太田進研究室

太田進研究室の日々の出来事やその時に感じたことを記録していきます。また家庭での生活もつれづれに書いていきます.

LA旅行記2009 1

2009-09-19 | つれづれ
 5年半ぶりに留学していたLAに夏休みを利用し家族で来ています。

 3歳の娘が10時間の機内でどの様に過ごすかが、旅行前の懸案ごとでしたが、離陸とともに眠りに入り、着陸2時間前に目を覚ましトイレに行き、朝食を食べLAに到着という見事な機内での過ごし方でした。おかげで本人も元気にしています。

 さて、到着後レンタカー、携帯電話、GPS(カーナビ)を借り、一路トーランスという日本人コミュニティの多いところに借りたキッチン付きモーテルに向かいました。近くには日系スーパーもあり、食材や調味料を揃え、夜は焼きそばを食べ5時に寝ました。翌朝、5時に起きたため、約12時間寝たことになります。おかげで私も家内も娘も時差ボケなしです。

 早速、San Diegoのシーワールドに向かいました。約2時間かけ到着し、娘は道中ぐっすり寝ていたので、昼間も大変元気でした。シーワールドの見どころはシャムーショー(シャチのショー)です。大人が見ても迫力があり、留学中は年間パスを買い4,5回は来ています。娘は、予想通り怖いと言い出しましたが、なんとか席を立たずに済みました。その割には、あとからはシャムーを気に入っていました。

 今日(9/16)は、そのままサンディエゴに泊まりました。夕方は、留学時代の仲間であるSamに会いました。今は、UCSDで筋生理学の研究をしており、かなり活躍しています。ORSというアメリカの整形外科領域の基礎の学会のChairをしていると言っていました。ORSは、発表しようと思ってもなかなか発表をさせてもらえない学会です。さて、お互い現状を話しながら、娘とも遊んでくれ娘もすっかり気に入ったようでした。さて、その中でなかなかアメリカのシステムのように研究に専念できないというと彼は自分の給料もすべて自分のとってきた研究費から出ていて、研究費が取れなければ、研究以外の講義などを増やす必要があると言っていました。厳しい世界であることを再認識しました。来年、秋に京都にlectureに来ると言っていたので、来年の再会を約束して別れました。

 9/17は、シーワールドに行こうか、サンディエゴズーに行こうか大変迷いましたが、昨日のシーワールドのチケットで本日も入場できるため、シーワールドにしました。娘も今日は、水着に着替えて水にぬれてもよい状態でシャムーショーを見ると言っているので、もう一度シャムーショーを見ることにしました。昼からショーがあるのでそれまでイルカとオットセイへの餌やりをしました。エイへの餌やりもありましたが、顔が怖いということで全く近づくことができませんでした。

 シャムーショー後には、サンディエゴを立ちトーランスへ戻りました。ホテルで留学時代の仲間であるJuneと待ち合わせをして、韓国料理を食べに行きました。Juneは韓国人の女性ですが、彼女の家族を含め家族ぐるみの付き合いをしています。今は彼女の姉妹は、韓国にいるため会えませんでした。10月にはPhDが取れるということで今後の進路について話をしました。僕のところでポスドクをと言われましたが、まだ修士の学生もみていないし、それだけの研究費がありません。

 さて、アメリカでは良くあることですが、ホテルのフロントに部屋の掃除を頼んでおいたのですが一向にやってくれません。フロントのスタッフが毎日異なり、その都度説明するのですが他の人に全く伝わっていません。このストレスは、アメリカ留学時代を思い出させます。

 9/18。今日は自分たちが住んでいたPasadenaに行きました。街並みを車窓から楽しみながら、Trader Joe'sでお土産を買いました。留学時代はお金がなく、買えなかったものが買える喜びを5年後の今、味わっています。その後、5月末に日本に来て大学でも講義をしてくれたDr.DeMuthの自宅に呼ばれランチを食べてきました。素敵なお宅でしたが85年前の家と言っていました。旦那さんは整形外科医ですが、物作りが好きなようでいろいろな作品(?)があちこちに飾ってありました。娘も彼らを覚えていて最初から楽しく遊ぶことができました。また留学するチャンスがあればもう一度という話をするといろいろな情報を教えてくれました。PhDがあるのでポスドクのチャンスはたくさんあるということです。12時に彼らのところに着いたのですが、気がつくと4時になっていました。楽しい時間でした。

 その後は、以前住んでいたところの近くの公園で娘と遊び、また近くのパセオコロラドというモールへ行きました。変わったところ、変わってないところを眺めて楽しみました。

 ホテルに帰宅し、部屋に入るとまだタオル交換もされていません。またフロントに言いに行くと、また違うスタッフでしかも自分の宿題のようなことをしていて、ちょっと待ってくれということです。日本では即、首でしょう。呆れて、一応話をしましたが、今日はダメの一点張りで終わりでした。さすがアメリカ。人々はリラックスしていますが、その反面、多くのことが非常にルーズです。まあこんなもんでした。留学時代も。



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