太田進研究室

太田進研究室の日々の出来事やその時に感じたことを記録していきます。また家庭での生活もつれづれに書いていきます.

JOSKAS2013

2013-06-24 | 研究室
 JOSKASが先週の木曜日から土曜日まで札幌市のコンベンションセンターで行われた.私は,水曜日の夜から北海道に渡った.星城大学(新日鉄前)からセントレアまでは近く,18時台の出発であったが17時までは仕事ができた.

 さて,今回は下肢の捻り動作の解析で股・膝・足関節の回旋寄与率を報告した.女性は,振り向き動作の真ん中で股関節をあまり使わない,つまり膝に負担がかかりやすいのではというストーリーである.新しい3次元動作解析装置で計測し,こちらで(首都大学工学部長谷先生と工学部の学生の)作成したプログラムであったので,その質問が出るかと思い用意をしていったが,特に解析方法の質問はなかった.膝OAのセクションであり,座長からの質問を頂くこととなった.

 今回は,もと西武の工藤公康選手が講演をしてくれた.その後のレセプションの大倉山へも参加された.私もリフトでジャンプ台へ向かった.ジャンプ台の高さも圧巻であるが,着地後のスロープがとても短い.そんな印象であった.


 アクシデントが1つあった.M先生が乗られる予定の飛行機が機体の整備で遅くなるということで,座長に間に合わない旨の連絡を受けた.私がそれをスタッフに伝えたところ,私が座長となった.数題は,私にもなじみのあるものであったが,残りは診断,薬剤,まれな症例,解剖などの報告であった.自分の発表より緊張をしたが無事に終わり,終わってみると医師が中心の学会で座長をさせて頂いたことは,貴重な経験であった.

6月上旬 in 2013

2013-06-09 | 研究室
 前回のブログで紹介をしましたスポーツ傷害予防研究会は第48回を迎えました.内容も充実しており,臨床での疑問を演者なりに情報収集しその仮説などの話をしてもらいました.私は,下肢の段階的機能訓練として,実際にACL損傷患者さんの片足動作について,方向やサポート方法により段階的にできるのではないかという提案をさせてもらいました.今回,ビデオを撮ったことで気づきもあった.片足ジャンプをする時で壁に手をあてる場合,患側側と健側側でかなり違いがあった.杖と同じで健側側に壁がありそちらに手を壁にあてた場合の方がかなり安定が得られた.こんなに左右があるとは思わなかった.これも段階付の一つの分け方と思った.

 今週は,火曜日に動物を用いた研究の講習会を受けた.私はヒトの研究をしているが倫理委員のため講習会を受けた.

 木曜日は,国立長寿と藤田保健衛生の先生方と食事会.国立長寿では,リハのスタッフに今後お世話になる.名大の卒業生も参加し6名の楽しい会となった.

 6/8(土)は,午後から岡崎市の男女共同参画企画の「パパと一緒にパンを作ろう」に参加した.人気企画の様で24分の8組に選ばれたとのことであった.こんな感じのものを作った.ちなみに1つはアンパンマン.