10月上旬から中旬 in 2019

　10/26の卒業研究発表に向け，学部4年生は最終段階の発表スライド作成に入っている．例年より1週間ほどペースが遅く，ぎりぎりのペースである．実習とどちらが大変か聞いてみたが，実習の方が大変という声は聴かれなかった．外部の対象者のリクルートや新規機器による計測などにより遅れを取った．遅れに関しては仕方ない．ディスカッションを繰り返しながら作り上げていき，その途中でどのような論文を探すべきかを伝えるがその時間がないことが残念である．今は，朝と夕方の2回，発表してもらい少しずつ修正し進んでいる．

　時に，講演依頼があり，PTや地域の方々に講演をする．自分の研究結果や学会などで新しく仕入れた情報などを，話したくなってしまい，頑張ろうと思うほど講演がぼやけてしまったという経験もある．やはりオーディエンスのホープやニーズの把握が大切とつくづく感じる．私が何を話したいかではないということである．

　さて，院生を含め，研究生，学部学生や研究チームとの研究で，先の卒論を含め，修士論文，倫理申請など添削依頼がこの時期集中している．また続けて国際雑誌からの査読依頼が複数件．最初の1件のみ受けて，あとはtoo busyとさせて頂いた．そんなこんなで自分の論文の筆が進まなくなってしまった．一つは投稿中であるが，一つはrejectから戻りずっと温めている．