太田進研究室

太田進研究室の日々の出来事やその時に感じたことを記録していきます。また家庭での生活もつれづれに書いていきます.

9月中旬から10月中旬

2017-10-21 | 研究室
 日々忙しいです.

 9月中旬は,講義が始まるまでに科研申請の準備と研究の実施と思っていましたが,なかなか進まず,9月下旬からの講義が始まりました.

 そんな中,ご縁があり知り合いになったベトナムのケア人材が専門の先生と情報ネットワーク(遠隔リハ)の先生と親睦会を行った.他部門の情報はいつも興味深いものである.今回の科研のテーマの一つにIoTを入れたので,早速,研究分担者に入って頂いた.

 研修会の参加としては,9/28にありましたshoulder and elbow meetingに参加した.腱板損傷修復術後の脊損症例で必須のプッシュアップ動作時の腱板への負荷に関して,理学療法の分野では議論となった.以前,サンディング動作の腱板ストレスを調べたことがあるが,論文が不十分であった.もちろん,プッシュアップ動作は,更に限られてると思われる.現在使用している筋骨格モデルを修正して,その辺りの研究ができればと感じた.

 9/30は,名大膝肩スポーツ班の研究会に参加した.大学院で行っている肘関節の靭帯モデルの発表を修士の中村君にしてもらった.横浜から本分野のご高名な先生もたまたま参加されており,非常に重要なご意見を頂いた.かなり運がよかった.

 10月は,後期の講義が本格的となり,かなり忙しい毎日となっている.講義と講義の準備の合間に科研の申請書を作成しているが,脳が疲れてくるとクリエイティブなことは困難となる.申請書の締め切りももうすぐですのでもうひと頑張り.

 さて,この時期に最も優先順位を高くしているのは,卒論.私の学生への要求も高いので学生は苦労している.3チームあり,入れ替わり立ち代わりに私の所に質問に来る.一日中大学にいて,自分の時間は昼食の10分ということも珍しくない.3チームとも方向性は決まっており,結果はでているので,後は論文検索をしっかりして考察を膨らませること.当日が楽しみです.

 10/14は,名古屋大学理学療法同窓会の30周年記念が行われた.今回は,若い同窓生が全部準備進行をしてくれた.昔のメンバー,同級生,教え子,そして恩師ととても楽しい時間を過ごせた.2時間はあっという間でした.お客さんで参加できるのは楽で良いですね.幹事さんありがとう.

 最後に毎年恒例の太田キャンプは,12/2(土)に星城大学で行います.こちらは万年幹事です.