太田進研究室

太田進研究室の日々の出来事やその時に感じたことを記録していきます。また家庭での生活もつれづれに書いていきます.

4月上旬 in 2023

2023-04-09 | 研究室
 明日から新学期の講義が始まる.今日も授業の準備をしているが,できればペーパーレスにしたいところである.しかし記入する機会があることで,資料の空欄箇所を埋める作業が入り,座学で学生が聞いてくれる印象はある.内容で学生を引き付ける必要があることは重々承知しているが難しい.基本は,PTやOTになりたいと思うモチベーションのため,講義の中でいろいろと説明をしていきたい.最近は,OB,OGと話をしていると,開業や他の仕事をしている卒業生も多くおり,PT,OTを持っているからこそ,他のやりたいことにチャレンジできるという印象を強く持った.

 さて,前回のブログが12月でしたのでかなり情報が遅くなったが,共同研究などで下記の論文の採択や掲載がされた.
・鈴木隆史,太田進.高齢者の車椅子座位における仙骨座圧及び骨盤前傾に対する形状記憶合金コルセットの装着効果について.日本義肢装具学会誌.2023;(in press).
・Yasui J, Ota S, Kurokouchi K, Takahashi S. Preoperative loss of knee extension affects postoperative knee extension deficit in patients with anterior cruciate ligament reconstruction. Orthop J Sports Med. 2022; 11(2) :23259671231151410. doi: 10.1177/23259671231151410.
・Ohko H, Ota S. Sex-based differences and relationship with the restricted knee flexion angle due to aging: a comparative study. BMC Musculoskeletal Disorders. 2023 (in press)

 その他,2報が査読中,1報がrejectからの修正中,その他準備中である.昨年度および本年度の修士修了者も英語論文投稿に向け,お尻を叩いていく予定である.

 学部4年生3名で1研究の学部研究も実習前に倫理申請書が提出できた.片足ジャンプ動作の3次元動作解析でdraw-inとBracingとコントロールの比較をする予定である.

 修士は新しく2名が太田研に入ってくれた.それぞれおおよその研究テーマは決まっているが,まずは私のとの押し問答(ディスカッション)で方法論を絞っていく.

 本年度は,少しずつ外に向けた研究を開始していきたい.