豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

自分に気付くという事は…北斗市

2009-07-11 12:45:25 | ファース本部
自分自身の実像を自分自身が見ることなど出来ません。今ではビデオやCDで見る事が出来たとしても、それはそのカメラの方向からの表面像だけなのです。
四方八方の表面と、内面的な姿を客観的に見れる人などは、存在致しません。

自分以外の他人は、表面からしか見てくれていないように思いますが、一部でも意外とその内面まで見透かされている場合が多いような気が致します。
つまり一番、自分を知らないのは、その自分自身なのです。
他人が羨むような良いところも、毛嫌いされる悪いところも…

どんな人間にも長所と短所はありますが、自分が感じている短所は、他人から見たら全く気にならない場合もあり、逆に自分の長所と思っていた事が、他人に多大な不快感を与えているのかも知れません。そもそも自分や他人を客観的に評価や判断などは出来ないもので、どうしてもそこに主観が入るのです。

自分の見た角度や、その時の状況、環境、心境などが正確な評価を阻害してしまう場合があるようです。つまり、他人も自分も客観的な批評などは期待出来ないと言えそうです。しかし、「どんな人間にも欠点はある、その欠点を見せないだけなのだ」と思える事が客観的で冷静な評価になりそうな気が致します。

大切なのは、自分の欠点を自分自身で正確に自覚し、それを少しでも直そうと努力する姿なのでしょう。人様から指摘を受けた時に中々素直になれず、その指摘する人自身が、その指摘にするに相応しい人なのかを問われそうな気がしてなりません。

人間の欠点は、時としてその人間的な味わいとして深みを増す場合もありますが、その味わいが他人や社会に迷惑をかけている事も少なくありません。
良い仕事の出来る人が、自分の欠点を知っていると、必然的に謙虚さが滲み出て大きな徳をもたらすとも言います。

然るに最も難しいのが、その自分自身の実像を知る事なのでしょう。それは、人から指導、批評、指摘されたのではなく、関る人との雰囲気と状況からの「気付き」なのでしょう。気付きは、自分の内面から自分自身を前向きな方向へ行動させるようです。

「本当の自分に気付く事」自分は意外と人から慕われていたり、また逆だったりと…
様々な気付きの多い一週間でしたが、写真の騙し絵に気付きましたか……
今日の午後からは、シリカゲル省エネの実験現場へ行ってきます。
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