迷走していた「たんなさん」のつぶやき

※個人の感想です・・・

視聴者がウンザリしていることに気がついたテレ東

2009年09月09日 | テレビ・ラジオ・マスコミ
鑑定団くらいしか見ないテレ東だけが気づいても意味がないというか、その前にテレビを見る習慣がなくなっちゃうかも。

日テレも食堂を無料開放している場合じゃないと思うよ。
24時間テレビでゴールできなかったイモトアヤコの126キロマラソンのゴールシーンをやらずに、選挙特番をやっていたことに怒っている視聴者は少なくない。
驕っているようだけど、このあと必ず反動があるので覚えておいたほうがいいよ。
視聴者がウンザリしていることに気がついたテレ東
 テレビ局もやっと「見る番組がない」という視聴者の立場になって考え始めている。
 テレビ東京が今週、10月期の番組改編を発表した。その会見で、福田一平編成部長がこう自戒をこめて語ったのだ。
「昨今、視聴者のテレビ離れが進んでいるといわれているが、よくデータを吟味してみるとテレビを見なくなったわけではなく、BSなどの番組に視聴者が流出していることがわかった。地上波は視聴率欲しさに金太郎アメのごとく画一的な企画ばかりになって、視聴者に飽きられている。警鐘を鳴らす意味でも、目の肥えた大人の視聴者のためにもご満足いただけるような企画を編成した」
 たしかに、ここ数年の民放のバラエティーはひどいったらない。お笑い芸人やタレントが大挙して画面に登場し、楽屋落ちの話や身内の話題などを出演者だけで楽しんだり、レベルの低いクイズ番組がズラズラだ。
 テレビがこれほどくだらなくなった時代は初めてではないか。
「テレ東の姿勢は大歓迎です。テレ東は4月改編でも経済バラエティー『ルビコンの決断』をスタートさせるなどして、大人が見られる番組を少しずつ増やしています。今回の改編ではその路線をより充実させようとしているのでしょう。応援したいですね」(東京工科大教授の碓井広義氏)
 10月12日から知的バラエティー「逆流リサーチ」、同15日から「空から日本を見てみよう」をスタートさせる。目が覚めたテレ東に期待したい。


●日テレが社食を5日間無料開放する
 ノリシオ事件(酒井法子、押尾学)、総選挙があって、夏枯れのはずのテレビ局が潤った。とくに日本テレビは視聴率がアップしたらしく、社員に9月7~11日の5日間は食堂が無料開放されるというメールが届いたという。
 無料で食べることができるのは500円程度のハンバーグなどのセットメニュー3種類。毎日食べたら、昼飯代2500円が浮くことになる。
 無料開放の理由のひとつは8月の月間視聴率の4冠獲得。もうひとつは8月第4週の週間視聴率の4冠獲得だ。
 番組で影響が大きかったのは29日と30日に放送された「24時間テレビ」とこれに続く「NNN総選挙特番ZERO×選挙2009」。「24時間」の30日20時台は30%を超えて、平均で16.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録した。時間内でゴールできなかった、イモトアヤコの126キロマラソンのVTRも放送した「ZERO」は26.4%を叩き出し、NHKを抜いてトップになった。
 ちなみに、「500円のタダ飯よりも1万円の大入り袋がいい」(日テレ社員)という声もあるなど、TVマンは社食開放をそれほど喜んではいないようだ。
(日刊ゲンダイ2009年9月2日掲載)