あちら

あちらの私も活動してます。

先日、選手時代に国体で苦楽を共にし、競技の一線を退いてからは、指導者の道を歩んでいた後輩から、「今月でチーム（団体）解散する」という報告を受けました。

志を持ち、「選手の将来の夢を育てて生きたい」とよく話しを聞いていただけに残念で仕方がありません。

環境がない中で遠いところまでプールを借りて練習をしてきたようですが、利便性や会費等も含めて、運営が困難になったと聞き、がっかりしたところです。

他市の事例であり、批判じみたことを書くのはいかがとは思いますが、公共の温水プールがないという事実が生んだ事例でないかと思ってます。

今、地方財政はどこも赤字続きで、新たな箱物をつくるのは相当に困難な時代です。

しかし、子供の未来の夢を絶やさない、そして多くの人が健康な生活をしていくための施策は大変重要であると思ってます。
その舵取りを行政が先頭に立ちながらやっていくべきではと感じます。

その彼も行政に要望にいったり、様々な道を模索したそうですが、結果としてうまくいかなかったとの事でした。

結局何もしてやれない無力さを痛感しました。