豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

究極のエコを考える…北斗市~函館~羽田~東京東陽町~東京駅~新大阪

2009-07-08 21:39:30 | ファース本部
今日は弊社の東京事務所や、経営者研修会などでエコに関する内容の講演や意見交換を行いました。北海道から東京に移動するのに、本社の北斗市から函館空港に車で使用し、飛行機に乗り、モノレール、地下鉄などを利用して講演会場に行きました。

また夜にはタクシーと新幹線で新大阪まで移動してきました。この移動に使用するエネルギーは相当な量になります。例えばガソリン1リッター燃焼させると約2.5kgのco2を排出する事になるのです。ジェット機は時間当たり5000リッターの燃料を燃やすと言い、また電気を1kw使用する事で0.5kgのco2を排出しているのです。

私達は、エコをテーマにした家づくりとそのための活動をしているのですが、この移動で排出するco2は相当な量にのぼるのでしょう。今日の午後に、日創研の東京研修センター(写真)で講演しながら、我々が地球上で生存することそのものがエコに逆行しているような気がしてなりませんでした。

何気に使用する自動車、飛行機、新幹線で移動する事に大量のCO2を撒き散らします。しかしながら日常の生活に支障をきたす訳には行かないのでしょう。
今日のニュースでco2削減指数の国際会議が物別れになったと言う報道がなされています。

co2を削減するという事は、全ての産業に大きな負担を強いる事になるからです。
上記のように我々の出来上がった生活レベルを後退させる事も出来ず、かと言って国際条約を守れない場合、余裕のある国へ、多額の排出権購入の失費が嵩んでしまいます。

ハイブリット式自動車の登場で飛躍的に燃料効率が向上し、co2削減に多いに貢献する事でしょう。ところが住宅の冷暖房に使用するエネルギーは、家の性能を確立する事で半分以下まで減らせます。
私達が開発した住宅工法では冷暖房エネルギーの40%程度の削減できます。

その啓蒙のための移動にco2を撒き散らす事に躊躇いを感じない訳でありません。太陽光発電や風力発電、バイオ燃料にしても掛け声の裏側には、溜息が出るような事情を抱えているのです。少なくとも啓蒙のための啓蒙にならないように注意しなければ…

エコとは、私達自身が、上記のように自らの生活状況の中でいつの間にか放出している炭酸ガスの存在を意識する事だと思われます。明日は兵庫県内に移動を…

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