太田進研究室

太田進研究室の日々の出来事やその時に感じたことを記録していきます。また家庭での生活もつれづれに書いていきます.

LA旅行記2009 5(総括)

2009-09-28 | つれづれ
 9/24に帰宅。翌日は、実習の帯同、9/27・28と理学療法学専攻の地球村研修。本日、昼前に大学に戻ってきたものの帰国後休みがないためちょっと疲れてきました。

 頭が働かないため、少し今回の旅行を総括してみます。

 食事:日本から出し醤油を持ちこみ、日系スーパーで油やマヨネーズ、おろしドレッシングを購入し、家内が作ってくれたため充実した食事でした。やはり食事が良いと疲れが全然違います。外食も自分たちの知っているはずれのない所や味覚の信頼のできる人(韓国人)の選んだところでしたためハズレは、なしでした。出し醤油などは、誰かにあげたかったのですが、最終日に会う人がいなかったため渡せませんでした。アメリカ人のおいしいは我々には合わないことが留学中に多々ありました。

 今回食したお勧め外食:LAの外食でお薦めは、PasadenaのHouston's、Baja fleshのBaja burrito chicken、Honkon pat tai(Noodle planet)、Jamba juice、お土産などのお店としてTrader joe's

健康:機内食を食べず、パンやせんべいなどを持参、もしくは搭乗前に食べる。腹8分目。到着日はとにかくすぐに寝る。

 子供(3歳):機内でDVDが効果的でした。「ポニョ」がとても効果的でした。

 ホテル:キッチン付きでもナイフがないことがある。これは困ります。我々は友人に借りました。

 お得情報:ホテルに無料の地図があるかも。日本のクレジットカードが使えないガスステーションがあります。現金にするか、他のステーションに行った方が良いかも。日本のクレジットカードでZip codeを求められたら使えないと思います。路上パーキングでカードが使用できるようになっていました。路上パーキングの番号を入力し、時間を打ち込みます。まだクオーターの所もたくさんあるので、レンタカーを借りて運転する人はクオーターをたくさん持っていた方が良い。

 以上、今回の旅行に関するブログはここまで(写真をアップするかもしれませんが)。

 

LA旅行記2009 4

2009-09-25 | 研究室
 今回の旅行最終日、9/22。朝はRedondo beachに行きました。平日の朝でしたのので、人はまばらでとてものんびりした雰囲気でした。pierを散策し、波が打ち寄せる所をみるなど、最終日の時間のない時でしたが、旅の最後には相応しいカリフォルニアを味わいました。

 レンタカーを返すため、空港近くのガソリンスタンドで給油をしました。ここは、ホームレスの人が給油の手伝いをしてチップをもらっているようでした。すなわち、あまり治安の良い所ではなかったようです。アメリカにも銀行口座を残しており、最初のうちは少しそちらのカードを使用していましたが、途中からは日本のクレジットカードを使用しました。一ドル90円ですのでこちらの方がはるかに得です。しかし、最後に寄ったガソリンスタンドは日本のクレジットカードは使用できませんでした。時々、そのようなスタンドがあるようです。幸い、アメリカのカードを持っているためそちらのカードで支払いしました。そのようなことが分からないと困るシチュエーションの一つと思います。

 帰りの飛行機は、2時間ほど娘は寝てくれましたが、残りは寝られず成田空港で借りたDVDプレイヤーで映画などを見て過ごしました。しかし、さすがに退屈な様で残り4時間ぐらいの時に「もう降りる」と言っていました。それでも、特に大きな問題もなく日本に着きました。

 最近は、機内食はあまり食べず搭乗前もしくは後に地上で食事を済ませています。その方が美味しく、体調も良いように思います。

 夕方4時に成田に着いたためそのまま日航ホテルに宿泊しました。また、7時ごろから朝6時まで家族3人ぐっすり眠り、これまた時差ぼけなしでした。朝食は、バイキングでやはり日本食が落ち着くとしみじみ感じました。

