太田進研究室

太田進研究室の日々の出来事やその時に感じたことを記録していきます。また家庭での生活もつれづれに書いていきます.

臨床実習とPCとBoston

2010-04-30 | 大学
 4/26から本校4年生の臨床実習がスタートしました。朝から私もそわそわして大学に向かいました。今日は講義もないためいつもでしたらジーパンでしたが、今日はもし何か実習であった場合を考え、スラックスをはいて8時30分までに大学に確実に到着するようにして行きました。いつものようにそこそこに電話がかかってきます。また現在、月曜日は私しか電話を取る人もいません。昼間で待っても特に実習に関する電話はなくホッとしました。その後もありません。皆、順調にスタートを切れたようです。患者さんと接する時にオスキーは役に立っているでしょうか。そう願っています。昨年、オスキーを受けた現院生はオスキーを手伝う事によって、その裏舞台を見て初めてその準備にかかる時間や手間を感じたようでした。月曜日の夜は、オスキーの手伝いをしてくれたTAと情報交換の食事会をしてそのように聞きました。

 さて、本日4/30は、休みを取ろうと思っていたのですが、28日帰る直前にNortonのupdateができたいないことに気がつきました。確認した所、ウイルスではないかとのことでした。休み明けに対策を考えようと思っていましたが、すっきりせずPCのウイルス対策で大学に向かいました。結局、ウイルスではなく、Symantecで何かロックがかかっているようでした。一度アンインストールをするのですが、アンインストールにパスワードを求められ、益々ウイルスの感が強くなりました。しかし、ネットでそのパスワードはそのままSymantecと書かれているものを見つけ、アンインストールが無事にでき、またインストールをしました。PCが、ウイルスでなんともならない時は、PCの初期化と言われますが、すべてのソフトを入れなおさなければなりません。まさに1日仕事です。PCに振り回されないようにしたいものです。改めてウイルスソフトのアップデート(ウイルスソフトは勝手にやってくれます)とWindowsのupdateは必要と感じました。特にwindowsのupdateは自動更新では、やり切れていないのでやはり手動で行う必要があります。現在、4台のPCが大学にありすべてのupdateとウイルスチェックをしました。やっぱり1日仕事でした。

 また、今日は朝、ボストンの林先生から電話がありました。朝7時からの打ち合わせがあり、5時台に家を出ないとといけないと言っていました。留学してまだ1ヶ月ですがすっかりルーチンの仕事があるようです。何もしていなかった私の留学1ヵ月後に比べるととても充実しているようでした。ただ少し疲れているようなことも言っていましたので、日本人気質で無理せず、少し悪ければ主張した方が良いかもと話をしました。

DIYと助っ人

2010-04-25 | 研究留学回想録
 2002.4.10.先日、依頼したIKEAの商品が届きます。朝9時から夕方の5時まで配達すると言われ、せめてAMかPMを教えてくれと言っても無理でした。昨日買った電話を取り付け、インターホーンで確認すると確かに使えました。これで、IKEAを待つ準備は万端です。何時に来るかと思っていたところ、何と8時に来ました。あんなに長い時間設定をいいながらその中にも入っていません。すごい国だと思いました。でもうれしい誤算でこれで一日有効に使えます。ただ、問題はそれらの商品はすべてDIY(Do it yourself:自分で作ってね)です。しかも、工具はあるものとして、説明書は書かれています。結局、それらの購入も必要で、夫婦で一日がかりで作成でした。日本のように小物が自作ではなく、大きなものも自作です。

 さて、今日は日本から家内のお母さんが助っ人で来てくれました。生活の準備の手伝いともし何かあった時のために一度ということでツアーを使い来てくれました。翌日から一緒にCOSTCO、マルカイ、Targetといろいろなショップをはしごをして、生活の準備が加速しました。またその翌日には再度IKEAに行き、ダイニングテーブルを購入。配達は頼まず何とか車に入るかと思ったのですが入らず。しかしシートをすべて倒したところ入ったため、家内とお義母さんをIKEAに残して私が往復をしました。そんなこんなでやっと生活の準備が整ったのでした。

FDと中部大学とKKS

2010-04-25 | 大学
 3.21。FD(Faculty development:大学教員の教育能力を高めるための実践的方法)の一環として、保健学科長と副学科長4名の所信表明がありました。昨年度の目標と実施内容、結果、今年度の目標などを盛り込んで説明して頂き、今後保健学科ば目指していくことが分かりやすく、モチベーションが高くなるものでした。科学研究費の採択率や学位の授与率など、詳細な評価項目が、保健学科の重要な評価となる事も再確認されました。

