臨時議会が開催され、補正予算の審議を実施。
総額 約45億7200万円の補正予算総額となり、審議の結果、可決・成立となりました。
主な内容は以下のとおりです。(個別金額は割愛)
〇国の住民税非課税世帯への10万円給付
〇上記で対応できない親族扶養などへの市独自対応
〇PCR検査センターの無料実施 年度末
〇上記センター移転費用(十日町 三の丸西側)
〇プレミアム付電子商品券 アプリ使用 プレミアム率50% 業種は飲食、宿泊、生活関連等
〇飲食店向けプレミアム商品券
〇米価下落対応による農業者支援及び園芸農家、畜産農家への支援対応
〇マイナンバーカード発行普及へ向けた取組み (コールセンター、申請窓口)
〇障がい者就労継続支援事業所への助成
〇保育士、放課後児童クラブ支援員への国の処遇改善
〇スマートインター周辺整備事業前倒し
〇3回目ワクチン接種関係費用
〇本沢橋の橋台流出防止策工事
〇除雪費用拡大による補正
などです。
現在、まん延防止措置の対象となっている山形市ですが、例を取れば飲食店は期間終了後にしか申請手続きはできません。当面の費用が捻出できないなど苦しむ方々への対応も必要です。
更には行政施設の休館等により運動や文化活動が当面出来ない状況となりましたが、健康不安や公共施設を利用しているスポーツ選手などへの影響も大きくなってます。
現在は連日過去最多を更新している状況ですが、ある程度数値が下がってきた段階で臨機応変な対応も求められます。
また原油価格高騰によるガソリンをはじめとする関連物価上昇や半導体不足による製品の納入遅れやウッドショックなどからの住宅価格の上昇なども国民生活に影響が大きい状況にもあります。
国・県・市などそれぞれの役割がありますが、2月半ばに次年度の予算内示、そして3月定例会での予算審議などと続く日程となります。
各種提言なども含め課題に対応した内容となるか注目しながら、臨んでいきたいと思います。