 空港でスーツケースは宅配サービスに渡してあり、翌日の3時から5時に着くと聞きました。我々は、結局翌日の2時半ごろ自宅に着き、言われたとおり3時にスーツケースが届きました。本当に日本はon timeですばらしい。

 約1週間の旅行で15人ほどの友人たちとランチ、夕食、お茶などを楽しみました。前にも書きましたが、今回皆に会ったことで各人との関係が強く確かなものになった感じがしました。

 留学が終了したときも、何か一区切りがついたような気がしましたが、今回の旅行も無事終わり一区切りがついた感じがします。留学から帰国して5年半。LAに行くたびに区切りがつくのでしょうか。明日からは次へのスタートと言った気持ちです。英語へのモチベーションも高くなり、もう一度留学という気持ちも湧いてきました。

LA旅行記2009 3

2009-09-22 | つれづれ
 9/21。朝、SusanのLabの見学に行きました。全国規模で展開しているPTとスポーツジムとスポーツのスキルを高めることを目的としたCatzという施設にUSCがコラボレイトしてできた複合施設でした。PTを行うスペースと研究施設とトレーニング施設(室内人工芝グランド)に分かれ大変興味深い施設です。まだ、研究施設は準備中でSusanの学生が中心にデータを取るようです。現在のSusanの研究テーマも聞いて、自分の行っているテーマや結果について話し合いもできました。また3Dシステムの機種別の特徴などの情報も聞くことができました。本当はもっとゆっくり研究の話をしたかったのですが、昼にmeetingがあるということで11時前には我々はCatzを離れました。今後、学生の見学などいつでもwelcomeとのことでした。彼女とは今後も研究にprivateに親しくしていくと思います。

 さて、その後、留学中に家内が通っていた語学学校の先生のBillと連絡が取れ、彼ともコーヒーブレイクを取ることができました。彼は若い時に政治家の秘書をやったこともあり政治の話が大好きです。今日も日本の政治の話を聞かれました。これが英語学習には大変役立った覚えがあります。自分の意見を言いやすいような気がします。他の語学学校の授業を受けた時に、醜いけどお金持とかっこいいけど貧乏と生まれ変わるならどっちが良いかと言って英語でディスカッションさせられましたが、内容があまりにチープでは英語を道具として使う意味がないように思います。そのような意味では、政治や各国の情勢の話は難しいようですが、意見交換をしやすく英語を道具として使うには、有効なテーマのような気がします。

 お昼は、留学時代は高根の花で手がなかなか手が出なかったHouston'sというステーキハウスに行きました。ここのribは、本当においしく今回どうしても食べたく旅行の最後にその夢がかないました。5年前と同じ素晴らしい味でした。

 さて、あとはPackをして帰国の準備です。3歳の娘を連れての旅行でしたが予定していた以上に友人に会い、LAを懐かしむ旅行となりました。特に生活をしていたPasadenaと住んでいたアパートは、懐かしく当時の苦労が思い出されました。留学の醍醐味は、研究や異文化に触れ生活をして得られるものとやはり世界中に友人ができることです。ましてやともに同じ時に苦労をし合った仲間で、決して表面的だけではない仲間です。その繋がりを今回の旅行で強く感じ、また今回会ったことでさらに確かのものになった気がしました。

LA旅行記2009 2

2009-09-21 | つれづれ
 9/18。午前中は時間があり、トーランスから南に向いパロスベルデスというリゾート地をドライブしました。午後からはサンディエゴで会ったSamのご両親に会いに行きました。留学中は、サンクスギビング、ハロウィン、クリスマス、イースターとあらゆるアメリカの年間行事の時に自宅に招待してくれました人です。まさにアメリカの叔父叔母です。今回は、事前にコンタクトを取らず、会えたらぐらいに考えていましたが、Samから我々に会うことを楽しみにしていると聞いて会うことにしました。1時間半ぐらいでしたが、ソファーに座りゆっくりとSamの母親のJeriと会話を楽しみました。その間、Samの父親のGregは庭で娘と遊んでくれました。Jeriは、もともとはNurseですが、病院のManagementに関する仕事をしていて、多くの日本人医師の留学の世話もしています。Jeriもまた私に再度の留学を勧めてくれました。給料も付けてくれるようです。

