豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

前向き志向が絶対に得をする…五所川原~青森~木古内~北斗市

2009-07-13 21:21:26 | ファース本部
完成見学会の案内書を各家に配る際、ポスティングするのではなく、訪問して顔を見て話をして渡す方法を実践している工務店があります。
「失礼します○○工務店ですが、見学会のご案内にお邪魔しました」
普段、町会などの地域活動を懸命に行っている工務店の場合、それなりの信用と知名度があり、すんなりを受け取ってくれるようです。

ところが面識の無い新興住宅街を回ると、殆どが門前払いをされてしまいます。
10軒訪問して全部ダメの場合、悲観主義の人は、次の11軒目もダメだろうと予測し、この仕事は挫折してしまう事でしょう。しかし、前向き志向の方は、楽観主義者とも言いますが、10軒連続してダメだから、11軒目だと上手く行きそうと考えるのです。このような志向の人の行動は、挫折し難いのです。

楽観主義者は、無責任な行動に走りがちになるなど課題が無い訳でありませんが、物事を前向きに捉える楽観主義に、明確な目標方針を合わせれば必ず成果に繋がります。少なくとも悲観主義の方と、目標を持った楽観主義の方では、後者の方が、確実に成功の確率が高くなる事でしょう。

住宅業界は構造不況の真っ只中にあると言われ、家づくりを行う工務店経営者の多くが、仕事が取れない状況を嘆きます。建築する家の絶対数が減った事は事実です。だから仕事が取れないと思うのが悲観主義者であり、ますます路頭に迷う事になるでしょう。

前向き志向の楽観主義者の地域工務店経営者は、絶対数が減ったからこそ、数を売らない、地域工務店が造り育てる、本物の家づくりが求められのだと志向します。人の生活が在る限り、リフォームや新築の仕事が無くなる事など在り得ないと考えるのです。

今日は北斗市の本社から青森県五所川原市に日帰り出張をしてきました。
写真は五所川原の工務店、㈲シンエイ住建さんで撮りました。
社長の神 由志夫(じんよしお)さんと奥様の神 淑子(しゅくこ)さんです。
訪問中もリフォーム依頼の電話対応に追われていました。

神さんご夫妻は、リフォームを中心とした小さな工務店を経営しておりますが、ご夫妻から深刻だと言われる業界不況の雰囲気など全く感じません。
常に前向きで現在の環境を肯定的に受け止めておられる姿が印象的で、今日のコラムテーマとなりました。

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