豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

人に優しく自分に厳しさを…北斗市

2009-07-17 23:17:33 | ファース本部
私達は、他人の事が実によく見えるだけでなく、なぜかに気になるものです。
「人のふり見て我身を直せ」との言葉がありますが、他人の悪い点は、我身を律する糧になれば良いのでしょう。と言う自分自身がそれを糧にしているかと言うと怪しいものです。

聖書に「自分を許せ」という言葉があるのだそうです。失敗をした時、いつまでも自分を責めるのでなく、嫌な事はきっぱりと忘れなさい言う事だと思います。つまり、自分にも他人にも厳し過ぎるのは決して良い事ばかりでないと言う事でしょう。
悪い状況を引きずりながらいつまでもクヨクヨするよりは、きっぱりと諦めて次の段階に駒を進めなさいと言う事です。つまりは、禍を福に転じ「損してトクを取る」と言う事なのだと思われますが、ここで大切なのが自分の失敗で与えた人へのフォローなのです。

他人の失敗で自分が傷ついた場合は、寛大になれる自分しだいで対応が可能だと思います。しかし、自分の失敗で他人を傷付けた時は、その相手の立場になって誠意を尽さなければなりません。特に自分のせいで、他人の心を大きく傷をつけている事もあるのです。

このように他人に与えた心の傷は、外傷と異なりその程度を推し量る事が難しいのです。その与えた心の傷が、その人の自尊心や生きる気力まで削ぎ落とした例もあります。
田原総一郎氏が、深夜番組で「北朝鮮の拉致」の発言が提訴に至ったと言います。
北に連れ去られた拉致被害者が生存している事を前提に活動している人達にとって、生存否定の発言などは、どんな言語よりも傷ついてしまう事なのでしょう。
田原氏は、その状況を自分の事や自分の家族に置き換えれば、出来なかった発言であると思われます。

ジャーナリストの発言には、関係する人々の心情的な環境に、配慮の欠いた言葉を多く耳にする事があります。私も人前で話をする機会が多いのですが、その人の置かれた立場、状況、環境などを充分に知り得た上でなければ、心を傷付けてしまう事になりそうです。

今日の北斗市はスカット晴れ上がり函館山が涼風の中に佇んいました。
スカットしないのは、混乱模様にある政局のようです。
写真は、昨日に岡山県の林建設さんから届いた暑中見舞いですが、いかつい顔の林社長の顔に似合わない優しさを感ずる素晴しいプレゼントを戴きました。

今日は夕方から上磯中学校の学校評議委員会があり、校長先生や教頭さんがたと、道徳教育に関する意見交換を行って来ました。
上磯中学校は先生方の道徳観念が優れており、子供たちの落ち着きにその成果が出ているようです。

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