武田聡のビューティフルストローク

山形市議会議員「武田さとし」が、日頃の議員・政治活動や水泳関係の活動日記をつづっています。

ドラマの1週間

2012-04-06 | Weblog
五輪選考会も佳境にきていますが、昨日は大学の後輩にもあたる星奈津美選手(早稲田大4)がレベルの高い日本新を更新して代表を決めました。200mバタフライで2分4秒台の驚異的なタイムです。北京代表で鮮烈にデビューしてから日本のバタフライを牽引しています。昨年は世界水泳で100分の1秒でメダルを逃しましたが、かなりメダルに近い記録で、大きな期待がかかることになります。しかし、伝統の女子バタフライを引きつぎ、200mで初の金を取ってほしいと思います。

そして山形の水泳を長年牽引してきた庄司有太選手も個人メドレーに登場。社会人として指導をしながら出身クラブで練習してきた可愛い後輩君です。ぜひ納得のレースを期待したと思います。

そのほかにも優勝者だけでないドラマが沢山あります。33歳でベスト記録を更新し3位に入った100背1992年バルセロナ代表の稲田法子選手(セントラル)、、30歳で復帰したハギトモこと萩原智子さん(シドニー200背4位)など一線を退いてからチャレンジしている選手が沢山おり、いろいろなドラマが繰り広げられる五輪予選です。

コンマ0.1,2秒に泣く選手、4年に一度の異様な雰囲気の中で普段どおりの力を出せない選手、物怖じせずすばらしいパフォーマンスで新規に代表入りする選手など、各選手が夢に描いた五輪切符を求め、指先から足先まで全身全霊をかけて泳ぐ選手たちの力泳に心からエールを送りたいと思います。