 さて、その後は私がいたLabのBBQ partyに参加しました。5年も過ぎているため知っている学生はいません。Faculty(教員)のみ知っている感じでした。留学時代のCo-workerであるSusanと久しぶりに会い、以前と変わらず楽しく冗談を言い合いました。また娘とbeachで遊んでくれました。Marina del RayというヨットハーバーでBBQ partyはあり、そこの砂浜で遊んだのですが、わが娘ながら随分贅沢な場所で遊んでいるような気がしました。BossのChrisとは、相変わらず自分のつたない英語で、意思疎通に時間がかかりますが、今後の連携の話をしました。軽く話をしたつもりですが、自分の研究室で来週話をしないかといわれましたが、日本に帰るので行けませんと答えておきました。ですが、何かつながった感じがしました。

 夕方はもうすぐPhDが取れる韓国人のJuneとポスドクが終わり台湾に帰るSam Chenと夕食を取りました。2002年から2004年の研究室は本当にみんながフレンドリーで、研究室を離れても良く遊んだと彼らは言っています。その通りで、随分彼らとはお互いの家にも行き来して遊びました。今は学生も多くあまりそのような雰囲気はないようです。今後は日本、韓国、台湾で研究も遊びもKeep in touchする約束をして離れました。今年の12月には彼らはLAを離れます。偶然ですが、今回の旅行は彼らにLAで会うのにとても良いしかも最後のタイミングでした。

 9/20。今日は朝からDisney landに出かけました。当日券を購入する予定でしたが、先日のBBQにSusanの友人が来ており、彼女はカウンセラーでありかつ、デザインもするそうで、デザインに関してはDisney landと契約をしているということでした。そのため我々と時間を合せ、彼女と一緒に一グループとして入場しました。その結果、我々は無料で入場できました。なんとラッキーな。

 結局、娘は3歳で少しでも怖そうなものは、チャレンジしないためものすごく限られたアトラクションのみ楽しみました。ミッキーとミニーに会えたことはうれしかったようです。

 本日の夕方は、家内の当時の語学学校の友達である韓国人夫婦の家で食事をごちそうしてもらいました。旦那さんは、建築家で奥さんは陶芸家という我々とは毛色の異なる仕事をしている夫婦です。しかしこれが、なぜかよく気が合い留学時代も順番にお互いの家に招待し合っていました。いつも自分たちの将来をどのように考えているかを話をして盛り上がります。本日も盛り上がりましが、娘と遊び娘の退屈を紛らわせるのに多くの時間を費やした感じでした。

 楽しみにしていたLA旅行も、明日1日を残すところです。明後日は一路帰国です。

 英語は、久しぶりに何時間も話をしたため、少ししゃべり易くなってきました。5年半のブランクがありましたが、ものすごいは忘れていないようです。子供はすぐに覚えるけど忘れるのも早い。大人は覚えることに苦労するけど、意外と身に付いていると言われることを少し実感できました。しかし、留学時代はもちろん、今回も通じずに悔しい思いや自分で納得できない思いを何度かしました。これが留学時代も英語を勉強しようと思うモチベーションにつながったことを覚えています。今もまさにそんな思いです。

LA旅行記2009 1

2009-09-19 | つれづれ
 5年半ぶりに留学していたLAに夏休みを利用し家族で来ています。

 3歳の娘が10時間の機内でどの様に過ごすかが、旅行前の懸案ごとでしたが、離陸とともに眠りに入り、着陸2時間前に目を覚ましトイレに行き、朝食を食べLAに到着という見事な機内での過ごし方でした。おかげで本人も元気にしています。

 さて、到着後レンタカー、携帯電話、GPS(カーナビ)を借り、一路トーランスという日本人コミュニティの多いところに借りたキッチン付きモーテルに向かいました。近くには日系スーパーもあり、食材や調味料を揃え、夜は焼きそばを食べ5時に寝ました。翌朝、5時に起きたため、約12時間寝たことになります。おかげで私も家内も娘も時差ボケなしです。

