まろの陽だまりブログ

顔が強面だから
せめて心だけでもやさしい
陽だまりのような人間でありたいと思います。

獺祭の店

2017年05月24日 | 日記

仕事の行き帰りに
いつも前を通る六本木通りの居酒屋。
まだ入ったことありませんが
店先に「獺祭」の菰樽がデーンと三つも飾ってあります。
今や手に入りにくい日本酒の代表選手格で
プレミア価格までつく人気の酒です。



獺祭は『だっさい』と読みます。
蔵元は山口県岩国市にある「旭酒造」です。
獺祭とはカワウソが捕った魚をズラリと並べて吟味することで
それがまるで祭りのようだという故事に拠ります。
二、三度しか飲んだことありませんが
上品で後味がスッキリして、なかなかいい酒ですねえ。
ちょっとフルーツのような香りがします。
日本酒の味の良し悪しは米粒をどこまで削るかがポイントですが
この脱際の精米率はなんと2割3分!
つまり23%だけを使って残りの77%は捨てているんですね。
うーん、なんともったいない!(笑)
私、取材で何度も蔵元を訪れて話を聞きましたが
23%の精米率は驚きというか脅威です。
削れば削るほど雑味は減るものの
削り過ぎたら米自体が割れてしまうギリギリのラインです。
その技術も凄いですが、当然、それだけ手間もコストもかかる訳で
純米大吟醸一本が、一万円以上するのも当然でしょうか。
私の体重もそれだけ手間とコストをかければ
スッキリ痩せるのでしょうか。(笑)

空前の日本酒ブームだそうです。
最近はもっぱらビールとハイボール一本槍の私ですが
たまには日本男児らしく
キンキンに冷えた「獺祭」の純米大吟醸で
腰を落ち着けて飲みたいものです。
よかったら、どなたかご一緒しませんか?(笑)