太田進研究室

太田進研究室の日々の出来事やその時に感じたことを記録していきます。また家庭での生活もつれづれに書いていきます.

大晦日 in 2012

2012-12-31 | つれづれ
 毎年、その年の目標を書いて、自分の机の前に張っている。今年の年間計画(目標)を見てみると、家内の安全、研究、精神的なことを書いてある。抽象的なことは、判断に困るが、研究で英語論文の採択に関しては、達成できなかった。何とか来年は複数の論文の採択を目標にしたい。
 健康面で、週に1回程度のランニングはしているが、12月9日の安城市シティ(10㎞)を欠場した。11月末に走る量を増やしたら膝痛(たぶん大腿四頭筋の膝蓋骨付着部の炎症?)に襲われたことにより、12月は走れなかった。小中学校の同級生と出場予定であったので、逃げたように思われている。来年はと、思うが10kmまで。それ以上は再起不能になりそうで、エスカレートしないようにしたい。

 昨年ボランティアで、陸前高田に行って以来、ずっと復興が気になっている。最近もAmazonなどで本を買う時は、少し高くても東北のものを購入している。日頃の買い物も地産のものか、東北のものを購入している。少しでも復興支援になればと思う。また、訪れてみたい。

 英検を受けるとも今年の年間計画に書いてあるが、全く実現せず。来年の目標に入れるかは未定。

 さて、今日(大晦日)は氏神さまの年行司のため夜の10時から12時まで神社で仕事(?)がある。忙しくなる前までのようであるが、新年は氏神さまの境内で迎えそうである。良いお年を。
 

2012 12月下旬

2012-12-29 | つれづれ
 子どもと同じで毎年、この時期を大変楽しみにしている。逆に言うとこの時期が過ぎると大変がっかりする。今はその楽しみのまっただ中である。

 16日からの週(先週は)、19日に保健学科の忘年会、20日に太田研の忘年会とあった。太田研の忘年会の前には、東京の大学からH先生に名古屋に来て頂き研究の打ち合わせを行った。名古屋駅の近くに貸会議室を初めて借りたが比較的お手頃な値段であった。H先生が来られる前に太田研で研究のディスカッションをした。4年生のSは、もともと名大物理の出身で修士まで修了している。関節モーメントの話を中心に力学の話になり、途中で彼に講師をしてもらいいろいろと教えてもらった。多くの疑問も生じたが、H先生(工学部、バイオメカニクスが専門)に解説をしてもらった。この手の話は大変興味があるもののなかなか突き詰めていくと難しく、また教えてもらえるような機会は今までになかったため興味深いものとなった。今回のKeywordは、外積とモーメントは同じ。これを理解するのも私には最初難しかった。しかし完全に物理、数学の話になり、今後、理学療法士のための数学、物理勉強会を開きたいと感じた。

 さて、今週末は、我が家のビックイベントXmasがあった。娘には事前に欲しいものを書いてサンタさんに手紙を書いてもらっている。そのため、変更はできない制度となっている。23日に私が気が付いたのだが娘の部屋のクリスマスツリーの下に「ここにおいてください」と書かれた紙を発見した。サンタさんは良い子にプレゼントを持ってくることは自覚しているが、一抹の不安はあるようであった。もちろん、希望通りのものをクリスマスの朝にクリスマスツリーの下に発見することにはなった。クリスマスイブは、ケーキを頼み忘れたからであるが、家内と娘でケーキを作ってくれた。You tubeでクリスマスソングを聞きながら夕食をとった。ついつい私の興味で山下達郎のクリスマスイブの流れるJR東海のCMバージョンを懐かしんで見ていた。

 クリスマス後の昨日このような手紙を発見したが、その目的の詳細は不明。





 25日は国立長寿のM先生と夕食を取った。今は、rejectされた論文の再々修正をしている。最近はreject慣れをしてきた。ただ、次はこのようにしよう、reviewerはどのように見ているかは少しず理解できるようになった。

 さて、今年も残りあと2日。もう一回、年内ブログを書こうと思いこのタイトルとした。

スポーツ傷害予防研究会2012年冬

2012-12-17 | 研究室
 昨日のスポーツ傷害予防研究会の内容は以下。

<発表演題タイトル>
1)膝関節靱帯評価であるTwisting testの股・膝・足関節の各回旋寄与について 名古屋大学 太田進
2)ハムストリングスの肉離れについて 向山クリニック 鳥居善哉
3)ベアフットランニングについて 弥生病院 相本啓太
4)腰痛の運動療法の方向の選択  主体会病院 上田 誠

今回も興味深い内容でした。

2012.11下旬から12月上旬

2012-12-06 | 研究室
 11月28日(水)、無事に卒業研究発表が終わった。2名の学生とも、りっぱに発表してくれた。質問に苦戦したこともあり、少し残念な思いも残っているようであるが、十分と思っている。通常ならすぐに卒論の作成であるが、今回は、床反力計の不具合もあり、力学データがどうしても欲しいため現在もデータ収集をしている。それと並行して卒論を書いているため学生はとても大変である。3年生のヘルプもあり、なんと進んでいるようだ。今週末が、卒論の1つの勝負時であり、私も本当は10㎞マラソンに出場予定であったが足の不具合(言い訳?)で欠場することにしたため、しっかり添削をするつもりだ。

 さて、11月末には、認知症に関する情報をいろいろと聞く機会があった。要約すると、1.認知症は現在300万人と言われているがもっと多い。2.今後、2名に1名は認知症になる。両親のどちらかは認知症になる、3.高血圧よりも糖尿病が認知症(特にアルツハイマー)と関連があり、中年期の糖尿病予防が重要、4.食事は、ご飯の量を減らして副菜(特に緑葉食野菜)を取るとよい、4.有酸素運動は有効、5.葉酸はサプリメントからでは効果がない、6.私の結論としては、高齢者は動物性たんぱく質も必要であり、どのような栄養の話を聞いても最後はバランスということになるので、食事はバランスとして、後は歩くこと。それをどのように歩くかである。専門が膝であるため、膝にやさしく脳に良く安全な歩行。今後の私の研究テーマの一つとなりそうである。

 本日、論文などに引用する図や文字などの範囲について悩んだ。結果的には、引用する図を掲載している出版社に確認するということであるが、比較的容易に引用しても良いような文面がエルゼビアから紹介されていた(エルゼビアのポリシー)。P7にこのようにあった。学術的なコメント、非営利目的の研究、教育目的のために引用する場合は、機関であれ研究者であれ、エルゼビアの許諾を求めることなく、以下を利用することができます。• 連続する100語未満のテキストの抜粋、あるいは合計300語以内のテキストの抜粋• 1つのジャーナル論文につき図表を2つまで、あるいはジャーナル1巻につき図表を5つまで。教えて頂いた千葉大のK先生ありがとうございます。また、K先生とのやり取りの中で私が知っていることをお知らせしたところ感謝されたのでここに記載する。person-first languageもしくはpeople-first languageという表現。人を対象とした論文ではそのような表記を求められることがある。英語表記の話であるがknee OA patientsではなく、patients with knee OAなど人を先に書く。参考までに。