 早速、San Diegoのシーワールドに向かいました。約2時間かけ到着し、娘は道中ぐっすり寝ていたので、昼間も大変元気でした。シーワールドの見どころはシャムーショー(シャチのショー)です。大人が見ても迫力があり、留学中は年間パスを買い4,5回は来ています。娘は、予想通り怖いと言い出しましたが、なんとか席を立たずに済みました。その割には、あとからはシャムーを気に入っていました。

 今日(9/16)は、そのままサンディエゴに泊まりました。夕方は、留学時代の仲間であるSamに会いました。今は、UCSDで筋生理学の研究をしており、かなり活躍しています。ORSというアメリカの整形外科領域の基礎の学会のChairをしていると言っていました。ORSは、発表しようと思ってもなかなか発表をさせてもらえない学会です。さて、お互い現状を話しながら、娘とも遊んでくれ娘もすっかり気に入ったようでした。さて、その中でなかなかアメリカのシステムのように研究に専念できないというと彼は自分の給料もすべて自分のとってきた研究費から出ていて、研究費が取れなければ、研究以外の講義などを増やす必要があると言っていました。厳しい世界であることを再認識しました。来年、秋に京都にlectureに来ると言っていたので、来年の再会を約束して別れました。

 9/17は、シーワールドに行こうか、サンディエゴズーに行こうか大変迷いましたが、昨日のシーワールドのチケットで本日も入場できるため、シーワールドにしました。娘も今日は、水着に着替えて水にぬれてもよい状態でシャムーショーを見ると言っているので、もう一度シャムーショーを見ることにしました。昼からショーがあるのでそれまでイルカとオットセイへの餌やりをしました。エイへの餌やりもありましたが、顔が怖いということで全く近づくことができませんでした。

 シャムーショー後には、サンディエゴを立ちトーランスへ戻りました。ホテルで留学時代の仲間であるJuneと待ち合わせをして、韓国料理を食べに行きました。Juneは韓国人の女性ですが、彼女の家族を含め家族ぐるみの付き合いをしています。今は彼女の姉妹は、韓国にいるため会えませんでした。10月にはPhDが取れるということで今後の進路について話をしました。僕のところでポスドクをと言われましたが、まだ修士の学生もみていないし、それだけの研究費がありません。

 さて、アメリカでは良くあることですが、ホテルのフロントに部屋の掃除を頼んでおいたのですが一向にやってくれません。フロントのスタッフが毎日異なり、その都度説明するのですが他の人に全く伝わっていません。このストレスは、アメリカ留学時代を思い出させます。

 9/18。今日は自分たちが住んでいたPasadenaに行きました。街並みを車窓から楽しみながら、Trader Joe'sでお土産を買いました。留学時代はお金がなく、買えなかったものが買える喜びを5年後の今、味わっています。その後、5月末に日本に来て大学でも講義をしてくれたDr.DeMuthの自宅に呼ばれランチを食べてきました。素敵なお宅でしたが85年前の家と言っていました。旦那さんは整形外科医ですが、物作りが好きなようでいろいろな作品(?)があちこちに飾ってありました。娘も彼らを覚えていて最初から楽しく遊ぶことができました。また留学するチャンスがあればもう一度という話をするといろいろな情報を教えてくれました。PhDがあるのでポスドクのチャンスはたくさんあるということです。12時に彼らのところに着いたのですが、気がつくと4時になっていました。楽しい時間でした。

 その後は、以前住んでいたところの近くの公園で娘と遊び、また近くのパセオコロラドというモールへ行きました。変わったところ、変わってないところを眺めて楽しみました。

 ホテルに帰宅し、部屋に入るとまだタオル交換もされていません。またフロントに言いに行くと、また違うスタッフでしかも自分の宿題のようなことをしていて、ちょっと待ってくれということです。日本では即、首でしょう。呆れて、一応話をしましたが、今日はダメの一点張りで終わりでした。さすがアメリカ。人々はリラックスしていますが、その反面、多くのことが非常にルーズです。まあこんなもんでした。留学時代も。