武田聡のビューティフルストローク

山形市議会議員「武田さとし」が、日頃の議員・政治活動や水泳関係の活動日記をつづっています。

判断

2018-06-01 | 日記

5月7日に民進党から国民民主党へ移行されたのを受け、山形県連では地方議員がそれぞれ今月末までに身の処し方を判断することとなったいました。

私自身は、今回、国民民主党には参加しない判断をさせていただきましたことを報告させていただきます。当然ながら他党への入党なども全く視野に入れている事はなく、政党に属さない完全たる無所属という立場で今後行動してまいります。

理由について大きくは次の点からです。

国民民主党が掲げる緩やかな保守・中道路線の改革政党という点は一定評価します。また、生活者、納税者、消費者、働く者の立場に立ち、子育て、仕事、人生を楽しめる共生社会、そして現実的で効果的な政策を堅実に実行していくという基本理念も良いと感じます。

しかし、2009年の政権交代を果たした後の民主党は、内部争いや分裂、離党、急な数合わせの民進党への変更、そして極めつけは衆議院選挙直前での希望の党への合流と排除の論理での支持急落、その後党分裂という経過を見ても、国民のためを思う政治でなく、国会議員としていかにあり続けるかといった対応と映り、結果して国民の信頼を著しく欠くものとなり今日に至っていると感じます。

私が政治を志したのは、地方に光をあて「自分達のまちは自分達で創る!」という理想を実現したいと思ったからです。

 ・・・・そのためには単に中央から地方への冨の分配でなく、地域から湧きあがるチカラを興していくという思いが政策となり、それが実現できるのであればとの思いで政党の活動にも参画してきたつもりです。

しかし、ここ何年かのゴタゴタは私の想いとは大きくかけ離れていく中、今回の国民民主党の出発について、またこれまでと同じように「中央で国会議員同士が決めたので地方議員もそれに沿って・・」とする考えには、すんなりと了とする事は出来ませんでした。

したがって、現時点では地方自治の今後の在り方、そして政党との結びつきについて、自分自身を見つめなおし、考える時間が必要であるとの見解に至り、今回のこの判断をすることとなりました。

いままで以上に地に足をつけ、地方の発展と持続可能な社会づくりに全力でまい進したいと思っております。

ご心配をいただいております事にお詫びと感謝を申し上げますと共に、引き続きのご理解ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

武田 聡 拝

 


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