武田聡のビューティフルストローク

山形市議会議員「武田さとし」が、日頃の議員・政治活動や水泳関係の活動日記をつづっています。

山形の水泳をけん引した二人

2012-04-08 | Weblog
五輪選考会も本日が最終日ですが、大変レベルの高い記録が続出して盛り上がっています。東北出身者では加藤和選手(福島市出身:山梨学院大)が悲願の代表権をつかみました。ちょうど私が福島市勤務をしていた頃に彼女は全国中学を制して福島駅前に垂れ幕が飾られていて、福島に凄い選手がいるんだと知りましたが、その後も順調に記録を伸ばし、度々日本代表入りを果たしてましたが、前回の北京はわずかに代表を逃し、その後山梨学院大に編入しながら見事に前回の雪辱を果たした泳ぎは圧巻でした。本番でも東北地方に更に明るいニュースを届けて欲しいと思います。

そして山形県の選手では特に二人の選手が力を振り絞っての力泳を見せてくれました。山形市出身で高校の後輩にあたる庄司有太選手(山形DC)は200M個人メドレーで現役に復帰以来、最高タイムで準決勝に進み力泳を見せてくれましたが残念ながら決勝進出には至りませんでした。しかし、長きにわたり選手として活躍して、県内の若いスイマーたちにも勇気を与えてくれる泳ぎだったと思います。もう一人は鶴岡市出身の土岐健一選手。1500M自由形を中心に過去に高校生ながら日本選手権を制した逸材で北京も含めて県で二人目の五輪選手と期待されましたが、残念ですが今回で現役と一区切りという事のようです。二人とも長年山形県の水泳界をけん引し、子どもたちの憧れとして活躍してくれた選手であり、継続した努力とチャレンジ精神に心から感謝と敬意を表したいと思います。今後の人生においても様々な経験を生かし自分磨きを継続しながら頑張ってほしいとエールを送りたいと思います。