なる事から、人生観、価値観、感性の整合を伴うからです。
意見の相違や行き違い、勘違いなどは必ず発生するものです。それを「分かち合い」が乏しければ、家裁の調停室に行く破目になってしまいます。

日本海側は、仲睦ましい夫婦が多いと言う事になりますが、この理由が日本海側特有の厳しい気象が夫婦の絆を強くすると言うのであれば、8ヶ月間も冬期間にある北海道の離婚率は理解出来ません。統計的な離婚率などに理屈をつけるとするならば、「相互が分かち合う風土や風習が根付いている」と言う事だろうと思われます。

私達は、幸せな家族を包むための家づくりを行なっています。しかしながら、どんな家でも家庭を形成する家族の相互愛がなければと…
一方的な価値観でなく、異なる世界を見聞きする寛容性なども必要なのでしょう。
写真は家庭裁判所の窓から撮った今日の函館山です。明日は札幌出張となります。

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