弊社は、社長も含む全社員が毎日、「いつ何処で何をどうしてどうなったか」の業務報告を提出し、総務課が編集して翌日、昼までに全社員が閲覧できるようにしています。この業務報告には、自分の主観を挟まない事が必須です。
家づくりの仕事では、1人で出来る仕事など殆どありません。
一番多いのが、問題が発生して関係者に連絡する際、自分の主観が先んじてしまう事です。
例えば、雨漏りがあったとの報告を受けた現場担当者は、あの屋根を施工した職人がダメだと結論付け、対応しようとします。
実際にはテレビのアンテナを取り付ける際に、アンテナ業者が屋根を破損させたのが要因でした。
報告は、現況把握を敏速で正確に行い、その内容に主観を刺し挟まない事が重要です。
客観的な報告を行った後に、「自分の私見」だと断ってから、自分の知り得る状況を伝達すべきなのでしょう。ところが自分の私見だけが先行し、対応する関係者を右往左往させてしまい、結果として問題解決を遅滞させる事が少なくありません。
人は、自分が見て、聞いて、感じた事が、脳裏にインプットされます。
したがって必然的に主観的な観点が先んずるのは致し方のない事のでしょう。
しかし、問題の発生要因は、1人の主観に及ばないところに在る場合が大半です。
会議などで課題に対する意見を求められれば、自分の主観で意見を主張する事でしょう。
今日は循環器科で定期健診を受けて来ましたが、お医者さんも微妙な診断を下す時は、仲間の医師が見解を述べあうそうです。思い込みや観念が正確な診断に邪魔をしている事もあるそうです。
業務報告書は、スタッフ全員の歩調を合わせるために実践しています。
上司に対する報告ではなく、スタッフ全員に報告する事で会社全体を鳥瞰的(客観的)に見る事が出来ます。
写真は先ほど撮った会社付近の風景です。
冷たい秋風に交通安全旗がはためいていて、主観、客観を問わず確実に冬に近づいています。

毎日必ず更新・社長携帯の一言ブログ
ファース本部オフシャルサイト毎日更新
家づくりの仕事では、1人で出来る仕事など殆どありません。
一番多いのが、問題が発生して関係者に連絡する際、自分の主観が先んじてしまう事です。
例えば、雨漏りがあったとの報告を受けた現場担当者は、あの屋根を施工した職人がダメだと結論付け、対応しようとします。
実際にはテレビのアンテナを取り付ける際に、アンテナ業者が屋根を破損させたのが要因でした。
報告は、現況把握を敏速で正確に行い、その内容に主観を刺し挟まない事が重要です。
客観的な報告を行った後に、「自分の私見」だと断ってから、自分の知り得る状況を伝達すべきなのでしょう。ところが自分の私見だけが先行し、対応する関係者を右往左往させてしまい、結果として問題解決を遅滞させる事が少なくありません。
人は、自分が見て、聞いて、感じた事が、脳裏にインプットされます。
したがって必然的に主観的な観点が先んずるのは致し方のない事のでしょう。
しかし、問題の発生要因は、1人の主観に及ばないところに在る場合が大半です。
会議などで課題に対する意見を求められれば、自分の主観で意見を主張する事でしょう。
今日は循環器科で定期健診を受けて来ましたが、お医者さんも微妙な診断を下す時は、仲間の医師が見解を述べあうそうです。思い込みや観念が正確な診断に邪魔をしている事もあるそうです。
業務報告書は、スタッフ全員の歩調を合わせるために実践しています。
上司に対する報告ではなく、スタッフ全員に報告する事で会社全体を鳥瞰的(客観的)に見る事が出来ます。
写真は先ほど撮った会社付近の風景です。
冷たい秋風に交通安全旗がはためいていて、主観、客観を問わず確実に冬に近づいています。

毎日必ず更新・社長携帯の一言ブログ
ファース本部オフシャルサイト毎日更新