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豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

ノーベル平和賞の意義…北斗市

2010-11-15 16:27:55 | ファース本部
米国のオバマ大統領は、段階的に核兵器の廃絶を実行しようと宣言を致しました。
現実は厳しいものの、大量に核兵器を持つアメリカ大統領の発言だからこそ重要でした。
ノーベル賞委員会は、去年このオバマ大統領にノーベル平和賞を与える決定を行いました。

世の中の全てが平和であれば、この「ノーベル平和賞」なるものは存在する必要がありません。
黒人公民権運動を率いた米国のキング牧師、昨日、自宅軟禁が解かれた民主化運動のリーダー、ミャンマーのスー・チーさんも、その「ノーベル平和賞」を受賞された方々です。

牢獄につながれたままで今年の「ノーベル平和賞」を受賞者した中国の人権活動家、劉暁波(リウ・シアオポー)さんは、授賞式に出向く事はとても難しいのでしょう。
本人はもとより中国政府は、各国に「ノーベル平和賞」受賞式への欠席を求めています。

受賞本人が受賞式に出られなかったのは、オシエツキーさんと云う人が最初だと云います。
彼は、ナチスに抵抗したドイツの言論人で逮捕されて獄中にあり、台頭するファシズムにノーベル賞委員会は、授与を躊躇し一旦は授与を見送ったそうです。

しかし、彼らは「ノーベル平和賞」の意義を遂行するため、授与に腹を決めたそうです。
ヒトラーは激怒してノーベル賞委員は、全員がナチスに逮捕されたと云います。
その気骨と反ファシズムは後に「ノーベル財団の永久的な功績である」と激賞されます。
一方で「歴史の審判に色あせる受賞」もあるとの批評も少なくありません。

私達、人間の社会に限らず、人間以外の動物や植物、そして微生物などの生き物すべてに争いがあり、闘争の中から生き延びる術を取得しています。しかし人間が行う戦争は、生き残る術を取得するどころか、その存続すら危うくさせる要素を感じます。

写真は昨日、33年ぶりにメダルを獲得した日本女子バレーの選手たちです。
ネガティブなニュースばかりが氾濫する中で彼女達の活躍は、平和賞に匹敵する価値が…
今日の北斗市は朝から小雪が舞う電気でしたが明日は東京に移動します。
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