市議会臨時議会開催。
コロナワクチン関係では約11億円の補正予算の審議がありました。
報道等である通り接種時期の見込みは医療関係者が3月より、65歳以上の高齢者が4月より、基礎疾患を有する方や高齢者施設等の従事者及びそれ以外の方々はその後順次接種というスケジュールになるようです。
所属の厚生分科会での私からの質疑を中心にご報告します。
■ワクチン接種についてはクリニック、病院等を中心に集団接種についても保健所などを想定している。
■医療機関への予約やその調整等はどうなるかなどについては、予約システム及びコールセンター、クリニック等への直接予約などを含めて総合的に検討中。
■また、高齢者の移動手段や福祉施設入居者などの対応等では、今月中に示される実施計画に反映する。
■大規模な集団接種の可能性等について、スポーツセンター等を長期的に使用する計画の有無等については、現時点においては前述の通り保健所等を想定している。
■今後「接種券」を送付し、その後各人より予約して頂く方式をとるようですが、いずれ詳細の制度設計は実施計画に盛り込む。
…何にしても、制度設計の詳細が決まっていないと言うことでありましたが、市民の方々が期待と不安の中で過ごしている現状を鑑み、わかりやすい情報提供のあり方と十分な体制整備の構築を求めたところです。
■12月の一般質問でも提言をしておりましたが、PC R検査のかかりつけ医等への拡大や、ワクチン接種への対応などを含め医療機関、関係者への助成措置の拡大も求めましたが、答弁としては国への要望等を行っていくとの従来通りの答弁でありこの点については、時期を逸することなく対応を求めたいと思います。
本日の議会では、国の補正を受けての一人当たりの接種費用の計算などはあるものの、ワクチン接種の状況などを含めてかなり情報が不足している中での予算地審議でありジレンマもありましたが、詳しい制度設計をする時間がままならない中において議会説明をせざるを得ない苦労も組取れました。
また、旧大沼の関係では、店舗の1階の軒下部分などを利用した対応や建物維持のための一部修繕等の予算も盛り込まれました。
さらには、この豪雪の状況踏まえて除雪費用の補正予算での対応を可決したところです。
金曜日には、全員協議会で次年度予算の内示がされるわけでありますが、予算編成の方針に基づく新たな施策や市民生活の維持、向上などに向けた各種取り組み等についてしっかり確認しながら3月議会へ向かっていきたいと思います。