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豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

連勝や継続することの難しさ…東京都内

2010-11-17 20:40:40 | ファース本部
3年間、負ける事を忘れたのでないかと云われて勝ち続けた大横綱の双葉山は、当時平幕の安芸の海に、外掛けであっけなく敗れ69連勝に終わりました。
連勝記録を双葉山にあと6勝までに迫っていた横綱白鵬は、もっか11連勝中であった稀勢の里に正面から真っ直ぐに押し出されて土俵下まで転落し、完敗を喫しました。

どんな大力士であっても、負けるときは実にあっけないもののようです。
双葉山と白鵬、両者の記録を単純に比べるにはあまりにも環境が異なります。
双葉山の時代は、年2場所しかありませんでした。双葉山は実に3年も掛けて白星を積みかさねました。当時、ライバルも大力士が多く存在したと云います。

その双葉山の記録を「1年足らずで超えるほど甘くない」と白鵬自身が自問したそうです。だからと云って、意識して負けたのではないでしょうが、双葉山に匹敵する連勝とは100連勝くらいの目標を持っていたのかも知れません。

あるスポーツ紙のコラムに「白鵬は勝ち続けることの孤独を敬愛する双葉山と2人だけで分かち合ったのではないか」と評しています。当の本人は、周囲が熱狂するほどに気持ちが荒むと同時に、無念さと悔い、更には「微かな安堵感」を覚えているように思われます。

連勝はいつか必ず終わりがきます。雨は必ず晴れ、晴れは必ず雨になります。
厳しい現実が続けば、その向こうには必ず穏やかな時代の光明が見えてくるのでしょう。
今日は92歳の大往生を遂げた恩人の告別式、火葬式、49日法要に参列してきました。

故人は、下町の江戸っ子らしく、私は会うたびごとにどやされ励まされ、いつまでも元気ものでした。しかし誰にも人生を閉じる時が来ます。写真は先ほど撮ったホテル前の温度計です。東京の夜が、気温以上に冷たく感じるのは、やはり恩人を亡くしたことも…
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