 さて、今週は工学部の大日方先生の所に、本専攻の鳥橋先生と訪れ研究の話をしてきました。新しい流れが出来そうです。

 3/23には、本専攻の石田先生と名古屋学院大学の肥田先生と3人で中部大学に行って来ました。3月まで助教でみえた加藤先生が准教授で中部大学に赴任され、見学させてもらってきました。キャンパスは全国2位というすばらしいキャンパスでCafeやスガキヤ、マックなどもあり、緑も多く高台のため見晴らしも良いところでした。また、なんと茶室もありました。我が大幸キャンパスとの違いは歴然です。そちらで、私の大学院時代の指導教員である猪田先生にもお会いして、メタボリックかつ変形性膝関節症の方の治療に関する研究ですっかり長居をしてしまいました。理学療法学科のある棟ももちろん新しく加藤先生も居室をもらっていました。でも、チーム助教の共同部屋も懐かしんでみえました。

 24日は、夕方から朝日大学の研修所で名古屋大学膝・肩・スポーツ(KKS)斑の研修会があり、私一人だけ整形外科医師以外で参加しました。家内も穂の国PECS研究会という会の代表をしていて、そちらの集まりがあり重なってしまったため、宿泊せず帰宅する旨をお伝えすると東海地区で活躍される膝肩スポーツを専門とする整形外科医のそうそうたるメンバーの中で一番最初に話をすることになり、頼まれていたアメリカ留学時代に行ったACLに関する発表をしました。皆さん、興味深く聞いてくださり、雰囲気も大変フランクで楽しいものでした。これで、皆さんと顔合わせもでき、今後も大学で行われている膝肩スポーツ班の検討会にも出席しやすくなったように思いました。太田研究室のメンバーも連れて行こうと思います。ただ、夕食(うなぎ)の前に帰ってきたのが残念でした。

豊田講堂と新歓コンパ

2010-04-17 | 大学
 名大の主要な式典は豊田講堂で行われます。大幸キャンパスの私はあまり行くことがないのですが、4/15.16と続けて行って来ました。15日のAMはオスキーの結果のフィードバックがあり、その後グローバル30という名古屋大学の国際化に向けての話を聞いてきました。今後、どんどん国際化が進み我々教員も英語での講義は、近い将来必須になってくることを実感しました。さて翌日の16日は、若手と女性研究者を対象にした大型の研究費申請のできる最先端・次世代研究会支援プログラムの説明会に行って来ました。かなり多くの教員が参加しており、質疑応答も活気があり、申請することは決意しました。ちなみに、4年間で2億円です。今は科学研究費で3年間で約400万円の研究ですので、私としてはべらぼうに多い額です。取り合えずダメモトでと思っています。

 また、4/15は久しぶりにポールウォーキングのデイサービス応用研究メンバーが集まり本年度の計画を立てました。マンパワーとして学生の力がどうしても必要なため8月からのスタートを目指します。

 4/17。新歓コンパがあり、娘を連れて大学に行きました。昨年も学生に遊んでもらった事は覚えているようでした。ただ、お姉ちゃん、お兄ちゃんたちが遊んでくれると言っていたのですが、本人の中では保育園の年長さんぐらいをイメージしていたようでした。午後からバレーをしました。私は下顎骨骨折後1ヶ月ですので、バッシューは持って行きましたが見学としました。娘も学生たちとすっかり慣れ、しっかり遊んでもらっていました。その後は隣の生協の食堂に場所を移して歓迎会をしました。乾杯の挨拶をした後、乾杯は娘にしてもらいました。いろいろな出し物がありましたが、残念ながら18:20頃には帰路に着きました。毎度の事ですが、学生たちとのこの様なイベントは楽しいものです。下の写真はバレー後の一枚。新入生も少しは上級生と親しくなれたことでしょう。





 

OSCE(オスキー)

2010-04-14 | 大学
 今週はオスキー週間です。そして本日がオスキー当日でした。現在のスタイルになって3回目です。やっと慣れてきました。マニュアルも少しずつ修正して来ていますが、当日スムースに行くかいつも心配です。試験を受ける学生たちは前日までのみならず、当時の朝も熱心に患者さん役に対して治療者としてどのように接して行くかを練習していました。オスキーの目的は、当日の出来不出来のみではなく、それらの練習によって実際に臨床実習に出て患者さんと直接接する時に、その導入がスムースに行くことです。オスキーのために、自主的にそれらの練習をすることこそ、本学習の目的と言えます。今年も十分に練習していたように思います。実習に出た時にきっと実感することでしょう。

 オスキーの準備も大変で、当時の運営も気を使いますが、その後の解析にも随分労力を使います。しかし、年々と解析のエクセルのフォーマットが充実してきています。また事前にそれらのファイルを担当TAに渡していたこともあり、かなりスムースに行きました。試験を受けた学部学生たちも明日、フィードバックされる個人成績表を見てきっとこちら側の労力や意気込みを感じてもらえると信じています。

 1年の中でも私にとって長い1日が終わりました。ただ、緊張しまくっていた学生たちはもっと疲れていることでしょう。