太田進研究室

太田進研究室の日々の出来事やその時に感じたことを記録していきます。また家庭での生活もつれづれに書いていきます.

3月中旬から4月中旬 in 2019

2019-04-14 | 研究室
 3月は,3月9日に名古屋大学理学療法同窓会の定期研究会で,次世代の医療革新を牽引するデータ科学駆動型アプローチの現状と未来-新領域創生へ向けて異分野専門家たちがこれからなすべきこと-というタイトルで,松井佑介先生(名古屋大学大学院 医学系研究科 リハビリテーション療法学専攻 理学療法学講座 准教授)にご講演を頂いた.自分が今まで行ってきな研究を情報技術を用いて社会に還元する方法のヒントを頂いた.Data Scienceという分野の魅力と我々の研究領域との融合のアイデアも生まれそうである.

 3月17日には,豊橋創造大学金井章学会長のもと,愛知県理学療法学会が盛大に行われた.私は,新人賞の座長を行い審査もさせて頂いた.新人賞の発表は,当日行なわれた.既にオープンにはなっている.新人賞の発表は,上腕三頭筋の伸張性の低下があると肩関節のどの方向に制限が起こるかというテーマで,得られた結果に対してその理由を考察で展開していた.そのような考察は研究として重要な部分であり,それが入っていると感じた.

 本学では,学位授与式が3月21日に行われた.学部生と同様に私の修士院生2名も無事に修了した.2名は今からは英語論文作成である.

 4月に入り入学式が行われ新しい学生とも顔を合わせた.昨日は新入生オリエンテーションで新入生と東海記念病院で実際の臨床場面の見学をさせて頂き,大学に戻ってから新入生たちは課題に基づき,その内容をまとめ発表した.担当学生は,本学の特徴であるアドバイザー制度の縦割りグループで,3年生が発表の手伝いをした.私のアドバイザーグループはみんな高校までしっかりと運動部で部活をしている学生であり,元気はつらつであった.

 さて,研究に関しては私の研究論文で1報(なかなか採択されない)を,修正して投稿した.院OBの論文がMajor revisionで戻ってきた.これから丁寧に返事をしていかなくてはならない.N君の脳卒中の歩行改善膝装具の研究もなかなか採択されず,検討内容を絞りもう少しまとまったものに再修正をする.これらの論文も秋ぐらいまでに良い方向の決着がつくと良いが.