すずめ通信

すずめの街の舌切雀。Tokyo,Nagano,Mie, Chiba & Niigata Sparrows

第1022号 紅白歌合戦

2012-01-03 10:05:54 | Mie Report
【Mie】年末の紅白歌合戦。前回の「トイレの神様」や「ありがとう」といった感動する曲はなかったが、その代わり今回は東日本大震災と原発事故の被災地へ向け、東北出身の歌手や東北を励ましたり元気づける歌が多く、総じて東北への激励合戦という趣で、それはそれで良かった。

若い歌手やグループはほとんど知らない。AKB48やKARA、少女時代などが歌う曲も全く分からない。そりゃそうだろう。今年65歳になる年寄りが知っている方がおかしい。たしかに皆可愛らしい。でも個性がない。顔立ちが整っていて美形だが、みんなお人形さんみたいな顔、顔、顔…。

知らない歌手やグループ、耳慣れない歌の中で、数少ない演歌が妙に懐かしく感じられたのはやはり年のせいか。私はフォーク世代なので、谷村新司や堀内孝雄、南こうせつなどのフォーク歌手が出ないのはとても寂しいが、そういえば昨年もここで似たような感想を述べた。

彼らが一人も出ない中で、相対的に演歌が懐かしく聞こえたのかもしれない。団塊の世代が高齢化しつつある今、NHKはもう少しその世代にも配慮した出場歌手を人選してほしい。たかが紅白とはいえ、大晦日ぐらいしかじっくりと歌番組を観る機会がない私の率直な感想である。

(冒頭写真は紅白歌合戦フィナーレの画面を撮影)




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